2021年6月18日

【法人クレジットカードおすすめ5選】ポイント還元率やビジネスでお得な決済サービスを比較

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法人用クレジットカードを発行したいけれど、種類が多くてどのカードを発行すれば良いかわからない...
とにかく法人におすすめのクレジットカードを知りたいなら「NTTファイナンスBizレギュラーカード」がおすすめです。

NTTファイナンスBizレギュラーカードのメリット

  • 年会費が永年無料である
  • ポイント還元率が1.0%と高い
  • 決算書不要で申し込みできる
一方でNTTファイナンスBizレギュラーカード以外にも、法人におすすめのカードを知りたいという方もいるでしょう。

そこでこの記事では、以下のポイントを中心に解説していきます。

この記事を最後まで読むことで、NTTファイナンスBizカードをはじめ、自社に合ったクレジットカードを発見できるでしょう。

法人用クレジットカードとは?|ビジネスカード、コーポレートカードの違い

法人用クレジットカードとは「個人事業主や企業を対象にして発行されるクレジットカード」です。

法人用クレジットカードは、大きく分けて「ビジネスカード」と「コーポレートカード」の2種類があります。

両者は利用者の数によって使い分けられる場合が多く、それぞれの特徴を下表にまとめました。

カードの種類 従業員の人数 特徴
ビジネスカード 20名未満 ・個人事業主および中小企業が対象である
・発行枚数に制限あり
コーポレートカード 20名以上 ・大企業や官公庁が対象である
・発行枚数に制限なし

ビジネスカードとコーポレートカードの主な相違点は、従業員の数です。

個人事業主や中小企業のように、従業員数がわずかな場合はビジネスカードが主流です。

一方、従業員数が数10~数100人の大企業や官公庁などの場合は、コーポレートカードが発行されます。

なお利用限度額に関しては、ビジネスカードの方がコーポレートカードよりも限度額が低く設定されています。

【徹底比較】法人におすすめの人気クレジットカード5選

法人におすすめの人気クレジットカードとして、以下の5枚を厳選しました。

それぞれのカードを詳しく見ていきましょう。

NTTファイナンスBizレギュラーカード

NTTファイナンスBizレギュラーカード

カード名 NTTファイナンスBizレギュラーカード
ランク 一般カード
国際ブランド VISA
ポイント還元率 1.0%
年会費 無料(代表者・使用者双方)
ビジネスで便利な特典 ・Web明細編集サービス
・最高2,000万円まで補償する海外旅行傷害保険
・最高2,000万円まで補償する国内旅行傷害保険
・Amazon Business
対応スマホ決済 ・Google Pay
・楽天Pay
・Pay Pay
・d払い
・Amazon Pay
対応電子マネー
メリット ・年会費が永年無料である
・ポイント還元率が1.0%と高い
・決算書不要で審査を受けられる
デメリット ・リボ払いには対応していない
・キャッシング機能が付帯していない
おすすめの人 ・法人を立ち上げたばかりの方
・年会費無料で法人カードを持ちたい方

NTTファイナンスBizレギュラーカードは、NTTファイナンスが発行している法人向けカードです。

このカードの最大のメリットの1つは、年会費が永年無料であることです。

初年度のみ無料や代表者のみ無料といった制限はなく、何年使っても無料のため、維持費を気にせず利用できます。

また、ポイント還元率が1.0%と高いのも嬉しいポイントです。オフィス用品を始め、事業に必要な購買をする際にポイントを効率よく貯められます。

さらに法人価格や数量割引を利かせられる「Amazonビジネス」にも対応していて、経費を抑えやすいのもメリットです。

さまざまなメリットを持つNTTファイナンスBizレギュラーカードですが、審査のハードルは決して高くありません。決算書を提出することなく審査を受けられるため、発行しやすいカードです。

