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子供にも起こりうるいじめとは?定義や理由から12の種類と対応策まで解説

 

子供にも起こりうるいじめとは?定義や理由から12の種類と対応策まで解説

 

 

10:間違った情報を相手に伝える

間違った情報をわざと与えることもいじめです。加害者は集合場所や提出物などについて間違った情報を被害者に伝えることにより、被害者がうろたえているところや恥をかいている場面をみて楽しんでいます。

このいじめ方は1度や2度されただけでは「勘違い」として被害者も気づきません。そのため何度も同じような目に合うことによりやっと気がつくいじめです。

11:笑い者にする

集団で1人を笑いものにするのもいじめです。被害者をばい菌扱いしたり囃子たてる、またコンプレックスをあだ名にするなどがこれに該当します。

このいじめは被害者の失敗を笑いのネタにすることも多く教師によっては「少しふざけているだけ」として対処してくれないことがあります。そのため被害者は自分が考えすぎなのかと悩んでしまうことがあります。

 

12:犯罪行為を強要

犯罪行為を強要するいじめもあります。犯罪行為の強要は誰かに暴力を振るうように命令することや物を盗むように強要するなどです。またいじめられたくなければ誰かをいじめるようにと命令することもあります。

本来ならいじめの被害者である立場となりますが、実際に犯罪行為をしてしまうと加害者となってしまい加害者扱いをされてしまうこともあります。

いじめの対応策3つ

子供が実際にいじめられたときに保護者が取れる対応策は「サポートすること」「自治体などの相談窓口や学校に相談すること」になります。

いじめは子供の年齢が上がるごとに悪質になる場合があり、嘘や誤魔化しが上手くなり、子供本人も保護者へは打ち明けにくくなっていきます。そのため保護者は、子供が発しているサインや細かい異変に気が付くことが重要となるでしょう。

 

1:家族のサポート

子供がいじめられたときには家族のサポートが必要です。いじめのことを子供が話せるようならまずは子供の話をよく聞きましょう。その上で「辛かったね」など子供の気持ちに寄り添うようにします。「もっと早く言いなさい」などと責めるようなことを言ってはいけません。

また「全力で守ってあげる」という姿勢を示すことも必要です。そしてどのように解決したいのか子供とよく相談してから教師に相談するようにしましょう。

子供のサインを見逃さない

ほとんどの子供はいじめられていることを保護者に言いません。そのため保護者が子供から出されているサインを見逃さないようにすることが必要です。

いじめられているかもしれないサインは具体的には「物をよくなくす」「朝腹痛を訴えて学校に行きたがらなくなった」などあります。

また保護者へ助けを求められやすいように、日常的に「いじめはいけないことであり、もしいじめられても恥ずかしいことではない」と子供と話しておくことも必要です。

 

2:学校へ相談

残念ながら、いじめが自然になくなるということはないでしょう。いじめがエスカレートしていくことを避ける為にも、子供から相談を受けたら学校へ相談することが必要です。

学校へ相談するときのポイントは電話ではなく子供が「いつ」「どこで」「誰に」「どのようなことをされたのか」という詳しい情報と、そのことにより子供が怪我しているなど子供の状態を文書にして報告することです。

学校からの回答を求めるときは、回答の期日を決めること加害者からの謝罪といじめ再発防止策などを求めます。

3:いじめ相談窓口

文部科学省などが運営しているいじめの相談窓口がいくつかあります。子供が保護者にいじめを伝えづらいときや保護者が学校へ言い出しにくいときなどこちらを利用するのも1つの方法です。

24時間子供に関する相談を受け付けている相談窓口もあります。また各自治体の教育委員会でも親子共に相談できる窓口がいくつかあります。こちらは電話で相談できる以外にも対面やインターネットでの相談も可能です。

 

いじめとは何か定義を理解しておこう

いじめとはどんなものであるか文部科学省が明確に定義しています。しかしいじめはこの定義だけでは、はかれないほど多くの種類があります。いじめはそれだけ難しい問題です。

子供がいじめられていると思ったとき1人で抱え込むことなく、保護者へ相談できる環境であることが必要です。またいじめと取るかどうかはいじめられた側の意志となるため、子供がいじめられる側だけでなくいじめる側になることもあると覚えておきましょう。

 

 

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