ブラックメールとは・意味・使われ方|トラップへの対処法6つ
目次
ブラックメールとは
ブラックメールとは、現在の日本では一般的に恋愛感情や、信頼、浮気心を試すようなメールやサービスです。ブラックメールの本来の意味は浮気とはまったく関係ないのですが、あるテレビ番組の企画で現在のような意味が広まりました。
そこで、ブラックメールが現在の意味になった経緯やブラックメールの本来の意味、同じ名前を持つWebサービスについてご紹介します。
ブラックメールの意味
軽くご紹介しましたが、ブラックメールの意味は、浮気心や恋愛感情、信頼感を試すようなメール、または同名のWebサービスです。しかし、元々のブラックメールの意味は異なっていて、あるテレビ番組の企画から現在の意味で使われ始めました。
ブラックメールの本来の意味と、現在の意味で使われるようになった経緯をご紹介します。
本来の意味は「恐喝状」
ブラックメールの本来の意味は恐喝状です。元々は恐喝状ではなく、古いスコットランドの言葉で、盗賊や強盗などに身の安全と引き換えに支払われていたお金でした。現代の言葉ではみかじめ料やショバ代が近いでしょう。
盗賊などに支払われていたお金という意味が変化して、要求をのまなければ報復があるという脅迫状という意味になりました。抽象的な意味として犯行声明や恐喝行為そのものの意味もあります。
時代とともに変容する意味と目的
言葉や意味は時代と共に変化します。かつては盗賊などへの贈賄という意味でしたが、脅迫状や恐喝行為という意味をもったブラックメールは、現在の日本では浮気チェックという意味になりました。
しかし具体的な意味が変わっても、本質的な意味である黒い色から想像される不穏なメールという意味は変わっていません。
ブラックメールへの対処法
下心を出してブラックメールに反応してしまうと、思わぬトラブルを招いてしまいます。悪趣味とはいえドッキリで済むブラックメールより酷い、本物のウイルス入りメールが送られてくることも珍しくはありません。
そこで、ブラックメールなど怪しげなメールへの対処法をご紹介します。
トラップへと誘うブラックメール
ブラックメールの目的にはドッキリや浮気調査などがあり、Webサービスや友達同士のイタズラ、代行業者によるものなどさまざまなものがあります。いずれの場合も共通しているのはトラップへ誘い込む意図があると言うことです。
下心を出して不用意に反応してしまえば、相手の思う壺になり、場合によっては無用なトラブルを招くので不振なメールには慎重になる必要があります。
トラブルを回避しよう
ブラックメールに限らず、迷惑メールに不用意な対処をしてしまうとトラブルを招きます。メールと名前がついていますがSMSは無論として、LineやTwitterなどコミュニケーションツールであればどんなものでもトラブルを招くものが届くことがあります。
上手に対処してトラブルを未然に回避しましょう。
ブラックメールへの対処法6つ
ブラックメールだけに限りませんが、対処を誤るとトラブルを招くものが届くことは少なくありません。そこで、ブラックメールなど不振なメールに対する対処法を、具体的に6つご紹介します。
方法1:送信アドレスと送信者を確認
メールを開く前に送信アドレスと送信者、そしてメールタイトルを確認しましょう。ブラックメールなどのイタズラでは問題ありませんが、ウイルス入りメールなどではメールを開いただけで感染してしまうものがあります。知らない送信者であれば注意しましょう。
ただし、知人がイタズラしている場合や、成りすまし、アカウントの乗っ取りもあるので送信者だけで安心してはいけません。