国内外の旅行傷害保険や、Web明細編集サービスなどビジネスで役立つ特典も豊富です。

JCB法人カード

JCB法人カード

カード名 JCB法人カード
ランク 一般カード
国際ブランド JCB
ポイント還元率 0.5%
年会費 ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
ビジネスで便利な特典 ・じゃらん「JCS限定プラン」の利用
・freeeなどの会計ソフトとのAPI連携
・国内外旅行傷害保険
対応スマホ決済 ・Apple Pay
・Google Pay
・楽天Pay
・d払い
・Amazon Pay
対応電子マネー ・QUICPay
・楽天Edy
メリット ・会計ソフトと連携し経理処理を簡単にできる
・ETCカードが複数枚発行できる
・旅行保険が国内外どちらも付帯している
デメリット ・選べる国際ブランドがJCBのみである
・ポイント還元率が0.5%と標準的である
おすすめの人 ・社用車を複数台持っている法人の方
・freeeを利用している方

JCB法人カードは、国内クレジットブランドの株式会社ジェーシービーが発行するクレジットカードです。

JCB法人カードは通常のポイント還元率が0.5%と標準的ですが「JCB STAR MEMBERS」という制度により、年間利用額によって還元率が上がる特徴があります。

また「freee」とのAPI連携サービスがあり、各種会計処理を自動実行できるため、経理業務を簡略化可能です。さらに「法人ベーシックプラン」の初年度年会費が15%OFFになる特典もついています。

ほかにもETCカードを複数枚発行できるため、複数人の従業員が車を利用して業務を行う中小企業にもメリットが大きい一枚です。

ETCカードの利用区間や金額は、法人クライアント専用サービスで簡単に確認できます!
営業や出張で社用車を利用する機会が多い方におすすめの一枚と言えるでしょう。

社員用カードを複数枚発行できる!

三井住友ビジネスカード for Owners クラシック

三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード

カード名 三井住友ビジネスカード for Owners クラシック
ランク 一般カード
国際ブランド ・VISA
・Mastercard
ポイント還元率 0.5%
年会費 ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
ビジネスで便利な特典 ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・飛行機チケット手配システム
・レンタカーの割引利用
対応スマホ決済 ・Apple Pay
・Google Pay
・楽天Pay
・au Pay(Mastercardのみ)
・Pay Pay
・d払い
・Amazon Pay
対応電子マネー ・iD
・楽天Edy
メリット ・出張の際に役に立つ特典が豊富にある
・締め日と支払日が2種類から選べる
・ステータス性が高い
デメリット ポイント還元率が0.5%と標準的である
・旅行傷害保険は自動付帯ではない
おすすめの人 ・中小企業オーナーや個人事業主の方
・気軽にビジネスカードを持ちたい方

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックは、三井住友カードが発行している法人向けカードです。

このカードはインターネット入会で初年度の年会費が無料になるほか、追加カードを1枚あたり440円で作成できます。

従業員が比較的多い場合でも、カード維持費に多額の費用がかからないのが利点です。またETCカードを無料で作成でき、車での移動が多い業務にも重宝できるカードです。

また、Web上で航空券の予約ができるチケットレスサービスや、国内宿泊施設の法人カード向けプランを利用できる「じゃらんnet」など、出張や社員旅行の際にも便利な特典が豊富にあります。

三井住友カードの特約店でもお得に利用できるため、特典と還元率を両立できるクレジットカードです。

ライフカードビジネスライト

ライフカードビジネスライト

カード名 ライフカードビジネスライト
ランク 一般カード
国際ブランド ・VISA
・Mastercard
・JCB
ポイント還元率 -
年会費 無料
ビジネスで便利な特典 ・弁護士無料相談サービス
・国内外のパッケージツアー割引
対応スマホ決済 ・Apple Pay
・Google Pay
・楽天Pay
・au Pay(VISA、Mastercardのみ)
・Pay Pay(VISA、Mastercardのみ)
・d払い
・Amazon Pay
対応電子マネー ・iD
・楽天Edy
・Suica
・nanaco
メリット 年会費が永年無料で発行ができる
・法人ETCカードも年会費無料で作れる
・審査の際は本人確認資料のみ必要になる(個人事業主の場合)
・最短4営業日で発行できる
デメリット ・ポイント付与がない
・海外旅行傷害保険がない
おすすめの人 ・早く法人カードがほしい経営者の方
・年会費無料の法人カードがほしい方

