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モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の特徴|家庭での実践方法も紹介

 

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の特徴|家庭での実践方法も紹介

 

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育とは?

子供の入る幼稚園選びをする頃に、どういう教育をしていくかお迷いの方は多いのではないでしょうか。また、その中でもよく耳にするモンテッソーリ教育とシュタイナー教育をお考えの方もおられるのではないでしょうか。

 

モンテッソーリ教育は自発的な「おしごと」を通して自分で自分を育てる理念があります。シュタイナー教育は「からだ」と「こころ」と「あたま」を調和させることに重きを置き、教育自体が芸術行為だという理念の教育です。

 

この記事ではモンテッソーリ教育とシュタイナー教育についての詳しい説明と違い、家庭での実践法などを紹介します。この二つの教育について理解を深めてみましょう。

 

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の共通点

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の共通点は、子供を尊重し、学力向上よりも人間としての成長に重きを置いている点にあります。

 

日本の義務教育のように全員で同じことをさせるということはなく、子供の意思が尊重されます。子供の意思を尊重することで個人の能力を引き出して活かすことが狙いです。

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の創始者と歴史

近年の教育の世界では、日本の従来の教育法である教師から一方方向で全員に同じ内容を教える教育ではなく、子供主体の教育法が重要であると提言され、注目されるようになってきました。

 

数ある子供主体の教育法の中で、モンテッソーリ教育とシュタイナー教育は世界2大教育法と呼ばれており、世界でも受け入れられています。

 

ここではモンテッソーリ教育とシュタイナー教育がどのような人によって作られ、どういう歴史があるのかを紹介していきます。

 

マリア・モンテッソーリとモンテッソーリ教育の歴史

モンテッソーリ教育の生みの親、マリア・モンテッソーリ(1870-1952)はイタリア初の女性医学博士号を取得した人物としても知られています。大学卒業後は障がい児の教育に関り、実験心理学や教育学も研究するようになりました。

 

1907年にローマ不動産協会が低所得者向け住宅に保育施設「子どもの家」を作り、その監督と指導担当としてマリア・モンテッソーリが就任しました。

 

「こどもの家」で障がい児に用いて成果があった教育を健常児に応用したことがモンテッソーリ教育の始まりです。

 

この教育法の普及と教師の育成に取り組みながら多くの著作を残し、晩年は平和と子供の命の尊重のための活動でノーベル平和賞にノミネートされました。

 

出典:マリア・モンテッソーリについて|日本モンテッソーリ教育綜合研究所
参照:https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/about.php

ドルフ・シュタイナーとシュタイナー教育の歴史

ドイツを中心に活躍したルドルフ・シュタイナー(1861-1925)は、教育とは感情や意志に働きかける総合芸術という考えのシュタイナー教育の提唱者として知られています。

 

ロストック大学で哲学の博士号を取得し「真理と科学」「自由と哲学」などの著作を出版しました。

 

第一次世界大戦中、健全な社会のためには自由な精神の育成が必要だとして、社会改革の中核に教育を位置付けています。

 

1919年、エミール・モルトの依頼で労働者の子供のために設立した、自由ヴァルドルフ学校の創設アドバイザーに就任したところからシュタイナー教育は始まります。

 

自由ヴァルドルフ学校は誰にでも開かれた学校とし、子供だけでなく教師の自由も尊重するべく校長を置きませんでした。

 

教育を人間的な営みになるように改革して、子供の能力を引き出す教育法は世界に受け入れられていき、1000校以上設立されています。

 

出典:シュタイナー教育の概要|日本シュタイナー学校協会
参照:https://waldorf.jp/education/

 

モンテッソーリ教育の特徴7つ

 

 

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