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思春期で反抗期の女の子と親が接する際のポイント|子どもに起こる変化も解説

 

思春期で反抗期の女の子と親が接する際のポイント|子どもに起こる変化も解説

 

思春期の女の子は突然、周囲からの視線が気になるようになります。自分に起こる身体の変化が周囲にどう見られているのか、特に異性からの視線が気になるのが思春期です。

 

また、自分自身を客観的に評価するようになり、周囲の評価が気になり始めるのもこの頃でしょう。

 

6:友人関係に振り回されやすくなる

自分のことを客観視できるようになったことで、思春期の女の子は友達から認められたいと思う気持ちが強くなります。そのため、友人関係に振り回されることもあるでしょう。

 

当然、友人の大半も思春期の女の子であることから、不安定で複雑な友人関係となりがちです。急に仲が良くなったり、悪くなったりするため、友人関係に大きな悩みを持つのも思春期の女の子の特徴だと言えます。

7:周りの影響を受けやすくなる

自立と依存の間で心が揺れ動いているのが、思春期の女の子の心情です。そのため、些細なことでも周りの影響を受けやすいでしょう。

 

ただし、影響を受ける対象は保護者ではありません。保護者に対しては自立心が働いているため、反発につながります。主に影響を受ける対象は、自分が信頼する友人や異性以外にも、部活や学校の先輩などでしょう。

 

8:心の中での葛藤が多くなる

思春期の女の子の心の中はとても不安定です。些細なことが気になったり、自分の感情を上手くコントロールできなかったりすることに困惑することもあるでしょう。

 

「自立したい」と思う気持ちが強くなる半面、現実に置かれた自分の立場を思い知らされ、心の中での葛藤が多くなると言われています。そのため、意味もなくイライラして反抗的な態度に出てしまうのも思春期の女の子の特徴でしょう。

9:親への態度がきつくなる

思春期になると、保護者への態度が急にきつくなる女の子もいるでしょう。思春期の女の子の心の葛藤が多くなることは、前項で紹介した通りです。

 

その葛藤が生み出すイライラや、発散しようのない感情が、反抗的な態度になって現れていると言えるでしょう。

 

また、自立したいという気持ちが強くなることから、保護者の気遣いが「干渉」としか感じられず、保護者への態度に現れるのも思春期の女の子の特徴でしょう。

 

10:劣等感を抱くことが多くなる

思春期になると、女の子は自分を客観的に見るようになるのと同時に、何かと他人と自分を比較することもあります。そのため、劣等感を抱くことが多くなる傾向があるでしょう。

 

決して何かが劣っているわけではありませんが、どうしても自分が劣っていると考えがちなのが思春期の女の子です。

 

そして、やがて自分の得意な分野に目を向けたり、そもそも人間には優劣などないことを理解したりするようになれば、自然と劣等感は希薄になるでしょう。

思春期で反抗期の女の子と保護者が接する際の10のポイント

思春期はちょうど反抗期とも重なり、子どもへの接し方が難しい時期になります。思春期の女の子はイライラしていることも多く、ほんの些細なことで喧嘩になることもあるでしょう。

 

思春期における子どもの心の葛藤を理解するだけでも、保護者の接し方が変わるため、ちょっとしたコツをつかむことが大切です。ここからは、思春期で反抗期の女の子と保護者が接する際のポイントについて見ていきます。

  • ・子どもが尊敬できる大人であることを心がける
  • ・弱音をいつでも受けとめる
  • ・笑顔を忘れずに接する
  • ・子どもの意見を否定しない
  • ・干渉しすぎずに見守る
  • ・真剣に向き合う
  • ・保護者も子離れする準備をする
  • ・他の子と比較しない
  • ・子どもが冷静なときに話をする
  • ・一方的に叱らない

 

1:子どもが尊敬できる大人であることを心がける

保護者は子どもたちからすれば、非常に身近な存在です。そして、子どもは保護者のことをよく見ています。したがって、子どもが尊敬できる大人であることを心がけましょう。

 

難しいことに取り組む必要はありません。日常の言葉遣いやあいさつ、社会のルールを守る、身だしなみに気を使うなど、常識的なことを当たり前に実践するだけで、子どもにとって思想の大人になれるでしょう。

2:弱音をいつでも受けとめる

保護者は子どもを見守る存在であるのと同時に、弱音をいつでも受けとめる存在でいてあげましょう。弱音を受けとめてくれる人がいると、子どもは安心することができます。

 

このとき、「弱音を吐いてはいけない」と突き放すと、途端に子どもは不安になり心を閉ざしてしまうため、得策ではありません。また、保護者の弱い部分をあえて見せることで、お互いに本音で話せる関係になれるでしょう。

 

 

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