これからのエンジニアの働き方|起きている変化や求められるスキルについて

「エンジニアは自由な働き方を実現できると評判だが、実際どのような働き方ができるのか、具体的に知りたい」
「リモートワークなどエンジニアは最新の働き方を積極的に導入しているイメージがあるが、現在どのような働き方ができるか知りたい」
このように考えているエンジニア志望者はとても多いでしょう。

この記事には、現在エンジニアが実現できる働き方の詳細や、変化の内容などが記載されています。

この記事を読めば、実際にエンジニアになればどのような働き方ができるのかを把握することができるため、転職前にこの記事を読むとより役に立ちます。

この記事を読んでエンジニアがどのような働き方ができるか把握して、具体的なイメージを膨らませましょう。

現状のエンジニアの主な働き方

エンジニアと一口に言っても、現状でエンジニアが実現することができる働き方には様々なものがあります。

働く場所だけでなく、会社との関係についても様々な形のものがあるため、より個人に合ったものを見つけやすいです。

正社員

メジャーなエンジニアの働き方としてまず、正社員として会社で働くという方法が存在しています。

福利厚生やボーナスなどを受けられるため、社会的な信用が高いことが、この方法を取ることのメリットです。

派遣

会社員とフリーランスの間の働き方として、派遣という働き方も存在しており、会社員と比べると自由な働き方が実践できます。

ただ、福利厚生やボーナスなどが正社員とは違い受けられないことが多いです。

フリーランス

エンジニアとしての働き方として、会社に所属しないフリーランスという働き方もあり、派遣よりもさらに自由な働き方を実践することができます。

ただ、クライアントへの営業活動や税務処理などの雑務まで、全て1人でやらなければいけません。

副業

本業をエンジニアにするのではなく、副業として土日などの休日だけエンジニアの仕事をするという働き方も増えています。

本業でもエンジニアをしていれば業務経験をさらに上積みすることもできるため、副業で収入を得るのと同時に本業の収入も上げることができます。

エンジニアの働き方に起きている変化

IT業界は人手不足に悩まされていることもあり様々な案件で人を求めているため、正社員だけでは人手が足りず、副業や派遣でも仕事を得ることができます。

そのような状況にあるIT業界のエンジニアの働き方には、以下のような変化が起きています。

副業やフリーランスの増加

エンジニアを副業やフリーランスで行う人口は、エンジニアが人手不足という事情もあるため、増加傾向にあります。

正社員だけでは仕事をさばききれないため、副業やフリーランスなどの外注での案件が増加しています。

リモートワークの普及

新型コロナウイルス感染症の影響で、リモートワークがIT業界やエンジニアの世界でも普及しています。

リモートワークは自己管理能力が重要になる反面、場所に縛られずに仕事をすることが可能となります。

ワーケーションの登場

エンジニアの中でもソフトウェア関連のエンジニアはパソコンさえあればどこでも仕事ができるため、旅先でも仕事ができるワーケーションを実践することができます。

ワーケーションにより海外からでも仕事をすることも、介護や育児をしながら同じように仕事をすることも可能です。

では何を変えるのか

BEがまず取り組んでいるのは我々が向き合うIT領域においてその最も源泉でありインフラでもある、ITエンジニア領域です。

この領域は皆様もご存知の通り、圧倒的な採用ニーズと人数の需給バランスの崩れが起きています。ITエンジニアの有効求人倍率は約10倍にのぼる異常事態です。

DX推進!内製チームを作るぞ!社員採用だ!と急激に採用活動を加速する企業などが増えておりますが、企業はまずその厳しい採用環境に目を向ける必要があります。基本的にこの戦いは勝率1割を下回る厳しい戦いなのです。

ではどうすればいいのか、僕は全ての日系企業にこの戦いに正面から突入してほしくないと考えています。

ハイブリッドチームをニューノーマルに

企業が DXやIT力を持続的に成長させていくためには、持続的な開発体制と再現性をもって拡大可能なチームが必須です。

そこで我々は求人倍率の波にさらされない、新しい形のエンジニアチームを提唱しています。それは正社員にこだわらないハイブリッドチームという新しい常識です。

圧倒的な採用ギャップを背景に、週3~4社員、リモート、週5業務委託、週3~4委託、副業、クラウドソーシング、技術顧問などなど…様々なITエンジニアの働き方が動き出しはじめます。

このそれぞれの働き方を組み合わせ、ハイブリッドチームを流動的に形成する体制を作る。これは企業としての革新性のアピールにもなり、求人倍率の波にさらされない状況から再現性をもって拡大可能なチームを作ることができます。

ここでボトルネックになる持続的な開発体制、これをどのように作るか。ここは日系企業が得意としないプロジェクトの細分化と責任関係の明確化を行うことで解決ができるのですが、また機会がありましたら論じさせてください。

エンジニアの働き方を自由に、それを常識にする

まだ多くのITエンジニアが社員の形式で、自由な働き方を実現できずに働いています。我々はITエンジニアが選択できる全ての働き方を、まるで携帯電話の料金プランやオプションを選ぶように選択できる働き方の枠組みを定義していきます。

高原さんが作りたいものはエンジニアの楽園なのか?と聞かれることがありますが、僕はITエンジニアの選択肢の最大化と価値向上が実現できる最高の「場」にBEがなろうと考えています。

結果的にエンジニアの働き方も個人ベースでハイブリッドになることが当たり前の世界観を作りたいと考えています。

これからのエンジニアに求められるスキル

これからのエンジニアはプログラミングスキルなどのITスキルだけでなく、様々なスキルが必要になります。

特にヒューマンスキルやセキュリティ意識などは、仕事内容やエンジニアの種類に限らず必要とされます。

自己管理のスキル

自己管理能力はエンジニアにも必要とされる能力で、特にフリーランスエンジニアに必要とされています。

ITエンジニアは業務以外の時間で自己研鑽をしなければならないため、自分で時間の管理をしなければなりません。

セキュリティに対する意識

サイバー犯罪が途絶える兆しは無いため、エンジニアが仕事をする際もセキュリティに関する知識は必要不可欠です。

企業の機密情報などを外部に流出してしまうと、金銭的にも社会的な信用的にも多大な損害を被ります。

コミュニケーション力

エンジニアはクライアントやチームメンバーと頻繁に打ち合わせしなければならないため、コミュニケーション能力が必要とされます。

チームで仕事をすることが多いため、説明能力だけでなく、気遣いや協調性などの能力も必要とされています。

エンジニア、企業、IT化(社会)、すべてに新しい常識を

ITエンジニア:働き方の自由の実現。選択肢の拡大と価値向上を実現し、1人1人のITエンジニアがエンジニアの働き方を楽しめる環境を作る。

企業:ニューノーマルなITエンジニアチームを常識にする。本質的なIT化に向けて、DXを実現できる体制を全ての会社の当たり前とする。

そしてこれが社会のIT化を急速に進め、DXに大きく変革を起こすと確信しています。ITエンジニアが働くことを楽しみ、企業がDXを当たり前に推進する社会を作りたいと考えています。

また次回以降に続きます!