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集団行動が苦手な子供に共通することとは?特徴や対処法もあわせて紹介

 

集団行動が苦手な子供に共通することとは?特徴や対処法もあわせて紹介

 

集団行動が苦手という小学生は、人とのコミュニケーションが苦手ということも多いです。コミュニケーションが苦手なことで、自分が嫌な思いをしたり、相手を嫌な思いにさせたりしてしまうでしょう。

集団行動では多くの人と一緒に行動するので、そのようなことが多く起こり、どんどん苦手意識が強くなっていきます。仲の良い相手であれば、正しくコミュニケーションが取れることもあるでしょう。

しかし、本当にコミュニケーションが苦手という場合は、相手が保護者であっても上手くコミュニケーションが取れず、保護者の感情を理解できなかったり、一方的に自分の言動を優先したりしてしまいます。

 

6:人に合わせるのが苦手

子供達は、幼稚園や保育園、あるいは小学校に進むようになると、多くの人との関わりが増えてきます。特に、集団行動が求められる機会が増え、他の子供に合わせなければいけない状況に遭遇していくでしょう。

子供たちの中には、他者に合わせるという行為に抵抗を感じたり、自分の興味や関心があることに夢中になってしまったりする場合があります。

7:自分の意見をしっかり持っている

多くの子供が、3歳頃から自我がはっきりとし成長していきます。自我の成長とともに、家族や友達、先生などといった周囲の人たちとの関係を理解し始めるでしょう。そして、4歳頃から、自己主張する一方で、時には他の人の主張も受け入れていくようになります。

集団行動では、こうした自己主張と他者受容のそれぞれが必要です。子供によっては、こだわりがある子や正義感が強い子など、自分の意見や考えを強く持っている場合があります。

自分の意見や考えが強くはっきりとある場合には、集団行動が苦手になってしまうことがあります。

出典:保育所保育指針解説書|厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b.pdf

 

8:ルールを守るのが苦手

子供が成長していくと、家庭の中でも決まり事やルールを決めていくのではないでしょうか。そうした決まり事やルールは、幼稚園や保育園、さらに学齢期にはますます増えていくでしょう。

子供たちの中には、決まり事やルールを守れないことで集団行動が取れない子供もいます。

決まり事やルールを守れない子供の心理傾向として、「そもそも自分勝手な行動をしているという意識がない」「決まり事やルール自体の意味や目的を理解していない」「大人の気を引きたい・自分に注目してほしい」などが挙げられるでしょう。

9:効率的に行動したい

集団行動では、他者との協同が必要になります。一人ひとりが全体に合わせるため、時には効率が悪くなってしまう場合があるでしょう。

協同が求められる集団行動を苦手に感じる子供は、「効率良く動きたい」「自分のやり方が良い」といった考えを持つことがあります。

 

集団行動が苦手な子供に見られる6つの心理的特徴

多くの子供は、4~5歳頃から他の子供達と関わりを持っていくようになり、遊び仲間が増えていくでしょう。遊び仲間と一緒に、目的のある集団行動を取るようになります。

集団行動を取り始める中で、友達との活動を苦手と感じたり、あるいは嫌いになってしまったりする子供もいます。

出典:保育所保育指針解説書|厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b.pdf

1:集団行動にトラウマがある

子供たちの中には、他の子供と関わっているうちに、集団行動に対してトラウマを持ってしまうケースがあります。

トラウマを持ちやすい子供の心理的特徴として、他者の発言を勘違いしやすく傷つきやすいことや、臨機応変な対応が難しく多くを求められると混乱しやすかったりすることが挙げられます。

 

2:気疲れしやすい

集団行動では、他者の意見や気持ちに合わせ活動を進めていくことがあります。けれども集団行動が苦手な子供の中には、「人や状況に合わせる」ことで気疲れしてしまう場合があります。

気疲れしやすい理由としては「白黒はっきりさせたい気持ちが強い」「こだわりが強い」、また周囲に合わせるために「頭や心をフル回転させている」などが考えられます。

3:他者に介入されたくない

多くの子供が、3歳頃からごっこ遊びなどを通して、他者との関わりを増やしていくようになります。こうした他者との関わり(集団活動)の中で、社会性を育んでいきます。

しかし、現在では核家族化やひとり親世代の増加などによって、親以外の他者(親族、友人、地域の人)との集団活動の機会が少ないことが指摘されている状況です。

集団行動そのものの経験が少ないことで、他者に介入されることへ苦手意識を持ってしまうこともあります。

出典:保育所保育指針解説書|厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b.pdf

 

4:自己主張が強い

自我の成長とともに、周囲への関心や興味を持ち遊びに取り入れながら、人との関わり方を育んでいきます。

こうした他者との関わりの中で、子供は自分の考えを主張するようになっていきます。自己主張は、物事に対して自分がどうしたいのかといった目的を主張することです。

しかし、集団行動を行う時に、自分の主張と他の子供たちとの主張や行動が一致しないことがあります。主張や行動が一致しない経験を重ねていくと、集団行動を取りたくないと考えてしまうおそれがあります。

 

 

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