ライフカードビジネスライトは、ライフカードが発行しているビジネスカードです。18歳以上の経営者の方に入会資格があり、比較的審査には通りやすいと言えます。

このカードの特徴は、ビジネスで便利な特典が豊富なことです。

例えばクラウド会計ソフトfreeeのディスカウント特典で、経費処理を簡単にしつつ会計ソフトをお得に利用できます。

またカーシェアリング「タイムズカープラス」の会員特別優待特典を利用すると、急な出張の際にも役立つでしょう。

個人事業主の場合、審査に必要な書類は本人確認書類のみである点も特徴ですよね!
最短4営業日で発行できるため、維持費のかからない法人カードをすぐにほしい方にはおすすめです。

最短3営業日で発行できる年会費無料カード!

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

カード名 アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
ランク 一般カード
国際ブランド AMERICAN EXPRESS
ポイント還元率 0.5%
年会費 13,200円
ビジネスで便利な特典 ・空港ラウンジサービス
・空港手荷物宅配サービス
・レンタカー割引
・国内外旅行傷害保険
対応スマホ決済 ・Apple Pay
・楽天Pay
・d払い
・Amazon Pay
対応電子マネー ・QUICPay
・楽天Edy
メリット ・ステータス性が高い
・出張や旅行で使える付帯サービスが多い
・クラウド会計ソフト「freee」との連携で経理処理が簡単になる
デメリット ・年会費が比較的高い
・審査に日数がかかる
おすすめの人 ・ビジネスで便利な特典を利用したい方
・クレジットカードにステータスを求める経営者の方

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードは、ステータス性が高く便利な特典が多い法人向けのカードです。

このカードは年会費が13,200円かかりますが、ステータス性のあるカードで、ビジネス向けの特典が充実しています。

例えば、クラウド会計ソフトfreeeへのデータ連携サービスを提供しているため、経理スタッフの負担を軽くすることが可能です。

また、日本最大級のビジネス情報データベースサービス「ジー・サーチ」を年会費無料で利用できるのも評価できるポイントです。

このサービスを活用すると、取引先の情報を「帝国データバンク企業情報」や「東京商工リサーチ企業情報」などをベースに入手可能です。

福利厚生プログラム「クラブオフ」の利用も優待料金で利用できます。国内外20万か所以上の施設をお得な料金で使えるほか、年間登録料もかかりません。

年会費に見合う豊富な特典とステータス性を兼ね備えた、便利な法人向けクレジットカードです。

【目的別】おすすめの法人向けクレジットカード

年会費無料のカードなら

カード名 年会費 ポイント還元率 国際ブランド 特徴
NTTファイナンスBizレギュラーカード 無料 1.0% VISA 年会費が永年無料でポイント還元率が常に1.0%と高い
ライフカードビジネスライト 無料 0.5% ・VISA
・Mastercard
・JCB
原則決算書類の提出不要で審査が早い
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
0.5% ・VISA
・Mastercard
出張の際に利用できるサービスが豊富にある

年会費が無料でおすすめの法人クレジットカードは、上表の通りです。上表の中でも特におすすめなのは「NTTファイナンスBizレギュラーカード」です。

NTTグループの金融中核会社である「NTTファイナンス」が発行しているカードで、信頼感は申し分ありません。

最大の利点は年会費が永年無料であることです。初年度無料のカードにも使い勝手の良いカードはありますが、入会から退会まで一切維持費の心配をしなくて良いのは大きなポイントです。

年会費が発生しないにも関わらず、ポイント還元率は1.0%と高く、利用する都度お得感を感じられるのも優れています。

また旅行傷害保険の付帯や国内外の提携宿泊施設・パッケージツアーの割引があるため、慰安旅行や社員の親睦会での利用にも重宝できます。

初めての法人向けカードとして、最初に検討したい一枚です。

サービスが充実しているカードなら

カード名 年会費 ポイント還元率 国際ブランド サービス例
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード 13,200円 0.5% AMERICAN EXPRESS ・空港ラウンジサービス
・空港手荷物宅配サービス
・ゴルフ優待サービスなど
JCB法人カード ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
0.5% JCB ・freeeとのデータ連携サービス
・アスクル割引サービスなど
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
0.5% ・VISA
・Mastercard
・エアライン&ホテルデスクサービス
・レンタカー優待サービス

