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不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も

 

不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も

 

定時制高校は昼間部、昼夜部、夜間部があり、子供が通学しやすい時間帯を選ぶことができます。

 

また、定時制は時間帯が選べることから、仕事をしている人が通っているイメージを持つ人もいます。しかし、全日制と比べて授業を受ける生徒数が少ないことから、人間関係が原因で不登校となった子供も多く通っています。

 

不登校の子供が通うメリットやデメリット

定時制高校には昼間部、昼夜部、夜間部があります。また、1日の4時間ほどと全日制の高校と比べて授業時間が短くなっています。そのため、時間にゆとりが持ちやすく、体力面でも気持ちの面でも負担を少なくすることができるでしょう。

 

ただし、学校によっては卒業までに4年かかってしまう場合があります。また、3年で卒業できる場合でも、1日の授業時間数が少ない分、学力面にしわ寄せが出る場合があり、大学受験が不利になってしまう場合があります。

2:通信制高校

通信制高校は、通信教育で高校の勉強をします。そのため、他の高校のように毎日教室で授業を受ける必要がありません。決められた登校日以外は特に学校に行く必要がないので、学校に行くことが負担となっていた子供に適した種類の高校となっています。

 

不登校の子供が通うメリットやデメリット

通信制の高校は決められた登校日以外は、学校に行く必要がありません。そのため、同級生と会う機会が少なく、学校で友達が作りにくくなります。

 

また、毎日授業を受けるわけではないので、子供の性格によっては勉強がサボりがちとなってしまう可能性があります。

3:高等専修学校

高等専修学校とは、中学を卒業してから入学できるようになる専門学校のようなものです。専門学校なので、その内容は工業や農業、医療や社会福祉など、就職に必要な知識や技術を主に身につけることができます。

 

そのため、早く学生を卒業して、社会人として自立したいと考えている子供や、すでにやりたいことが明確にある子供などに適した学校となっています。

 

不登校の子供が通うメリットやデメリット

高等専修学校に通えば、就職に必要な専門的な知識や技術などを身につけることができます。学校やコースによっては、高卒資格や大学受験資格を得るだけでなく、仕事に必要な国家資格を取得できる場合もあります。

 

ただし、専門的な知識や技術を学ぶことになるので、学校卒業後に進路変更を行いにくいという特徴もあります。

4:単位制高校

定時制や通信制などの高校では学年制ではなく、単位制を採用している場合もあります。単位制では学年がなく、卒業に必要な単位を取得すれば卒業することができます。

 

ただし、その卒業条件には3年以上の在籍が含まれる場合もあり、早くに単位を多く取得しても、1年や2年で卒業することはできません。

 

逆に、自分で履修内容を決められるので、無理なスケジュールとならないように4年をかけて卒業を目指すということはできます。そのため、自分のペースで勉強したいという子供に適しています。

 

不登校の子供が通うメリットやデメリット

単位制の場合は学年がないので、成績が悪くても留年をすることがありません。もし、失敗してしまった科目があったとしても、別の科目や翌年に再履修するなどの方法で取り返すこともできます。

 

ただし、自分で履修をすることになるので、無計画に授業を履修してしまうと、過密スケジュールとなってしまう可能性があります。また、子供が好きな授業ばかり履修すると学力に偏りが出て、大学受験の際に対策で苦労してしまう可能性もあります。

どうしても高校進学が難しいときは?

不登校であっても、高校に進学することはできます。しかし、学力や出席日数などが大学受験に悪い影響を与えてしまい、受験に失敗してしまう可能性はあります。また、場合によっては高校進学が子供にとって良い選択ではないということもあります。

 

もし、これらのような理由で高校進学が難しい場合には、無理に子供を高校へ進学させるのではなく、別の進路を子供と一緒に検討してみましょう。

 

1:高卒認定試験を受ける

高校を卒業すれば、大学や専門学校を受験する資格を得ることができます。しかし、高校を卒業しなくても、高卒認定試験に合格すれば、大学や専門学校を受験する資格を得ることができます。

 

高卒認定試験では、高校を卒業するために必要な学力を持っているかどうかを試験で確認されます。試験によって学力を証明することになるので、そのハードルは高いですが、自分で勉強ができるという子供であれば、無理に高校に通う必要はないでしょう。

 

 

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