公開日

2021/12/03

最終更新日

【看護師転職成功】おすすめのポイントを整理!

常に求人数が多く、転職しやすい職種と言われている看護師。しかし、転職した後に「失敗した」と後悔してしまう看護師も少なくありません。転職しやすいが故に、安易に転職してしまうのは非常に危険です。そこで今回は、あなたが看護師転職を成功させて、希望通りの職場を見つけるためのポイントをご紹介します。

  • 看護師転職を成功させるためのポイント
  • 看護師転職におすすめの時期
  • 看護師が使える転職方法

最後までお読みいただき、あなたの転職を成功させるための参考にしてくださいね。

看護師転職を成功させるためのポイント

看護師の転職を成功させるポイントは3つあります。

  • 求人情報を見極める
  • 病院の雰囲気を見極める
  • 自己分析をする

この3つのポイントをしっかりと押さえて、あなたの転職活動を成功させましょう。

求人情報の見極め

現在、医療業界は全体的に人手不足と言われています。看護師の求人情報も多く、もしも今すぐ転職したいと思ったとしても転職は可能です。しかし、焦って転職してしまうと「転職先が思っていたのと違った」と後悔してしまうことも。看護師が転職には困らない職種だとは言っても、できるだけ転職回数は減らしたいものです。1回の転職で理想の転職先に巡り合うためには、求人情報をしっかりと見極めることが重要です。求人情報の見極めのポイントは以下の3つです。

  • 求人情報を正しく見る
  • 病院のHPやパンフレットで病院情報を確認する
  • 口コミサイトで口コミをチェックする

この3つのポイントについて、これから詳しく解説していきます。

求人情報を正しく見る

求人情報を正しく見る力は非常に重要です。求人票にはあなたの興味を引くために良い情報がたくさん載せられています。その情報の中から、あなたに必要な情報を読み取る必要があります求人票の中でもあなたが確認すべき情報は以下の通りです。

  • 給与の内訳
  • 年間休日数
  • 賞与実績
  • シフト制の場合は夜勤回数の目安
  • アピールポイントが具体的かどうか

これらの情報を曖昧に記載している場合は、転職前にしっかりと確認する必要があります。月給30万円と書かれていても、基本給10万円+手当20万円では賞与の額がかなり変わってきます。また、休日数は「週休2日制」と書かれている場合に注意してください。「週休2日制」は1か月の内、週に2日休んでいる日が1回でもあれば良いという意味です。「完全週休2日制」と「週休2日制」の意味を理解した上で、年間休日数もしっかりチェックしましょう。もしも気になる求人票に分かりにくい箇所があれば、問い合わせてからの判断をおすすめします。

病院のHPやパンフレットで病院情報を確認する

病院や施設のHPやパンフレットには、施設の理念や看護部の教育方針、職場環境について記載されています。病院の大まかな情報はHPやパンフレットで情報収集をすることが可能なので、気になる施設があれば、まずチェックしてみましょう。もちろん、公式のHPやパンフレットには悪い情報は書かれていないことが多いので、これだけで判断するのは危険です。これからご紹介する口コミ情報などと合わせて利用するようにしましょう。

口コミサイトで口コミをチェックする

口コミサイトでの口コミチェックも重要な情報源です。看護師の場合、看護師専用の口コミサイトなども存在します。現職の人からすでに退職してしまった人まで、多くの口コミが存在します。ここで注意が必要なのが、口コミはあくまで投稿者の主観でしかないということです。投稿者が嫌だと感じたことがあなたにとっては問題ないという場合もあります。あくまで全てを鵜呑みにすることなく、客観的に参考にするよう心掛けましょう

病院の雰囲気の見極め

看護師の理想の転職には、病院の雰囲気も重要な要素です。給与や休日数、シフトなど理想的な求人でも、働く雰囲気が悪いと長く続きません。病院や施設の雰囲気を入職前にしっかりと見極めることも必要です。ここでは病院や施設の一般的な特徴と職場見学でチェックするポイントをご紹介します。

大学病院の特徴

大学病院は最先端の医療を率先して実践している機関です。そのため、最先端医療を勉強したい看護師さんにはピッタリな職場です。また、大学病院は診療科が細かく分かれているため、自分の得意分野を深く勉強したいという看護師さんにも向いている職場です。一方で、大学病院は医師の養成機関でもあります。採血や注射などの手技は医師が行い、基本的に看護師は行わないという病院もあります。看護師としての手技を確立したいという看護師さんは注意が必要です。大学病院に入院する患者さんは重症度の高い方が多く、看護師の責任も重大です。その分、給与や福利厚生は手厚くなっている場合が多く、やりがいも感じやすい職場です。しかし、精神的に耐えられず短期で離職してしまう看護師も少なくありません。

