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モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の特徴|家庭での実践方法も紹介

 

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の特徴|家庭での実践方法も紹介

 

 

1:成長の周期を重視する

シュタイナー教育は7年を成長の1周期と考え、21歳までを3分割してその段階に合わせた教育を提唱しています。

 

7歳までは体を動かして意思を育む期間、14歳までは心と感情を育む期間、21歳までは自我が発達し、思考や知力、判断力を育む期間としています。

2:自然との関りから学ぶ

シュタイナー教育では屋外で植物や昆虫、野菜、果物などに触れながら遊ぶことを大切にしています。農作業や植物の世話などをしながら生命についても学ぶためです。また、自然と触れ合う体験から自然の営みを体系的に理解することが期待できます。

 

四季を感じながら野菜や果樹を育てることで、自分の周りの環境を整えることも学べます。生命と自然の理解だけでなく、仲間と行うことで協調性も育まれます。

 

3:自然素材のおもちゃを使う

感覚を重要視しているシュタイナー教育では、おもちゃも自然素材で作られたシンプルなものを推奨しています。素材は木、綿、羊毛、シルクなどで作られているものが多く見受けられます。

 

自然素材のおもちゃで遊ぶことで感覚器官に働きかけて豊かな想像力や感性を育てることが期待できます。

4:12年間一貫教育

シュタイナー教育は、同じ敷地や同じ学校で12年間学ぶ一貫教育を採用しています。受験に合格して高校に進学するなどはなく、小学1年生から始まり12年生まで続くので、期間としては小中高一貫教育と同じ期間です。

 

クラスは少人数で、シュタイナー教育独自のカリキュラムで12年生まで段階に合わせた学びを深めていきます。

 

5:同じ担任が長期間担当する

シュタイナー教育では担任持ち上がり制を採用していて、同じ担任が長期間担当します。これは同じ担任が子供達の成長を長いスパンで見守り、深く観察し、その時必要な学習や速度を調整することが可能であるからです。

 

また、子供達は同じクラスの仲間と長期間共に過ごして、節目を乗り越えていきます。心身共に大きな変化を迎える時期を一貫して見守ることは、子供達の感情を育てることにもつながります。

6:縦割りクラス

シュタイナー教育では縦割りクラスが採用されており、年齢差のある子供たちと同じクラスで学びを深めていきます。

 

クラスは大きな家族のような役割もあり、教えられることなく学校生活を通して社会性や、相手を思いやる心を育てていきます。

 

7:感性を伸ばす

シュタイナー教育で幼児期は主な人格形成が行われるという考えから、早期教育は行わずに子供の心を育み、感性を伸ばすことを重要視しています。

 

様々なものに興味を持って触れ、感覚器官を通して世界に出会っていくのがシュタイナー教育の考えです。また、クレヨンなどを使った色彩ある手仕事で芸術体験も行い、のびのびとした感性を育んでいくことを重要視しています。

モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を家庭で実践するおすすめの方法

モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を受けさせたいと考えていても近くに幼稚園や学校がないこともあります。

 

ここでは、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を家庭で無理なく実践できるおすすめの方法を紹介します。

 

モンテッソーリ教育を家庭で実践する方法

モンテッソーリ教育の目的は自立を目指すところにあるので、家庭で実践するのに向いてる教育法といえます。

 

具体的な方法としては、子供を自立した人間とみなして片付けや着替えなど、間違っていても親が口や手を出さずにやらせてみることです。他には着る服や、何を食べるか、どうやって行うかなどの選択を親が決めずに選択させてみます。

 

失敗や効率の悪いことも多いですが、結果がどうなるのかを考えるようになり、自立心が芽生えることが期待できます。

 

 

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