サービスが充実しているおすすめの法人クレジットカードは上表の通りです。中でも特におすすめなのは「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードを使うメリットの1つは、空港での充実したサービスです。

クレジットカードと搭乗券を提示すると、国内外にある29の空港ラウンジを快適に利用できます。なおカード会員のみでなく、搭乗券を持っている同伴者も1名まで無料で利用できます。

また海外出張の際には、出発と帰国時にスーツケース1個を無料配送してもらうことも可能です。

接待に役立つレンタカーやゴルフの優待サービスもあります。カード会員になると年間登録料が無料になる「クラブオフ」を活用できるため、各レンタカー会社のレンタカープランを割引価格で利用できます。

海外のサポートデスクなどもあり、国内外ともに充実したサービスを体感できる一枚です。

ポイント還元率が高いカードなら

カード名 年会費 ポイント還元率 国際ブランド 特徴
NTTファイナンスBizレギュラーカード 無料 1.0% VISA 貯めたポイントの使い道が豊富にある
ライフカードビジネスライトゴールド ・初年度無料
・2年目以降 2,200円
0.5% ・VISA
・Mastercard
・JCB
クラウド会計ソフト「freee」をお得に利用できる
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック ・初年度年会費無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
0.5% ・VISA
・Mastercard
最高2,000万円の海外旅行傷害保険がある

ポイント還元率が高いおすすめの法人クレジットカードは上表の通りです。

中でも特におすすめなのは「NTTファイナンスBizレギュラーカード」です。NTTファイナンスBizレギュラーカードは1.0%の還元率であり、法人カードの中では高いレートを誇ります。

オフィス用品や資材など、事業に必要な物品を頻繁に購入する方はお得にポイントが貯まるでしょう。

貯めたポイントは以下のものと交換できます!
交換先 内容
電子ギフト Amazonギフト券、Edyギフト券などから希望するギフト券と交換できる
キャッシュバック 1万ポイントを1万円分として、カード利用代金に充当できる
ポイント移行 Tポイントやスターバックスカードポイントなどと交換できる

年会費が永年無料である点を踏まえると、ポイント付与の恩恵をより一層感じられます。

マイルが貯まりやすいカードなら

カード名 年会費 ポイント還元率 国際ブランド 特徴
ANA法人ワイドカード 12,925円(JCB)
・13,475円(VISA、Mastercard)
1.0% ・VISA
・Mastercard
・JCB
マイル還元率は常に1.0%以上と高く、マイルがお得に貯まりやすい
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 34,100円 0.5% AMERICAN EXPRESS メンバーシップ・リワード・プラスに入会すると、マイルを貯めやすくなる
セゾンプラチナビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード ・初年度無料
・2年目以降 22,000円
※年間200万円以上利用で11,000円
0.5% AMERICAN EXPRESS SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)へ加入で、カードのポイントをJALマイルへと自動で変換してくれる

マイルがたまるおすすめの法人クレジットカードは上表の通りです。

上記の中でも特におすすめなのは「ANA法人ワイドカード」です。

ANA法人ワイドカードのメリットは、毎年継続マイルとして2,000マイルを付与してもらえることです。継続するのみで自動的にマイルが貯まっていきます。

また、搭乗ボーナスマイルで多くのマイルを貯められるのも利点です。「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」というレートでマイルを貯められるため、空の上でも地上でもマイルを積算していけます。

さらに、JCBで発行した場合「JCB de JAL ONLINE」では、会社のパソコンから航空券を簡単に予約できます。なお立替精算の必要なしに「事前座席指定サービス」も利用可能です。

よく飛行機に乗る方なら年会費以上のマイル還元を受けられる一枚です。

ANAマイルが効率よく貯められる!