民間総合病院の特徴

総合病院は診療科の数も多く、勤務している看護師の数も非常に多いです。病棟での勤務だけではなく、外来勤務など幅広い働き方ができます妊娠出産までは病棟勤務で育休明けから外来勤務といった働き方の選択も可能です。大学病院に比べて患者さんの重症度は低い場合が多く、じっくりと看護ができることもメリットのひとつ。採血や注射などの手技も看護師に任せられる場合も多いため、看護師の基本的な技術の学びも多い職場です。待遇面でも国公立や大学病院に月給面では及ばなくても、業績次第ではボーナスで上回るケースもあります。病院で長く勤めたいと考えているのであれば、民間総合病院も検討してみても良いかもしれませんね。

クリニック・小規模施設の特徴

クリニックや小規模の施設は病床を持たない場合が多いため、日勤のみの勤務となることがほとんどです。そのため、夜勤が苦手な方や家庭との両立を考えている方にはおすすめの職場です。クリニックや小規模施設では休日も固定休であることが多いので、前もって予定を立てやすいというメリットもあります。職員数が数人と少なく、看護師がマルチタスクで業務をこなす場合が多いです。大学病院や総合病院のように、特化したスキルを磨くというよりは気配りや接客などのスキルが要求されます。

職場見学でチェックするポイント

ここまで、施設の種類や規模ごとの特徴をご紹介しました。しかし、実際には大学病院でも病院ごとに雰囲気や仕事内容も違います。事前の職場見学で実際の現場と自分の想像のギャップを埋めておくことで、入職後に思っていたのと違ったという事態を避けることができます。「職場見学って実際にできるの?」と不安に感じるかもしれません。しかし、意外にもほとんどの施設で職場見学は可能です。面接の際に見学できる施設もあります。そんな職場見学でぜひチェックしてもらいたいポイントは以下の通りです。

  • 職員が挨拶してくれるか
  • 職員の表情
  • 患者さんや利用者さんの表情
  • 部署の整理整頓状況
  • 勤務時間の管理方法(タイムカードなど)
  • 夜勤の状況(回数・時間・仮眠室の有無など)
  • 職場までの距離(時間、電車の本数など)

このポイントを基本として、事前にチェックするポイントをまとめておきましょうそうすることで、職場見学の際に見落とすことなくチェックすることができます。

自己分析は念入りに

転職の面接の際に自己分析は必要であるという話はよく聞くと思います。面接の際にも重要ではあるのですが、転職を成功させるためにも自己分析は非常に重要。ここでは、看護師が転職する際に行うべき自己分析についてご紹介します。ポイントとしては以下の3点です。

  • 転職したい理由を明確にする
  • 優先順位を付ける
  • キャリアイメージを書き出す

これから各ポイントについて詳しくご紹介します。転職を考える際にも参考にしてくださいね。

転職したい理由を明確にする

まず、転職したい理由を明確にしましょう転職したい理由によって転職先の探し方が変わってきます。例えば、給料に不満があるのであれば給料UPの求人を。休日数に不満があるのであれば、年間休日が多い求人を。病院の雰囲気に不満があるのであれば、離職率が低く、雰囲気が良さそうな施設を探すでしょう。しかし、転職したい理由が曖昧であると、求人を探すうちに高給与の求人に惹かれて、転職後に転職前と同じ理由で悩んでしまう場合もあります。まずは転職したい理由を明確にして、転職後に同じ理由で悩まないようにすることが重要です。

優先順位を付ける

次に、優先順位を付けましょう。先ほどの転職理由に合った求人をさがしていると、今の職場よりも一部条件が悪くなるということもあります。完璧な理想の職場に出会うことが一番ではありますが、転職では何かを妥協することも必要です優先順位を付ける際には、

  • 絶対に譲れない条件
  • 妥協できる条件

この2つに分けて考えてみてください。この条件を明確にしておくことで、求人を探す際にも迷うことも少なくなります。

キャリアイメージを書き出す

キャリアイメージを書き出すことも自己分析において重要な工程の一つです。あなたが今転職をしたいと考える理由は今の職場に不満があるという場合が多いでしょう。しかし、今の職場から転職することでキャリアを積むのが遅れてしまったり、イチからのスタートになってしまったりということもあります。自分が今後、どういうキャリアを積みたいのかを明確にすることで転職先でのイメージも明確になります。場合によっては、今の職場で頑張り続けるという結論になるかもしれません。現状への不満から焦って転職し、後から後悔することのないよう、将来のことまでしっかりと考えてから行動するよう意識しましょう。

