文節の分け方覚えている?区切り方のコツや間違いやすい言葉も紹介 文節の分け方覚えている?区切り方のコツや間違いやすい言葉も紹介 - chokomana
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文節の分け方覚えている?区切り方のコツや間違いやすい言葉も紹介

 

文節の分け方覚えている?区切り方のコツや間違いやすい言葉も紹介

 

「文節」とは?

文節とは、日本語文法において、文を区切った際に意味として不自然にならない最小の単位です。意味を成さない付属語まで区切る「単語」とは異なり、自立語のみ、もしくは自立語+付属語に区切ったものが文節になります。単語と文の中間の単位です。

 

文節は小学校で習い始め、国語を勉強していく上で、とても大切な基礎の部分となります。しかし、少し分かりにくいのが事実としてあり、特に文節分けが分からなくなることがあります。

 

また、中一での国語の文法、文節を理解することは英語を理解する上でも重要になってきます。

 

これから、文節の特徴や分かりにくい部分、注意点などを分かりやすく、丁寧に説明していきます。

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【簡単!】文節の見分け方

文節の分け方は主に2つあります。息を吸う場所で分けるものと、「ネ・サ・ヨ」を使って分けるものです。どちらも、文節を分ける際の説明としてよく使われ、多少の問題点はあるものの、簡単で分かりやすい分け方です。

息を吸う場所で分ける

ある文章を音読しようとした際に、息を吸う場所が文節の区切りになります。

 

例えば「僕は明日遠足に行く」という文章を音読しようとしたときに、「ぼく、はあし、たえ、んそく、に、いく」とは読まないでしょう。「ぼくは、あした、えんそくに、いく」と読めるでしょう。この読点「、」がついたところが文節の分かれ目です。

 

分からなくなってしまったら、一度文章に句読点をふってみましょう。

 

「ネ・サ・ヨ」を使って分ける

次は、「ネ・サ・ヨ」を使った文節の区切り方です。「ネ・サ・ヨ」とは、「僕はネ、明日ネ、遠足にネ、行くネ、」など、文章の中に「ネ・サ・ヨ」が入れられるところが文節の分かれ目、ということになります。ただ、この分け方には問題点があります。

「ネ・サ・ヨ」を使った区切り方にも問題が?

「ネ・サ・ヨ」を使った区切り方の問題点は、「感覚的であること」です。なんとなく、ここに「ネ」が入るだろうという、理論的な考えではないということです。

 

そのため「私は今朝寝坊をしてしまった」という文があったとき、「私はネ、今朝ネ、寝坊をネ、してしまったネ」と考える人と、「私はネ、今朝ネ、寝坊をネ、してネ、しまったネ」と考える人がいることになってしまいます。

 

文節が成り立つ条件

文節が成り立つ条件には2つあります。「自立語のみ」と「自立語と付属語」です。この条件が分かれば、文節の分け方が理解しやすくなります。自立語と付属語の説明も含め、詳しく説明していきましょう。

自立語のみ

まず、自立語とは何か、というところですが、それだけで意味が成り立つ言葉のことです。例えば、「僕は明日遠足に行く」という文の「僕は」「明日」「遠足に」「行く」の4つが自立語ということになります。

 

その中の「明日」「行く」には、自立語以外の他の言葉がくっついていないため、自立語のみで文節が作られているのが分かります。

 

 

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