子供でもできるドリッピングとは?筆やストローなど用意するものややり方を解説 子供でもできるドリッピングとは?筆やストローなど用意するものややり方を解説 - 2ページ目 (2ページ中) - chokomana
ホーム >

子供でもできるドリッピングとは?筆やストローなど用意するものややり方を解説

 

子供でもできるドリッピングとは?筆やストローなど用意するものややり方を解説

 

 

2:ストローで吹く角度を変えてみる

真上から吹いてみたり、斜めや横から吹くなど、ストローで吹く角度を変えてみるのもいい方法です。

 

どの位置からどのくらいの強さで吹くとこんな模様ができるのだと分かれば、イメージに近い作品を作る助けになるでしょう。吹きたい位置にねらいを定めて、角度を調整して吹いてみましょう。

3:2色使ってみる

単色でも美しい模様ができるドリッピングですが、2色、もしくは複数の色を使うことでさらに深みのある楽しい作品になります。同系色や反対色など、使う色によって印象もかなり違うため、いろいろ試してみましょう。

 

カラフルな作品を作るために、2色を重ねる方法と、混ぜる方法をみていきましょう。基本のドリッピングを応用し、複数色を重ねる効果を紹介します。

 

2色を重ねる方法

2色を重ねる方法は、まず1色目を吹いたらしっかりと乾燥させ、乾いたら2色目を吹いていきます。1色目を背景のように考えて、2色目を垂らしてみましょう。

 

バランスを見ながら、最初の色とは違う場所に絵の具を垂らし吹いていくと、部分的に色が重なり単色とは違った美しさになります。

2色を混ぜる方法

色を混ぜる方法は、2色の絵の具を画用紙の別の場所に垂らし、ストローで吹き絵の具を移動させます。すると、色が混ざり合った部分がグラデーションのようになり、オーロラのような美しい色合いが表れます。

 

赤と青で紫のグラデーション、黄色と赤でオレンジ色のグラデーションを楽しむなど、水彩絵の具だからこその美しさを堪能できるでしょう。

 

4:絵の具が動くようにしっかりと吹く

はじめて親子でドリッピングに挑戦する場合や、まだ慣れない最初のうちはうまく絵の具を吹き流せず苦労することもあるでしょう。

 

きれいな模様を作るには、絵の具が動くようにしっかりと吹くことです。楽しく吹いているうちにコツがつかめてくるため、いろいろな吹き方を試してみましょう。

ドリッピング以外のモダンテクニックの種類

ドリッピングは偶然できる色や形を楽しむモダンテクニックの1つですが、他にはどんな種類があるのでしょうか?

 

モダンテクニックの種類はドリッピングの他に、霧吹き、こすりだし、合わせ絵、墨流し、型押し、貼り絵、ひっかき、ろう染め、にじみたらし込みがあります。それぞれ異なる面白みがありますし、特殊な用具も必要ないため親子で気軽に取り組めるでしょう。

 

子供と一緒にドリッピングを楽しんでみよう

以上、ドリッピングと呼ばれるモダンテクニックのやり方とコツを紹介しました。

 

簡単で楽しく取り組めるため、お休みの日にぜひ子供とドリッピングを楽しんでみましょう。絵に苦手意識のある子でも気軽にできるのが魅力で、本格的な作品が完成します。

 

感受性の高い子供時代に、色の組み合わせの偶然を楽しみながら創作する喜びを感じるのは、素晴らしいアート体験になります。また、保護者と一緒に楽しく作業した経験は、美しい作品と共に子供の心にずっと残る思い出になるでしょう。

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