月が綺麗ですねの返し7つ・夏目漱石の名言|由来・意味
目次
返し5:遠くにあるから綺麗なのです
これはやんわりと「お断り」という意思を伝える返し方です。月は地球から見たら確かに綺麗に見えます。しかし、近くで見るとクレーターだらけで綺麗には見えませんし、お世辞にも綺麗とは言い難くなります。
それと似た気持ちを込めて、遠回しに告白を拒否する時に使う返し方です。返し4のようにストレートに言うよりも、その場のロマンチックな雰囲気を保てる可能性がある断りの返し方です。
返し6:私は太陽の方が好きです
これも割とストレートなお断りの意思を伝える返し方です。「月が綺麗ですね」と言ったのに、「私は太陽の方が好きです」なんて返されたら、流石にさらりと断られているのに気がつきます。
月と太陽は真逆の存在です。月が綺麗ということにすら共感を示してもらえないということは、「私はあなたの気持ちに共感を示すことも、受け入れることもしない」ということです。かなりストレートな拒否を示す返し方でしょう。
返し7:しかし青くはありません
これもNOの返し方です。「しかし青くはありません」の「青」というのはブルーンムーンのことを指しています。ブルームーンは、とても稀に月が青く見える現象のことです。ブルームーンは北米などで「とても稀なこと」を表現する慣用句で「once in a blue moon」というように使われています。
青い月と同じように、両思いになるのも珍しいです。珍しい青い月ではないということは、両思いではないということです。
月が綺麗ですねと言いたい人にサービス
月が綺麗な夜に、勇気を出して「月が綺麗ですね」と言いたい人けど相手がいない人にサービスがあります。
メンタリストのDaiGoさん監修の婚活・恋活・恋人探しマッチングアプリの「with」です。このマッチングアプリは、心理学と統計学を元に、「性格」と「価値観」を分析し、自分の内面と相性のいい相手を探すことができます。
このwithで出会った方に「月が綺麗ですね」と告白してカップル成立もありです。
夏目漱石の名言
「月が綺麗ですね」なんて、とてもロマンチックな翻訳をする夏目漱石は、他にも数々の名言を残しています。その数ある名言のうちから「恋は宇宙的活力である。」と「青年は真面目がいい。」の二つ紹介します。
名言1:「恋は宇宙的活力である。」
これは夏目漱石の著書、『我輩は猫である』に出てくる一節です。原文では「そもそも恋は宇宙的の活力である。」と書かれています。恋は宇宙に存在するありとあらゆるものが持っている普遍的で活動的なもので、恋は誰もが経験する自然の摂理にかなったものであるという意味です。
神話の神様だってミミズにオケラだってみんな恋をします。恋に浮かれることは当たり前のことだから、非難されるようなことではないのです。
名言2:「青年は真面目がいい。」
これは夏目漱石の門下生の皆川正禧に宛てた書簡の一節です。意味は文のままに、青年は真面目がいいということでしょう。この文の続きに、「僕のようになると真面目になりたくてもとてもなれない。真面目になりかける瞬間に世の中がぶち壊してくれる。」とあります。
つまり、青年期の若いうちから真面目になる習慣をつけておかないと、歳を食ってから真面目になるのは困難であることを漱石は言っています。
月が綺麗ですねは最高にロマンチックな言葉
明治時代の日本人の奥ゆかしさと情緒を感じる「月が綺麗ですね」という言葉は、とてもロマンチックです。直接的な愛の告白を避けたい人や、ムードを盛り上げて告白したい人にはとても最適な愛の言葉です。
この言葉を知らない相手に使うのはスルーされる可能性が大きいですが、月の綺麗な夜に意中の相手と月見をしながら「月が綺麗ですね」なんて言ってさらりと告白するなんてのも、とてもロマンチックで印象に残ることでしょう。