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輪ゴムで動くエンジンの原理を学ぼう

 

輪ゴムで動くエンジンの原理を学ぼう

 

輪ゴムで作ったエンジンが回るようになるまで何度か微調整を繰り返しました。最初のエンジンは、太いゴムとつまようじを使って作りましたが、結果的に輪ゴムが太すぎて、熱が伝わらず回りませんでした。

 

次に、細いゴムと針を使ってみました。フォークの間にはさんだ後で、テープの芯を手でゆっくり回し、スムーズに回転するか確かめました。回転する際にひっかかるところがあったため、テープの芯の周りにねんどをつけて重さを微調整していきました。この微調整の作業には、根気と正確さが求められます。

 

最後に、ハロゲンランプでエンジンが回らなかったために、熱を加える道具をドライヤーに替えてみましたが、その際にはドライヤーの風でエンジンが回らないように角度に注意が必要です。ようやくテープの芯が回りました。回る速度が意外にゆっくりです。

 

ゴムが熱すると縮み、冷めると伸びるという性質を利用しているため、電球の光やドライヤーの熱で輪ゴムエンジンは回ります。電球の光やドライヤーの熱により、温められた部分の輪ゴムが縮むことで重心がずれて、全体のバランスが崩れるためにテープの芯が回ります。回転した輪ゴムは、電球やドライヤーから離れて、熱が冷めるため元に戻ります。つまり、ゴムエンジンが回り続けるのは、輪ゴムが熱により温まったり冷めたりするからです。

 

工作や車好きなお子さんとぜひ輪ゴムエンジンを作って実験してみてください。一生懸命に作った後で、輪ゴムエンジンが回ったときは、感動します。

 

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