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「あやとび」を練習するときのコツ12選|子供に教えるときのポイント

 

「あやとび」を練習するときのコツ12選|子供に教えるときのポイント

 

「あやとび」の特徴について

あやとびは、前跳びと交差跳びを、1回ずつ交互に行う跳び方です。腕と体の協調運動を鍛えられるというメリットがあります。前跳びの際に、縄が頭上にあるタイミングで腕をクロスし、交差跳びへ移行するのがコツです。

腕の使い方が重要な跳び方で、クロスするときは、肘が深く合わせるようにすると上手に跳べます。まずは前跳びの中に1回だけクロスして跳んでみて、慣れてきたら交互に行うとよいでしょう。

 

「あやとび」が子供にとって難しい理由3つ

あやとびは、複雑な動作を同時に行うため、子供には難しい運動です。

小学校で配布される縄跳びカードにも入っている技のひとつで、交差跳びに比べると簡単なように思われがちですが、あやとびが難関となる子供は意外に多いといわれています。

まずは、あやとびが難しい理由から学んでいきましょう。

1:集中力が続かない

大人の集中力が続く時間は、一般的に90分といわれますが、子供は短い時間しか集中力が持続しません。

小学校低学年では10~15分、高学年でも30分が目安とされています。たとえば、小学校の1授業時間は通常45分ですが、1コマの授業を10分~15分で区切った短時間学習を実践する動きも出ています。

 

2:反復運動は楽しさを見つけにくい

子供はさまざまな遊びによって、身体活動を経験していきます。小学校低学年の学習指導要領でも、「体つくりの運動遊び」が提唱されています。

幅広い遊びを経験したい子供たちにとって、縄跳びは比較的単調な反復運動であり、楽しさを見出しにくく、飽きないように大人が何らかの工夫してあげることも必要です。

3:複数の動きを同時にするのが難しい

幼児では、段階的に運動能力がアップしていき、5歳頃から走りながら跳ぶなど複数の動きができるようになります。しかし幼児~小学校低学年のうちはまだまだ成長段階です。

子供は普段、ジャンプするときは手を振り上げますが、縄跳びの場合は縄を回すために手を振り下げながらのジャンプとなり、より複雑な動きになります。それらを同時に行う難しさがあり、コツが必要となります。

 

「あやとび」を練習するときのコツ12選

縄跳びの中でも難しいといわれるあやとびを子供にマスターさせるには、多角的に成功するためのコツをおさえて指導する必要があります。

複雑なあやとびを練習する際に、縄跳びの基本的なコツも合わせて教えていくことで、レベルの高い他の技にも応用できるでしょう。

1:交差をするときに正しい位置になっているか

あやとびを成功させるのに重要なのは、腕をクロスする位置を意識することです。

腕のクロスが浅すぎると、縄の中が狭くなりうまく縄を回せません。逆に深すぎたりクロスした腕が身体から離れすぎたりすると、縄が地面から浮きすぎて跳べなくなってしまいます。

正しい位置はへその前で、深さは肘あたりまでクロスさせると跳びやすくなります。慣れないうちは思い切りクロスさせてみましょう。このとき、へそから腕が浮いていないかチェックしてください。

 

2:八の字を書くようにしてみる

片方の手でグリップをまとめて持ち、八の字を描くように腕を回しながら、左右の腕に縄を回す動きを覚えさせます。

片手八の字回しの練習で、クロスのタイミングや、縄が地面につくタイミングを掴みやすくなるでしょう。じっくり片腕ずつ動きを覚えることで、両腕の動きがシンクロしやすくなります。

3:タイミングを意識する

 

 

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