バイオリンを習い事にするメリットとは？子供の練習をサポートする方法3選

mokuji_dummy

バイオリンの習い事をする前に保護者が知っておくこと6選

バイオリンの習い事では、他の習い事とは違い、前もって楽器や弓などの道具を準備したり、習い始めてからも、子供と一緒にやったりすることがいくつかあります。ここからは、バイオリンの習い事をする前に保護者が知っておくべきこと6選を紹介します。

1：始める時期とは

バイオリンの習い事をさせるポイントとして1つ目は、何歳から習い始めるかという始めるタイミングについてです。子供用のバイオリンのサイズはボックスティッシュ程度の大きさなので、3歳くらいでも構えることができます。

1回のレッスンが30分程度なので、集中して練習できるかどうかも始める年齢の目安になります。幼児の場合は5分ごとに楽器の練習やリズムの練習などをする方法もあるので、3歳や4歳程度でもOKです。

2：かかる費用とは

バイオリンの習い事をさせるポイントとして2つ目は、レッスン費用などの月謝を含め、最初に準備する必要のあるバイオリン代など費用がいくらかかるのか把握することです。

バイオリンは子供用でも数万円程度はかかるので、中古品やレンタル、フリマで購入するという手段もあります。さらに子供の成長に合わせて買い替えが必要です。

楽器代や月謝だけでなく入会金、楽譜、譜面台なども最初に必要ですので調べておくと安心です。

年齢によって使うバイオリンのサイズが違う

バイオリンは年齢によって使うサイズが違います。大人用フルサイズが4/4ですが子供用は「分数バイオリン」と言い、子供の体格（腕の長さ）に合わせる必要があります。

6歳以上に適したバイオリンサイズは1/8、1/4、1/2で、1/2サイズは約130cm以下向けです。大人と同じサイズが使える身長目安は約145cmですので、早くバイオリンの習い事を始めるほど多くのバイオリンを購入することになります。

出典：お子様におすすめ！子供用分数バイオリンの選び方｜ヤマハ株式会社
参照：https://jp.yamaha.com/products/contents/strings/ac_violins/select-child/index.html

教室の平均月謝

高級なイメージのあるバイオリンの習い事ですが、月謝の平均としてはおよそ8,000～11,000円ほどの教室が多いと言われています。ピアノなど他の楽器の月謝とほぼ変わらないくらい、もしくは数千円高い程度となっています。

また、バイオリニストを目指すなどで有名な先生に師事する場合などは、金額がかなり違ってきますので、あらかじめ問い合わせて確認しておきましょう。

出典：ヴァイオリン教室の月謝はいくら！？値段の相場と教室の選び方を現役講師が解説するよ｜Arcoヴァイオリン・チェロ教室
参照：https://collabo-saitama.com/violin-lesson-fee/

3：教室の選び方とは

バイオリンの習い事をさせるポイントとして3つ目は、バイオリンのレッスン教室の選び方についてです。子供にバイオリンを習わせるため、選び方で重要なのはレッスン費用と自宅からの距離が主なポイントです。

長く続けるためにはレッスン費用が高すぎては難しく、自宅から遠い教室に通わせるのは時間的にも安全面でも不安な点が多くデメリットになります。

4：送り迎えの対応をする

バイオリンの習い事をさせるポイントとして4つ目は、送り迎えの対応についてです。ピアノ教室は近所にたくさんありますがバイオリン教室は数が少ないため、場所によっては自宅から遠い場所に教室に通うことになるかも知れません。

車での送迎が必要な場合もあり事前に保護者が対応できるかどうか検討が必要です。夫婦共働きで帰りが遅く子供の習い事に時間を合わせられない場合は、バイオリンは向いていないと判断しましょう。

5：チューニングをする

バイオリンの習い事をさせるポイントとして5つ目は、チューニングつまり調弦を行うことです。弦楽器であるバイオリンは温度や湿度などですぐに音が狂ってしまう楽器なので、演奏を始める前にはチューニングが必須です。

大人になれば自分で調弦ができますが、子供は自分で調弦できないため保護者がサポートしなければいけません。バイオリン教室では先生が手伝ってくれますが、自宅練習の時には全て保護者が行う必要があります。

6：自宅練習の環境を整備する

バイオリンの習い事をさせるポイント6つ目は、教室に通うだけでなく、自宅練習する時の環境を整備することです。マンション住まいの場合、騒音問題には特に注意しましょう。

バイオリン専用消音器を取り入れたり、それでも難しい場合は防音壁にしたりも必要です。自宅練習が難しい場合でも練習は継続する必要がありますので、車の中で行ったり、スタジオやカラオケボックスなどを利用するなどの工夫が必要です。

メリットがあるバイオリンを子供の習い事として考えてみよう