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いじめになる5つのライン|いじりとの違いと対処法もあわせて解説

 

いじめになる5つのライン|いじりとの違いと対処法もあわせて解説

 

加害者側に被害者をいじめようと思っていじめたのか、悪意がなく被害者がいじめと感じてしまうまでにエスカレートしてしまったのかは関係ありません。どちらの場合でも被害者が傷ついてしまった時点でいじめの加害者です。

 

4:いじめは犯罪なのか?

法律上で裁けるいじめは次の3種類です。1つ目はいじめ防止対策推進法上の「いじめ」、2つ目は民事上の損害賠償責任が成立する「いじめ」、3つ目は犯罪に該当する「いじめ」です。

 

法律上成立しやすいのは1つ目のいじめ防止対策推進法上の「いじめ」です。

 

出典:別添3 いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1337278.htm

5:いじめは悪口など軽易なものが多い

スマートフォン、タブレット、パソコンの普及やSNS利用者の普及に伴い、低年齢の子供でもインターネットに触れられるようになりました。その影響もあり、いつでも、どこからでも、陰湿で悪質ないじめを受ける可能性があります。

 

無視をする、陰口や暴言を話すことや、ネットで噂を流すなどがあります。こういったいじめのルール決めをSNSなどを使って、先生も保護者も見えないところでいじめを行っている可能性があります。

 

いじりからいじめになる5つの基準

いじりといじめの差はどこにあるのか気になるでしょう。しかし、どちらも本質的には同じ行為なのです。いじる側の冗談のつもりでも、実はいじられる側にとってはいじめと感じている可能性があるのです。

 

今回はグレーゾーンにあたる5つのラインをご紹介します。

1:流すことができるものはいじり

いじられていると感じた時に精神的にダメージが少なく、穏便に済ませようという気持ちが働いて、曖昧にして受け流すことができるのは、いじりです。

 

受け流すというのは、肯定するわけでも否定するわけでもない中立的反応なので、相手との仲をこじらせることなく無難な対処法です。

 

2:一瞬だけのからかいはいじり

授業が始まってノートを隠されるが、すぐに返却される場合は「いじり」になります。ノートを隠されても誰がやっているのか、すぐ返してくれる人なのかが分かっているためです。

 

すぐに返してくれることが分かること、している側もされている側もふざけあえるのならばいじりです。

3:いじりも長期的に続けばいじめになる

加害者側がいじりはコミュニケーションの手段と捉えていても、加害者側が無自覚のままいじりがエスカレートしてしまうケースがあります。また、いじられキャラの人も周囲の認識や期待によって、その役割から抜け出せなくなります。

 

ノートを隠すといういじりの場合も、長期的に続くと悪質化する可能性があります。授業が終わる頃に、やっと返却してくれたと思ったら、誹謗中傷的な落書きがされていたり、破かれていたりする場合があります。

 

いじりが長期化するというのは、それだけいじめに発展する可能性が上がると言えます。

 

4:いじりは1回で終わるがいじめは何回も繰り返される

 

 

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