看護師転職におすすめの時期

いつでも転職できると思われている看護師ですが、より転職しやすい時期があります。

  • 看護師人生において転職が成功しやすい時期
  • 1年を通して転職しやすい時期
  • 1か月の中で転職しやすい時期

これらの3つに分けてご紹介します。転職をするにあたって大事なのは「転職を決めたら準備は早く、時期は慎重に」という考え方です。焦って転職を考えているあなたも今は転職に最適な時期なのかをしっかり見極めてくださいね。

看護師人生におけるおすすめの転職時期

まず、看護師人生におけるおすすめの転職時期についてです。最もおすすめなのが看護師歴5~10年の中堅の時期です。一方で、看護師歴10年以上の場合は注意が必要であると言われています。看護師歴1・2年の方は転職に不安はあると思いますが、十分転職は可能です。このそれぞれの時期についてこれから詳しくご紹介していきます。

看護師歴5~10年での転職が最もおすすめ

看護師として5年病棟勤務経験を積むと、ほとんどの方がプリセプターを経験します。人によっては、エルダーなどのより責任のある立場の人もいるでしょう。また、仕事の幅も広がり、知識・経験を持つ人材としてみなされる時期でもあります。それに加え、まだ20代後半~30代の方が多いため、新しい環境にも適応し、これからも成長が期待できる年齢です。このように、即戦力で適応力のある5~10年目の看護師は転職しやすい時期と言えます。もしもあなたがいずれ転職を考えているのであれば、看護師歴5~10年の時期が理想の職場への転職が叶う可能性が高いです。

看護師歴10年以上の転職は注意が必要

逆に看護師歴10年を超えてしまうと、転職が難しくなってしまうことがあります。看護師歴10年以上のベテラン看護師は知識や経験は十分です。しかし、新しい仕事の吸収が難しいと判断されてしまうことももしも看護師歴10年を超えて、転職を考えているのであれば今の職場で培った技術や知識を活かすことができる職場探しをしてみてください。

看護師歴1・2年の転職も十分可能

看護師歴1・2年で経験の浅い方は本当に転職できるのか不安に感じるかもしれません。確かに、中途採用の求人には病棟経験3年以上の求人が多いです。しかし、看護師歴1・2年でも転職は十分可能です。苦しい環境で我慢を続けて体調を崩してしまうよりも、早めに転職をして長く働くという選択をした方が賢明な場合もあります。看護師歴が浅い方は、教育体制の整った大手法人が運営する施設や病院への転職が安心です。

1年を通してのおすすめの転職時期

看護師は1年間を通して転職は可能ですが、転職活動にはおすすめの時期が存在します。おすすめなのは1月、6月、9月、11月です。逆に、4月と12月は避けた方が良いでしょう。それぞれの理由を詳しく解説していくので、転職活動の参考にしてみてくださいね。

看護師転職を成功させるためには1月・6月・9月・11月がおすすめ

1月は4月入職に向けた求人が増えてくる時期です。求人数も多いため、多くの求人の中からあなたに合った求人を探すことができます。一方で、求職者の活動はあまり活発ではないので、ライバルが少ない状態です。6月は7月のボーナス後の退職者が多いことを見込んだ求人が増加します。新卒者の教育もひと段落つく時期でもあるため、転職先の雰囲気も落ち着いているというメリットも。ただし、あなたがボーナスをもらった後の転職を考えている場合は入職時期の調整が必要となります。9月は人員強化に向けての求人数が増加します。特に病棟経験をある程度積んだ方におすすめの時期です。11月は年明けの人員強化に向けて求人が活発になる時期です。また、4月の入職に向けてゆっくり準備したいという方にもおすすめの時期です。

看護師転職では4月・12月を避けた方が良い

逆に、避けた方が良い時期というのも存在します。それは、4月と12月です。4月は新卒者もいるため、人員は潤っている場合が多いです。そのため求人数も少なく、焦って転職するよりは見送った方が良いと言えます。12月は業界全体で繁忙期と言われています。そのため、現場は慌ただしく、入職しても手厚いフォローは望めません。また求職者の減少に伴い、求人数も少なくなります。ですので、転職したいと思っても、12月は見送って年明けを待つのが無難でしょう。