ゴールドカードで選ぶなら

カード名 年会費 ポイント還元率 国際ブランド 特徴
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 34,100円 0.5% AMERICAN EXPRESS ビジネスに役立つ付帯サービスが充実している
三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカード ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降 11,000円
0.5% VISA 出張時に役に立つサービスが充実している
ライフカードビジネスライトゴールド ・初年度無料
・2年目以降 2,200円
0.5% ・VISA
・Mastercard
・JCB
年会費無料でETCカードを発行できる

ゴールドカードでおすすめの法人クレジットカードは上表の通りです。

特におすすめなのは「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」です。元々ステータスの高いアメリカン・エキスプレスカードですが、ゴールドカードのサービスはさらに充実しています。

国内外の空港ラウンジ利用や送迎サービスなど、出張を快適にする各種サポートが手厚いです。頻繁に国内外を駆け回る必要がある場合でも、快適な移動が可能です。

また「WeWork メンバーシップ」の特別優待により、リモートワークもお得に実施できます。

このサービスでは、38か国150都市843拠点に展開されているフレキシブルオフィスを使用できます。条件を満たすと、メンバーシップ料金の50%が2ヶ月間提供されます。

限度額に一律の制限がない点も、大きな特徴ですよね!
ビジネスカードでもワンランク上のサービスを受けたい方におすすめの一枚です。

法人がクレジットカードを選ぶ際に押さえておきたいポイント

法人がお得なクレジットカードを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

上記の点をしっかりカバーしたカードを選ぶと、費用対効果が高まります。

自社の利用シーンにマッチするサービスを適切な年会費で活用できると、無駄な経費がかかることもありません。

ここからは、各ポイントを詳しく見ていきましょう。

年会費はいくらか

法人がクレジットカードを選ぶ際のポイントの1つは「年会費はいくらか」です。クレジットカードごとに年会費の金額は大きく異なります。

カードごとの年会費の具体例を下表にまとめました。

カード名 年会費
NTTファイナンスBizレギュラーカード 無料
JCB法人カード ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降1,375円
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード 13,200円
三井住友ビジネスカード for Owners プラチナカード 55,000円

年会費が高いカードは付帯サービスが充実しているのが一般的です。しかし、自社ではほとんど利用しないサービスが豊富に付帯されていても意味がありません。

大切なのは、カードを利用する目的や求めるサービス内容を明確に決めることです。

例えば、経理業務を簡単にするためにカードを発行する場合、年会費無料のカードを選ぶことで不要なコストをかけずに済みます。この場合は維持費をかけずに目的を達成できています。

一方、空港ラウンジサービスや福利厚生サービスといった特典が充実したカードがほしい場合、年会費無料のカードだとサービスや特典が不十分と感じるケースがあります。

年会費が安ければ良いというわけではないのですね!

ポイント還元率は高いか

法人がクレジットカードを選ぶ際のポイントとして「ポイント還元率は高いか」も挙げられます。クレジットカードごとにポイント還元率は大きく異なります。

例として、3つのカードのポイント還元率を下表にまとめました。

カード名 ポイント還元率
NTTファイナンスBizレギュラーカード 1.0%
JCBカード 0.5%
EX Gold for Biz M 0.25%

クレジットカードの利用金額が多い方ほど、多くのポイント還元が受けられます。

わずかな利用金額であればポイント還元率による差を感じませんが、数10万~数100万円の利用額になると、マイルやポイントが貯まるスピードに大きな差が生まれます。

貯まったポイントを備品の購買に充てたい場合や、貯まったマイルを出張費の足しにしたい場合は、少しでも還元率の高いカードを選ぶと良いです。

ただし、ポイント還元率が高くても、ポイント交換先が少ないと十分に利用できません。ポイントの交換先は豊富か事前に確認しておくと良いでしょう。

ステータス性は十分か

法人がクレジットカードを選ぶ際のポイントとして「ステータス性は十分か」も無視できません。クレジットカードごとにステータス性は大きく異なります。

ステータスが高いカードですと、出張先でのサービスを十二分に活用できます。また、カードの利用限度額が高い場合が多いため、購入する物品が多い場合にも問題ありません。

一方でステータスの低いカードですと、希望するようなサービスを受けられない可能性があります。例えば旅行保険のカバー範囲が不十分で、物足りなさを感じる場合が考えられます。

