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国立小学校を受験するメリット・デメリットは?対策も紹介

 

国立小学校を受験するメリット・デメリットは?対策も紹介

 

面接では、「お手伝いをしていますか?」という質問がよく出されます。これは、与えられた指示をしっかり聞いて行動できるか、わがままな子どもではないか、人のために尽くすこどもかどうかを見るための試験です。

子どもと一緒に家事をすることで、保護者の様子を見ながら行動を真似、失敗や成功を繰り返すうちに、どうすれば上手くできるのかを、自分で考えて行動できるようになります。

一緒に家事をすることは、自立心の確立や、失敗しながらの学びとなり、入学後の学校生活においても大切になることを経験できるのです。

 

2:コミュニケーションを大切にする

国立小学校の受験では、コミュニケーション能力も重要になります。コミュニケーション能力は普段の生活から正しくできるように、練習することが大切です。例えば、「お母さん、お茶」「どうぞ」など、多くの子どもが言葉を省略的に使っています。

この場合、受験では「不合格」になってしまうことがあります。きちんとした言葉遣いをするためにも、「のどが渇いたから、お茶をいれてください」と言えるように練習することが大切です。このような言葉遣いは、子どもだけでなく保護者も同じようにすることが効果的です。

子どもは保護者の真似をするので、保護者がきちんとした言葉遣いをすれば子どもも自然に正しいコミュニケーションがとれるようになっていくでしょう。

3:基本的なマナーを身につけさせる

国立小学校の受験合格に大切なことは、公共のマナーを守ることです。特に、国立小学校に通う子どもたちは、電車やバスなどの公共交通機関を利用して登下校をするので、その際に周囲に迷惑をかけないようにするためです。

試験でもマナーに関する問題がだされることもあります。例えば、「バスの中で正しいことをした動物は?」「図書館で気をつけることはなんですか?」などです。

普段、ご家族で外出する際は、電車・バスに乗った時に気をつけることや、図書館や飲食店など公共の場でのマナーを身につけさせたり、教えることが必要です。マナーを守れたときには褒めてあげることも大切です。また、慣れてきたら、きちんと覚えているか確認するためにも、子どもに質問するのも1つの方法です。

 

4:試験会場の雰囲気に慣れさせる

国立小学校受験合格に大切なことは、試験会場の雰囲気に慣れさせることです。はじめての場所では、子どもは緊張して、自分の力を発揮できないかもしれません。

試験会場の雰囲気に慣れさせるためには、受験する学校の説明会や行事に参加することで、雰囲気に慣れさせることが必要です。また、試験の雰囲気に慣れるためには、模試試験を受けることも大切です。

子どもが当日、自分の力を発揮できるように普段から、実際の学校に行ってみる、試験の経験をさせるなど、「場慣れ」をさせることが必要です。

5:塾に通うことを検討する

国立小学校受験合格に向けて、塾に通うことも検討する必要です。やはり、家だけの学習では限界があり、課題によっては多くの子ども達と学んだ方がよい場合もあります。

塾選びは、子どもにあった塾を選ぶことが大切です。また、受験校の試験にある課題を教えてくれるかどうかも調べる必要があります。

塾の受験対策内容は、次のものがあります。「基礎力磨き、ペーパー試験への対策」です。これは、鉛筆の持ち方や思考の柔軟性を鍛え、ペーパーテスト対策に対応する力をつけてくれます。また、絵画や工作など表現力も教えてくれます。

次に「ルールやマナー集団での行動などのトレーニング」をしてくれる塾もあります。集団やグループで協力し合いながら課題をクリアできるか、リーダーシップを発揮できるかなど、家庭ではできない内容を教えてくれます。

「実際の面接対策や保護者へのカウンセリング」も行ってくれるところもあります。各志望校の試験傾向やカリキュラムなどを持っており、保護者と受ける面接の模擬を行ってくれます。また、子どもの今後の課題や家庭で取り組むべきごとなどもアドバイスしてくれます。

このように、塾は子ども入試対策の他にも保護者に対しても様々なアドバイスをしてくれるところもあり、家庭での学習もしやすくなります。家庭だけではできない集団での取り組みもあり、1つの選択肢として、塾に通わせることを検討することも大切です。

 

国立小学校の受験について把握しておこう

国立小学校の受験は、まず志望校を選ぶことが必要です。受験内容には、ペーパーテスト、製作課題、運動課題、口頭試験が行われ、面接は、集団の場合が多いです。

試験勉強は、年中から年長に上がる時期に試験の準備を始める人が多く、国立にいった先輩の保護者から話を聞いたりするそうです。受験校の数ですが、4校受ける方が多いと言われています。

しかし、試験や面接の出来がよくても、国立の場合最終的な合格は抽選で選ばれるので、どの学校にも合格出来ない可能性もあります。

国立小学校に受かる家庭の共通点は、学校の方針に賛同している方が多いことです。また子どもの場合は、挨拶や返事ができる、子どもらしさが出ていることが大切です。

このように、国立小学校は、学校によって試験内容も方針も異なります。志望校のパンフレットを取り寄せたり直接説明会や行事に参加して、子どもに合った学校を選ぶことが必要です。それから、受験対策を始めることも大切です。

 

 

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