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中学生の作文の書き方とは?すらすら書けるようになる6つのステップ

 

中学生の作文の書き方とは?すらすら書けるようになる6つのステップ

 

 

6:原稿用紙で清書する・推敲する

下書きのメモを用意したら、実際に書いていきます。メモを見ながら原稿用紙に清書し、間違いがないか、もっと適切な表現がないかを推敲しましょう。

 

作文の読み直しで基本のチェックポイントには、以下のようなものがあります。

 

・誤字や脱字はないか
・原稿用紙の使い方は正しいか
・誤解を招くような表現はないか
・「です・ます調」「だ・である調」が統一されているか
・言いたいことが最後まで一貫しているか
・読み手に伝わりやすいように書けているか

もう一段階レベルを上げる作文の5つのコツ

作文の書き方の6つのステップをマスターしたら、基本的な作文は書けるようになります。さらにちょっとしたコツをマスターしたら、作文のレベルはワンランク上がります。紹介する5つのコツもマスターして、子どもの作文を上達させましょう。

 

1:効果的に引用をする

誰かが言ったことで印象に残っていることや、読んだ本の中で印象に残っている言葉、慣用句やことわざを作文に引用してみましょう。引用する場合は、必ずカギカッコを付けて囲み、子ども自身の言葉と区別するようにしてください。

2:うまくカギカッコを使用する

作文でカギカッコを上手に使用すると、文章がわかりやすくなることや、より臨場感を感じられるなどの効果があります。基本的にカギカッコは会話のセリフを書くときに使いますが、他にも使い方があります。

 

・引用:本に書いてあったことや、誰かがいったことを引用するときに使用する

 

・強調:子どもが特に述べたいことを書くときに使用する

 

・心理描写:声には出してはいないものの、子どもが心の中で思ったことを書くときに使用する

 

3:慣用句やことわざを用いる

作文に慣用句やことわざを用いると、読み手が楽しみながら文章を読めます。頭、顔、目、鼻、耳、口、首、足、手など体の部分を使った慣用句やことわざを覚えておくと便利です。

 

慣用句やことわざを覚えるのにもコツがあります。わからない慣用句やことわざに出会ったときは、必ず辞書を引くようにしましょう。慣用句やことわざ辞典もおすすめです。意味を覚えたら、意識して日常的に使うようにすると効果的です。

4:作文の型を意識して作成する

作文の書き方には、文章構成の型があります。作文の型をマスターして、型に入れながら作成しましょう。

 

文章の基本の構成は「序論」「本論」「結論」からなる「三段構成」です。「序論」には、問題の問いかけや結論の予告を書きます。「本論」には「序論」の根拠や理由を書きます。「本論」には「序論」の根拠をもとにした考えや意見を書きます。

 

文章の構成には「双括型」「頭括型」「尾括型」の3種類のバリエーションがあり、結論を持ってくる位置に違いがあります。

 

双括型

双括型は、最初に結論を述べてから理由や具体例を書き、最後に再び結論を述べる構成です。

 

結論を文章の先頭と最後に持ってくる方法です。理由付けが長くなる場合に、結論をもう一度確認してもらうために使います。レポートなど文章量が多いものに向いています。

頭括型

頭括型とは、最初に結論を述べてから、理由や具体例を述べる構成です。結論を文の先頭に持ってくる方法です。読み手に強いインパクトを与えることができます。小論文のように、大切なことを先に述べたいときに向いています。

 

尾括型

尾括型とは、最初に理由や具体例を述べてから、最後に結論を述べる構成です。

 

結論を文章の最後に持ってくる方法です。最後までじっくり時間をかけて読んでもらいたい場合に使います。小説など、読み手に結論までずっと読み続けてほしいものを書くときに向いています。

 

 

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