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離乳食中期はいつから始める?進め方や気を付けるべきポイントなどをご紹介

 

離乳食中期はいつから始める?進め方や気を付けるべきポイントなどをご紹介

 

離乳食中期には、初めて食べる食材が増え始める時期になります。そのため、食材選びに悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

 

離乳食中期に使用することができる食材は、米・パン類ではお米や食パン、コンフレーク、また、野菜類ではほうれん草、小松菜、チンゲン菜、きゅうり、大根、人参、玉ねぎ、とうもろこし、ピーマン、パプリカなど多くなっていきます。

 

魚介類ではしらす、かれい、たい、ひらめ、たら、鮭、まぐろ、かつお、めかじきになり、さらに、離乳食初期では食べられなかった肉類のうち、鶏肉を使うことができるようになります。

 

卵・乳製品も離乳食の献立に取り入れることができるようになるので、メニューの幅を広げていくことができます。このように使用できる食材が増える一方で、調味料類は使えないものが多いので料理する際には注意してください。

 

離乳食の栄養バランスと献立の組み方

食事の回数が2回に増える離乳食中期では、離乳食の栄養バランスが気になる人も多いのではないでしょうか。

 

栄養バランスは1回の食事に対してではなく、1日の食事で考えます。ポイントは、エネルギー源(主食:おかゆ、パンがゆなど)、ビタミン・ミネラル源(副菜:野菜や果物など)、タンパク質(主菜:納豆や卵、鶏肉、魚など)の食品グループを意識して献立を立てることです。

 

ただ、忙しい時や疲れている時には、メニューが同じになってしまったり、混ぜがゆになってしまったりすることもあるのではないでしょうか。

 

そうした時におすすめなのが、手軽な副菜や味付けになります。たとえば、柔らかくゆでた野菜を副菜にしたり、味付けとして削りかつお節を活用してみてください。

 

出典:授乳・離乳の支援ガイド|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

離乳食中期で気を付けるべき4つのポイント

離乳食中期では、初期の頃よりも初めて口にする食材の種類が増えていく時期になります。けれども、体の成長は未発達なため、食材を正常に消化する力が不足している時期でもあり注意が必要になります。

 

以下では、離乳食中期で気を付けるべき4つのポイントを紹介していきます。

  • ・食物アレルギーに注意する
  • ・赤ちゃんの便の様子に気を付ける
  • ・食材は必ず加熱する
  • ・母乳やミルクは食後に飲ませる

 

1:食物アレルギーに注意する

離乳食中期で気を付けたいポイントの1つが、食物アレルギーです。食材の中には、アレルゲンとなる物質を含むものがあるため、初めての食材を食べさせる時には少量にとどめておきましょう。

 

アレルギーを起こしやすい食材には、鶏卵、小麦粉、牛乳、そば、ピーナッツ、パイナップル、マンゴーなどがあります。また、蜂蜜は、乳児ボツリヌス症予防のために、満1歳を過ぎるまでは与えてはいけない食材になるので気を付けてください。

 

出典:離乳食は順調ですか(中期食)|会津若松市役所 健康増進課保健指導グループ
参照:https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2019061900028/

2:赤ちゃんの便の様子に気を付ける

使用する食材を増やし始めた際には、赤ちゃんの便の様子に注意しましょう。離乳食中期では、まだ消化する力が不十分なため、便秘や下痢を起こしてしまうおそれがあります。便に異変を感じたり、症状が続く場合には早めに医療機関に受診してください。

 

出典:5~8か月のうんち|公益財団法人 母子衛生研究会
参照:https://www.mcfh.or.jp/jouhou/unchi/5_8.html

 

3:食材は必ず加熱する

 

 

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