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子供へのテレビの正しい見せ方4つ!適切なテレビ視聴時間とは?

 

子供へのテレビの正しい見せ方4つ!適切なテレビ視聴時間とは?

 

 

2:適切なテレビ視聴時間を知る

子供には長時間のテレビ視聴はあまりよくありません。

とはいっても、決まった適正時間というのはなく考え方も様々なのですが、小学生では平日は1日1時間程度、休日でも2~3時間が目安とされています。また、2歳以下には脳の発達に影響を与える可能性があるとして、テレビ視聴はすすめられていません。

子供には長時間ダラダラとテレビを見せるのではなく、時間を決めて見ないときは消すなどメリハリをつけて1時間を目安に視聴させるようにするのが良いでしょう。

3:見せてはいけないテレビ内容を把握する

子供に見せても大丈夫な番組と言えば教育目的で作られているような番組です。教育番組は子供にも良い影響を与えるのでとてもおすすめです。

では逆に見せてはいけない番組というのはどんな番組なのでしょうか?

例えば暴力シーンがあるような番組を子供が見続けてしまうと、実際に腹が立った時は殴る蹴るをしていいなどと勘違いしてしまい、暴力的になってしまう可能性がないとは言い切れません。

ではアニメや戦隊モノの戦闘シーンや暴力シーンは大丈夫なのかと気になるところですが、それらの子供向け番組の場合は、実際に存在しない架空のものだとわかりやすく、正義の味方が悪い奴を倒すという設定で子供に恐怖を与えるものではないので大丈夫でしょう。

このように、大人が見るような番組は子供に恐怖を与えたりする可能性があるので、テレビを見せる際には内容を把握して、なるべく子供向けに作られた番組を見せるようにするのが良いでしょう。

 

4:テレビのルールを決める

テレビを見る時のルールを決めておくのも大事なポイントです。

その家庭での独自のルールでかまいませんが、保護者と子供両方に無理がなく守りやすいルールにするのが良いでしょう。

例えば、宿題が終わってから晩御飯の時間まで、など時間を決めたり、食事中はテレビを消す、テレビは離れて見るなどで、最初から見る番組を限定してしまう、というのもおすすめです。

このようにテレビを見る際のルールを決めておくことで子供のテレビ依存や悪影響を防げるので、しっかりルールを決めるようにしましょう。

長時間のテレビ視聴による子供への悪影響

見る時は見る、見ない時は消すというメリハリのある視聴や、短時間のテレビ視聴では子供への悪影響はなく、むしろ良い影響を与える可能性もあることが分かりました。

ですが、子供が長時間ダラダラと視聴し続けていると悪影響を与えてしまうことも確かです。

常に長時間テレビを見ている子供は、言語発達や社会性に遅れが出てしまったり、表情が乏しい、コミュニケーションが取れないなどの問題が起こる可能性があります。

その他にもテレビの見過ぎにより心が育たなくなるなどの問題や、目や視力への影響もあるのですが、その2つについてはこれから詳しく説明していきます。

 

「心の理論」の発達度が低くなる

「心の理論」とは、日常生活で意識しないで使っている常識心理学のことを指していて、これは「人がこう思っているはず」や、「こう言ったらこう思うだろう」などと深く考えなくても直感的に理解できることです。

この「心の理論」は3歳~4歳から成長を始めるのですが、小さい頃からテレビばかり見る生活をしてしまうと他人の気持ちを受け入れたり、理解する能力が育たなくなるなど、心の理論の発達度が低くなるということです。

これはいろいろな研究を重ねたうえで、心の理論の発達度を測るテストを子供たちに行った結果、テレビの視聴時間が長い子ほど発達が低いことが明らかになりました。

目や視力への影響

テレビの長時間の視聴は電磁波の影響を受けたり、緊張状態が続くことから視力が低下する原因となっています。

また、寝ながらテレビを見たりすると斜めに見ることになり、左右の視力に差が出てしまったり、暗い部屋で眩しい映像を見る事やテレビの前で見たり近すぎる位置での視聴も目が悪くなる原因です。

その他にも長時間液晶を見続けるとまばたきの回数が減り、目が乾きやすくなったりすることもあります。このようにテレビの視聴には目や視力への影響が出やすくなっています。

そのため、近くで見ることがないようにテレビ台の前に柵やガードを置いたり、テレビから離れた位置にソファを置いて、その場所で寝ながらではなくちゃんとした姿勢で見るようにするなどルールを決めてテレビを見せるようにしましょう。

 

子供にテレビを楽しく見させる方法3つ

子供のテレビの視聴は見方によっては悪影響を与えてしまうのですが、デメリットばかりではなくメリットもあるので子供達にも楽しくルールを守って見てほしいものです。ではどのようにすれば楽しく見る事ができるのでしょうか。

これから子供にテレビを楽しく見させる方法を3つご紹介します。

1:親子でコミュニケーションをとる

テレビは保護者も一緒に見ることで子供とのコミュニケーションを取るツールにもなります。

子供にテレビを見せているときは家事などで忙しい時間帯であることが多いでしょうが、出来るだけ子供が見ている番組に目を向け「この動物かわいいね。なんていうのかな」や「おもしろいね」など共感や問いかけなどをして子供とコミュニケーションを取るようにしましょう。

そうすることで、子供が1人で会話もせずテレビを見ているだけという状態を避けることができたり、子供も共感してもらえる喜びがあったりと、会話を楽しみながらテレビを見る事ができるのでおすすめです。

 

2:テレビの内容や表現について考えさせる

テレビをただ見させるだけではなく、テレビを見ながらでも「この場合はどうしたら良かったかな」、「これはどうしてダメなことなのかな」などと質問して、テレビの内容や表現について考えさせるようにすることも良いでしょう。

こうすることによって、子供の考える力を成長させることができ、話し合うことでコミュニケーションを取ることにもなるのでおすすめです。

 

 

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