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モンテッソーリ教育に期待される8つの効果|年齢に応じた教育内容と海外との違い

 

モンテッソーリ教育に期待される8つの効果|年齢に応じた教育内容と海外との違い

 

 

4:文字の読み書きする力をつける工夫

子どもは、「言語の敏感期」の時期に自分の周りで話されていることばを聞き獲得していきます。この言語教育は、子どものことばの発達に合わせたステップを踏み、語彙を豊かにすることから始まります。最終的にはことばの構成や文法にまで至ります。

また、手や腕をコントロールする力を利用して、文字を書くことも身につけられるような工夫がされています。

そうすることで、文字に興味をもった時期に自然に文字を書けるようになり、読めるようになっていきます。

5:無理のない算数教育

この教育では、基本的な数の概念を培います。子どもが生活体験を通して目にする車のナンバープレートや物の大きさや量に対して、体系的に学べる教具があります。

例えば、数字と小さな玉のセットがあります。数字の下に実際の数の玉を置くことで、視覚的に数の概念をイメージしやすくなります。

また、「金ビーズ」という教具は10個のビーズが棒状に繋がれています。10進法の理解から始まり、組み合わせることで立体の概念を培い、段階を踏みながら1000という量を捉えやすくなるメリットがあります。

 

日本と海外によるモンテッソーリ教育の違いとは?

日本では教育自由化が行われていません。モンテッソーリ教育を小学校以降の義務教育に取り入れることが難しいといった現状があります。そのため、「未就学児の為の教育」というのが一般的です。

日本でもモンテッソーリ教育を受けられる小学校はありますが、数えるほどしかありません。関東地区にしかないのが現状です。

海外では世界中の至る所に、幼稚園と小学校が一体化したモンテッソーリスクールがあります。また、アメリカやヨーロッパといった国では、小学校から大学までの年齢でモンテッソーリ教育が準備されているところもあります。

モンテッソーリ教育とはどのような教育か理解しておこう

モンテッソーリ教育とは、子どもに生まれつき備わっている「自己教育力」を前提とした教育です。教師は教え込むのではなく、子どもの自発的な活動を促し援助する存在です。

この教育法は、非認知能力の育成にも有効であると言われています。子どもの将来を見据えた教育として、これからますます注目されるでしょう。

 

 

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