限度額はいくらまで利用できるか

法人がクレジットカードを選ぶ際のポイントには「限度額はいくらまで利用できるか」も挙げられます。

クレジットカードごとに限度額は大きく異なります。その例を下表にまとめました。

カード名 利用限度額
NTTファイナンスBizレギュラーカード 40~80万円
ライフカードビジネスライト 10~500万円
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 一律の制限がなし

引用:NTTファイナンスBizカード概要ライフカードビジネスライト ショッピング枠アメリカン・エキスプレス カード利用可能枠

利用限度額が高いと、ビジネス上の急な出費にも対応できます。例えば大量の資材を購入したい場合や、オフィス用品の入れ替えなどで多額の資金が必要な際、限度額に余裕があると助かります。

一方で会社規模に見合わない低い上限額の法人カードですと、すぐに上限額に達して利用できなくなります。

実際に利用する際の利用額をよく計算してから、適切な限度額のカードを作成すると良いでしょう。

追加カードは発行できるか

法人がクレジットカードを選ぶ際の別のポイントは「追加カードは発行できるか」です。クレジットカードごとに追加カードの発行可能枚数は異なります。

具体的なクレジットカードごとに、追加カードの発行可能枚数を下表にまとめました。

カード名 追加カードの発行可能枚数
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック 無制限
ビジネクスト法人クレジットカード
※2020年9月30日をもって新規会員募集終了
50枚まで
EX Gold for Biz M 3枚まで

従業員それぞれがカードを持つことで、経費の支払い方法を統一し、無駄なくポイントが貯められます。そのため追加カードは従業員全員に行き渡る分を発行できると便利です。

必要な追加カードを発行できないと、従業員の経費処理が煩雑になるケースがあります。

作成の申請をする前に、カードを使用する社員の人数を数え、余裕を持って申し込むと良いでしょう。

審査には通りやすいか

法人クレジットカードを選ぶほかの基準として「審査には通りやすいか」も重要な指標となります。

審査の通りやすさはカードのランクによって異なります。一般的にゴールドカードやプラチナカードなどのハイステータスカードは審査に通りにくい場合が多いです。

審査に通りやすいカードを選ぶと、カードを早めに入手できるためカードが必要な際にもスムーズに利用できるでしょう。

起業して間もない時期はどのカードを選ぶと良いですか?
特に起業して間もない時期は、審査が厳しいカードを発行できない可能性があります。一般カードで実績を積んでから、ハイステータスカードを申し込むと良いでしょう。

特典・サービスは充実しているか

法人がクレジットカードを選ぶ際のポイントとして「特典・サービスは充実しているか」という点も注目する必要があります。

クレジットカードごとに特典・サービスは大きく異なります。その例を下表にまとめました。

カード名 特典・サービス
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード ・freeeへのデータ連携
・後から切り替え可能なリボ払いサービス
・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料
・福利厚生プログラム「クラブオフ」
・国内線法人専用運賃「eビジネス6」
・国内・海外旅行傷害保険
・海外日本語サポート「オーバーシーズ・アシスト」
・手荷物無料宅配サービス
JCB法人カード ・「弥生会計オンライン」「やよいの青色申告オンライン」初年度0円サービス
・freeeソフト割引特典
・インターネット出張手配システム「ANA@desk」の年会費・使用料無料
・オンライン航空券予約サービス「JCB de JAL ONLINE」の利用特典
・新幹線チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」
・法人限定のシークレットプラン「じゃらんコーポレートサービス」特典
EX Gold for Biz M ・freee利用特典
・融資金利優遇制度
・出張優待サービス「Mastercard T&E Savings」
・Visaゴールドカード優待特典

サービスや特典が充実していると、多くの場所でサービスの恩恵を受けられます。例えば出張に必要な公共交通の予約がスムーズにできたり、空港ラウンジで待ち時間をゆったり過ごすことが可能です。

一方でサービスや特典が不十分だと、海外で事故や犯罪といったトラブルに巻き込まれたときに補償が効かない可能性があるなど、不便さを感じます。

企業・会社がクレジットカードを発行する際によくある質問

ビジネスカードで決済するメリットはある?

