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子供への愛情表現が苦手のままだとどうなる?愛情不足が及ぼす影響や克服法を解説

 

子供への愛情表現が苦手のままだとどうなる?愛情不足が及ぼす影響や克服法を解説

 

愛情不足の子供が表すサインについて解説しましたが、愛情不足のまま子供が思春期を迎えるとどうなるのか気になるひともいるでしょう。

 

ここでは愛情不足のまま思春期を迎えるとどのようになるのかを解説します。

 

親から自立ができない

親が過保護の場合、子供が親から自立できないと言われていますが、愛情不足の場合にも子供は親から自立できないことがあります。それは、子供の頃に親から受けることができなかった愛情を求め続けているからです。

 

親から自立できるのは、自立しても親は自分を愛してくれていると確信できるからだと言えます。しかし愛情不足のまま思春期を迎えると、自立する自信が持てるだけの愛情を親から与えられていないため自立することができないのです。

親からの自立心が強い

愛情不足で親から自立できない子供がいる一方、親から早く自立したいと考える子供もいます。親からの自立心が強いということは、親に甘えられないことがわかっていて、親に対して何も期待していないということです。

 

年下の兄弟がいる場合には早いうちから何でもできるようになる子供が多いですが、それは親が下の兄弟の子育てで忙しいことを理解しているからで、この場合は愛情不足ではないと言えます。

 

甘えられるけれど甘えないのとは違い、何でも自分でやって親を頼ろうとしないのは親に甘えられないと考えているからです。

 

不登校になる

幼稚園や保育園で子供が親と離れたくないと泣いているのを見かけることがありますが、これは母親と離れるのが不安で起きる母子分離不安というものです。

 

母子分離不安は一般的に小学校低学年までと言われており、思春期の子供には関係がないように思えます。しかし、愛情不足が原因で思春期でも母子分離不安になり学校へ行かなくなってしまうことがあるのです。

 

また親にかまってもらいたい気持ちから、興味を引くために不登校になることもあります。

非行を起こす

興味本位から非行を起こすこともありますが、愛情不足が原因で非行を起こす場合もあります。子供が悪さをするとその責任は親がとることになります。子供は非行を起こすことで親の愛情を確かめようとするのです。

 

子供が非行を起こしたからといって頭ごなしに?りつけるのではなく、なぜ子供が非行を起こしたのかを確認しましょう。

 

「何か悩みがあるの?」と子供に寄り添うことで、本音を話してくれることもあります。

 

苦手な愛情表現を克服するには?

愛情不足が子供にさまざまな影響を与えることを解説しましたが、愛情表現をするのが苦手だというひともいるでしょう。

 

ここでは苦手な愛情表現を克服する方法について紹介するため、子供の愛情不足を防ぐためにも是非実践してみてください。

子供をたくさん褒めることを意識する

子供を褒めるということは、子供を認めて受け入れるということです。そのため愛情表現が苦手なひとは子供をたくさん褒めることを意識してみましょう。

 

小さなことでもできたら褒めることで、子供は自信を持つことができます。このとき、どのようなことが良かったのか具体的に褒めてあげることが大切です。また上手くいかなくても努力したことを認めて褒めてあげましょう。

 

「生まれてきてくれてありがとう」と伝えてみる

子供を愛していても、言葉にしなければ伝わらないこともあります。そのため子供をたくさん褒めて行動承認するだけでなく、「生まれてきてくれてありがとう」「あなたがいてくれてうれしい」と子供の存在自体を承認する言葉を伝えることも大切です。

 

自分の存在が認められるということは、子供にとって自信になり、子供の自己肯定感を高めるでしょう。

少しずつスキンシップを増やしてみる

子供への愛情表現が苦手なひとが簡単に実践できる方法として、すこしずつスキンシップを増やしてみるということが挙げられます。

 

肌が触れ合うことで肌を通して愛情が伝わるため、子供は親に抱きしめられるだけでも親の愛情を感じることができるのです。いきなり抱きしめるのは難しいという場合には、頭を撫でてみたり、手を繋いでみたりして少しずつスキンシップを増やしてみると良いでしょう。

 

愛情表現が苦手なひとも毎日のスキンシップから始めてみよう!

 

 

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