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教育委員会とはどのような組織なのか?構成と担っている業務3つ

 

教育委員会とはどのような組織なのか?構成と担っている業務3つ

 

私立学校は教育委員会の管轄ではありません。私立の大学は文部科学大臣が、幼稚園や小学校、中学校については都道府県知事などの首長が教育委員会の役割を担っています。

 

しかし例外もあり、大阪府では大阪府教育庁私学課が私立学校を管轄しています。

 

最近話題となった教育委員会がかかわっているニュース

教育委員会が関わってきた業務はたくさんあります。近年では、保護者の共働きなどの家庭環境の変化やパソコンなどの機器を扱う機会の増大により、時代に応じた教育機関・教育環境の変化が必要になってきました。

 

そのような中で、保護者や子ども達に大きく影響した教育委員会にかかわるニュースがいくつかあります。ここでは最近話題になったものを3つ紹介していきます。

1:スクールロイヤー

スクールロイヤーとは学校・教育現場において、法務の専門家として相談や助言をする人達のことです。また、スクールロイヤー制度とは問題が起きた時に弁護士がアドバイザーとして学校に派遣されることをいいます。

 

いじめや虐待などの子どもの行動に関わる内容から、体罰やセクハラなどの指導に関わる問題まで、弁護士に相談する必要性が増えていました。それがきっかけとなり、スクールロイヤーが試験的に導入され始めています。

 

2:横浜市の「ハマ弁」

横浜市では人口の増加から給食室を整備しておらず、家庭から弁当を持ってくるスタイルの中学校がありました。しかし、時代の変化などにより弁当を作ることが負担になる家庭が増えてきたことから、横浜型配達弁当である「ハマ弁」が作られました。

 

ハマ弁は給食並みの価格でご飯・おかず・汁物・牛乳を提供することが可能で、栄養バランスも考えられています。また、ご飯などは頼まずに汁物のみや牛乳のみという選択の自由もあります。

3:Ict教育について

時代の変化に伴い、Ict教育と呼ばれる情報通信技術を使った教育が必要となってきました。Ict教育ではパソコンやタブレットを通してオンラインで学習していくことにより、子ども達に合わせた教育を実現していくことが考えられています。

 

子ども達は自分にあった難易度のテストをオンラインで受けることが可能になるなどのメリットがあり、これに向けての教員育成の工夫や、教員の指導力向上も必要になっています。

 

教育委員会とはどのような組織なのか理解しよう

教育委員会は子ども達が生活する上で大切な環境を作っている組織で、その地域にとって重要な役割を果たしています。普段の生活では気づかないことでも、実は教育委員会が担っていたという業務も多くあるでしょう。

 

教育委員会は、都道府県や市町村などさまざまなところに設置されています。どのような組織なのかを理解し、自分達の住んでいる地域ではどのような事をしているのかを知っておくことも大切でしょう。

 

 

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