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手のかからない子って?特徴8個といい子症候群に陥らないために必要なこと

 

手のかからない子って?特徴8個といい子症候群に陥らないために必要なこと

 

 

8:愛情不足を感じていることも

何でも自分でできてしまう手のかからないお子さんは、まわりの大人から『この子は1人でできるから何もしなくて大丈夫』と放置されやすくなります。

 

これは、保護者のかたの愛情を受ける機会が少なくなってしまうということを意味します。このため、自分は愛されていないと感じてしまうことも少なくありません。

 

こうしてもっと構ってほしくなったお子さんは、保護者のかたの目が届かないような場面でトラブルを起こしてしまうこともあると言われています。

手のかからない子はいい子症候群になりやすい?

いい子症候群とは、「いい子」であるがゆえに感情表現や意見を言うことなどができなくなってしまう状態を指す言葉です。長子によく見られます。

 

そしてこの状態にあるお子さんは、大人になったときに生きづらさを抱える「アダルトチルドレン」に陥ることが多いと言われています。

 

前述してきた手のかからない子は、「こうするとお母さん、お父さん、先生が喜ぶから」と、常に保護者のかたや先生の顔色をうかがって行動する傾向があり、このようないい子症候群に陥りやすいです。

 

原因となる保護者と子どものかかわり方

いい子症候群には人の顔色をうかがってしまう特徴があり、保護者のかたとのかかわりの中に原因があるとも言われています。

 

お子さんはひとりの独立した個人であるということを忘れてしまうと、一方的に自分の理想を押し付けてしまうことになり、お子さんはその期待に応えようと無理をしてしまいます。

保護者の子どもを思う過剰な言動

「そうするのが、あなたにとってもいいことだと思うよ」という助言は、一見するとお子さんのために良さそうですが、これを多用してしまうと、保護者のかたの期待を押し付けてしまいます。

 

この言葉を受けて育った子どもは、「自分には何もない」と大人になったときに不安になり何もできなくなる場合があります。

 

お子さんのためを思ってのことでも、それが過剰に積み重なると、お子さんにとってはいい子症候群の原因となるでしょう。

 

期待に応えようと過剰に空気を読む子ども

期待されていることがわかると、お子さんはこたえようと一生懸命になります。さらにそれを保護者のかたが喜ぶと次も期待にこたえようとしてしまいます。

 

「喜んでほしい、認めてもらいたい」といった気持ちから努力するこの連鎖が続くことで、より「いい子」に陥ってしまうでしょう。

いい子症候群の例4つ

お子さんはみんな、保護者のかたや先生から褒めてもらいたいものです。しかし「いい子症候群」に当てはまるお子さんは、それ以上に大人が不機嫌になることを恐れてしまっています。

 

こうして常に大人の反応をうかがう癖がつくため、自己主張ができなくなったり、自分の存在意義がわからなくなったりすることが多くなってしまいます。

 

1:自分を見失い判断力がなくなる

いい子に陥ると、保護者のかたの顔色を見る癖がついてしまい、自分の好みがわからず「何を選んでいいのかわからない」という状態になります。

 

また、保護者のかたの指示で行動を決められてきたお子さんは、自分で考えることなく、言動が受け身になりがちになってしまいます。

2:コミュニケーション力が低い

いい子でいると感情表現が乏しく、自己主張することが苦手になるため、人との関係性を築いていくことが難しくなってしまいます。

 

「本当の気持ちを言ったら相手の意思に反してしまう」と考え、素直な気持ちを口に出せなくなっている可能性もあります。これが原因で友達の少なさに悩んでしまうお子さんも多いです。

 

3:ストレスをよくない形で発散する

いい子は一般的に、保護者のかたや先生へ反抗することが多くありません。反抗には自分の意思をもち成長していく役割があります。そのため、反抗がないお子さんは、抑圧された感情を持っていることが多いと言われています。

 

こうして生まれるストレスは、いい子であればあるほど保護者のかたの目の届かない場所で発散しようとされることが多く、結果としていじめなどの望まれない形で発散されることが起こってしまうでしょう。

4:大人になってもトラブルの回避方法がわからない

 

 

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