学力偏差値とは?把握するメリット4選や気を付けることを解説! 学力偏差値とは?把握するメリット4選や気を付けることを解説! - chokomana
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学力偏差値とは?把握するメリット4選や気を付けることを解説!

 

学力偏差値とは?把握するメリット4選や気を付けることを解説!

 

学力偏差値とは?

学力偏差値とは、テストや試験、模試などを受験した全体の中で自分がどの位置いるかを示す数値です。日本では、学力テストや中学・高校・大学受験などに用いられています。

学力偏差値を用いるメリットは、テストの難易度や参加人数に関わらず自分の学力を相対的に判断できることです。

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学力偏差値の基本知識3つ

学力偏差値の仕組みや見方について正しく理解し、より効果的に利用しましょう。学力偏差値について理解をすれば、受験勉強をする際に大きく役に立ちます。ここでは学力偏差値の基礎知識を3つご紹介します。

1:学力偏差値の使い方

学力偏差値の使い方とは、テストや試験、模試などの難易度や参加人数などに関わらず自分の学力を相対的に判断するために使います。 偏差値は、全体の平均を50で示します。平均より低い点数を取ると偏差値は低くなり、高い点数を取ると偏差値は高くなります。

何故、テストや模試の結果が点数や順位だけではデータとして不十分なのかを紹介します。あるテストで自分は100点満点中80点を取ったとします。この80点は、平均60点の場合と平均90点の場合とでは価値が大きく変わります。

また、順位も同様です。あるテストで自分は50位を取ったとします。この50位は、参加人数100人の場合と1000人の場合とでは価値が大きく変わります。

このようにテストや試験の点数や順位のみでは、本当の価値が分からないことがあります。特に受験など合格のボーダーラインが存在する場合は、相対的な自分の位置の把握が重要になります。

 

2:学力偏差値の基準

学力偏差値の基準とは、全体の平均値である偏差値50になります。テストや模試の結果が、平均より低い場合は偏差値50以下、高い場合は偏差値50以上となり、学力偏差値はほとんどの場合30〜80前後の数値で示されます。

3:学力偏差値を計算する方法

学力偏差値は、計算によって求めます。学力偏差値を求める計算式は、10×(個人の得点 - 平均点)÷(標準偏差)+50です。 学力偏差値を求める計算式では、個人の得点と平均点、標準偏差が重要になります。

標準偏差とは、データのばらつきを示す指標です。標準偏差については、後ほど詳しく紹介します。

「2:学力偏差値の基準」で、ほとんどの場合30〜80の数値で示されると記述しましたが、計算上は偏差値が0以下になったり100以上になったりする場合もあります。

具体的には、自分は100点を取り、自分以外の25人が0点を取った場合は、自分の偏差値100になります。また、自分は100点を取り、自分以外の9025人が全員0点を取った場合、自分の偏差値は1000になります。

 

 

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