1か月の中のおすすめの転職時期

1か月の中にもおすすめの時期があります。もしも都合がつくのであれば、月の半ばに転職活動をしましょう月初と月末は採用担当者が多忙なことも多いです。採用担当者の都合がつかず、後回しとなってしまうことも。月の半ばであれば、採用担当者も比較的ゆとりがある場合が多く、スムーズな段取りで転職活動が可能です。

看護師が使える転職方法

ここまで、看護師が転職を成功させるためのポイントとおすすめの時期についてご紹介しました。では、看護師が転職するにはどのような手段を活用することができるのでしょうか?ここでは、看護師が転職する手段として以下の5つをご紹介します。

  • 転職エージェント
  • 転職サイト
  • 都道府県ナースセンター
  • 病院・施設のHP
  • 知人からの紹介

この5つの方法を上手く組み合わせて利用することで、より良い転職活動が可能です。これから、それぞれの特徴とメリットをご紹介していきます。

しっかり確認していただき、あなたに合った転職手段を探してみてくださいね。

転職エージェント

転職エージェントは対人型のサービスです。エージェントの元に出向いて面談をし、面談の内容から求人を紹介してくれます。転職エージェントを活用するメリットは以下の通りです。

  • 希望に合う求人を探してくれる
  • 非公開求人を持っている
  • 病院や施設の内部事情を知れる
  • 履歴書などの書類を添削してくれる
  • 面接の日程調整をしてくれる
  • 条件交渉の代行をしてくれる
  • 面接のアドバイスをしてくれる

このように、転職エージェントの利用は多くのメリットがあります。転職が初めての方や、今の仕事が忙しくて時間が取りにくいという方にはおすすめのサービスです。

転職サイト

転職サイトは転職エージェントと混合されがちですが、厳密には違うサービスです。転職サイトはWeb型の求人サービスで、掲載されている多くの求人情報から自分で応募していく方法です。転職サイト利用のメリットは以下の通りです。

  • 求人数が豊富
  • 自分のペースで転職活動を進めることができる
  • 複数の求人への応募が可能

エージェントの連絡が煩わしいと感じる方や、ゆっくりと良い求人があれば転職したいと考えるかたにはおすすめです。

都道府県ナースセンター

都道府県ナースセンターは日本看護協会が行っている無料の職業紹介サービスです。都道府県ナースセンターを利用するメリットは以下の通り。

  • 日本看護協会の運営で信頼できる
  • 全ての都道府県に拠点があり、地方求人にも強い
  • 求人検索から応募までインターネットで一貫して行うことが可能
  • 求人施設の職場環境の情報を知ることができる
  • 都道府県ナースセンターのスタッフは元看護職の人が多い
  • ブランクがある人のための研修を行ってくれる

都道府県ナースセンターは特に小・中規模の施設や病院の登録が多いです。自分で調べてゆっくりと転職活動をしたいと考えている人にはおすすめです。

病院・施設のHP

病院や施設のHPから直接応募することも可能です。しかし、病院や施設のHPを一つ一つ確認するのは手間ですし、効率が良いとは言えません。気になる病院や施設がある場合には、HPを確認して応募するという使い方が理想です。また、注意点としてHPの情報は最新ではないこともあるため、応募の際に現在の募集状況を確認する必要があります。

知人からの紹介

知人からの紹介で転職を成功させる人もいます。知人の紹介でしたら、安心できるという場合もありますし、内部の事情を聞くことも可能です。しかし、知人が良い職場と感じるからといって、全てあなたに当てはまる訳ではありません。同じ職場に勤めていても、合う合わないがあります。勤務内容や待遇、雰囲気をしっかりと確認してから転職を決めるようにしましょう

まとめ

ここまで、看護師が転職を成功させるためのポイントとおすすめの時期、転職方法をご紹介しました。

  • 看護師転職の成功のポイントは「求人情報の見極め」「職場の雰囲気の見極め」「自己分析」の3つ
  • 看護師転職におすすめのキャリアは看護師歴5~10年目
  • 看護師1・2年目でも十分転職は可能
  • 看護師が転職活動開始するのは4月・6月・9月・11月がおすすめ
  • 4月・12月は看護師の転職活動開始を避けるべき
  • 看護師が転職する際に利用できる手段は「転職エージェント」「転職サイト」「都道府県ナースセンター」「病院・施設のHP」「知人の紹介」

いかがだったでしょうか?本記事があなたが理想の転職を成功させるための参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

Photo by Lindsay Henwood on Unsplash