ビジネスカードで決済することのメリットとして、以下が挙げられます。

ビジネスカードで決済するメリット

  • 社内での経理作業が簡素化される
  • カードの利用でお得にポイントが貯まる
  • キャッシュフローに余裕ができる

業務の中でも経理は煩雑になりやすい作業の1つです。法人クレジットカードを使うと、立て替え払いに関連した事務作業が軽減されます。

さらに明細書を利用した帳簿作成もできるため、作業がより簡素化されます。

また、現金で支払っていたものをクレジットカード支払いに切り替えることでポイントが貯まるのも利点です。毎月定期的な購買業務がある場合は、カード利用がおすすめです。

個人事業主は法人カードを作れない?

ビジネスカードであれば、個人事業主でも法人カードを作れます。

ビジネスカードの審査対象は、通常のクレジットカード同様に個人です。一方でコーポレートカードは、法人が審査対象となります。両者の審査対象の違いを下表にまとめました。

カードの種類 審査の対象
個人カード 個人(代表)
ビジネスカード
コーポレートカード 法人

なお、個人事業主が審査を受ける場合は開業届を出している方が社会的信用が上がり審査に通りやすくなる場合があります。

クレジットカードによっては固定電話番号が必要になる場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

法人はゴールドカードの方がお得?

法人はゴールドカードの方がお得な場合が多いです。

ゴールドカードの場合、ビジネスシーンで役立つ保険や各種特典・サービスが充実しています。

ゴールドカードと一般カードの違いを下表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

項目 三井住友ビジネスカード for Owners クラシック 三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカード
年会費 ・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降 1,375円
・初年度無料
※オンライン入会のみ
・2年目以降 11,000円
ポイント還元率 0.5%
ステータス ★★★ ★★★★★
限度額 ~150万円 ~300万円
付帯保険 ・海外旅行傷害保険のみ
最高2,000万円
国内・海外旅行傷害保険
最高5,000万円
付帯サービス ・飛行機チケット手配システム
・レンタカーの割引利用
・レンタカー優待
・エアライン・ホテルデスク
・じゃらんnetホテル予約
・航空券チケットレス発券
・レストラン優待
・福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」

上表からわかる通りゴールドカードを選択すると、一般カードよりも利用できるサービスや旅行保険が充実しています。

また法人カードは、ゴールドカードやプラチナカードなどのハイステータスのラインアップが多い傾向があります。

より特典やサービスの恩恵を受けたい場合は、ゴールド以上のカードを作成するのもおすすめです。

法人カードではETCカードを持てない?

法人カードでもETCカードは発行できます。カードによっては、複数枚のETCカードを発行することも可能です。

ETCカードを発行すると、移動経費に割引を適用させたり、経理の簡素化ができたりします。従業員が業務で移動することが多い場合には、複数枚のカードをお得に発行できる法人カードを選ぶと良いでしょう。

まとめ

法人用クレジットカードには、さまざまな種類があります。会社の規模に応じて、ビジネスカードまたはコーポレートカードが発行されますが、カードを選ぶ際には上記で紹介したポイントを踏まえて選択肢を挙げていくと良いです。

ここまで読んでいただいて、まだどのカードを発行しようか迷っている方は「NTTファイナンスBizレギュラーカード」がおすすめです。

NTTファイナンスBizレギュラーカードは、年会費が永年無料であり、ポイント還元率が1.0%と高いのが魅力です。

さらにWeb明細編集サービスで経理処理が簡単になるほか、決算書不要で審査を受けられるため、初めての法人カードとしておすすめの1枚です。

改めて法人におすすめのクレジットカードを確認したい方は「【徹底比較】法人におすすめの人気クレジットカード5選」を参考にしてください。

この記事の監修者

恩田 雅之

恩田 雅之

1959年 東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちAFPを取得。
2004年3月にCFP資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。資産運用に関するセミナー、ブログやコラムの執筆や監修などを中心に活動中。

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※各社のクレジットカードの画像は各社の公式サイトから引用したものになります。