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中学生らしい意見文の書き方とは?学年別の書き方・おすすめのテーマも紹介

 

中学生らしい意見文の書き方とは?学年別の書き方・おすすめのテーマも紹介

 

 

1:1年生

中学1年生では意見文の基本的な書き方を学ぶことが大事です。意見文の特に大事な点は、ある出来事について、たしかな事実と根拠に基づいて自分の考えを説明できる点となります。

例文

中学1年生の書き方の例として、自分の主張について事実・根拠に基づく理由を付した例文を記載します。

 

・(主張)私は朝の挨拶はとても重要だと思う。
・(事実・根拠)クラスメートの半分は朝の挨拶を行っていない。朝に元気な挨拶を交わすことは相手に与える印象はとても良いが、逆に無視したり元気な挨拶を返さなかったりした場合には受け手に悪い印象を与える。
・(理由)朝に元気な挨拶を交わせない場合、体調不良やいじめを受けているなどの状況を早期に発見できる可能性がある。
・(主張)だからこそ、私は朝の挨拶は本当に重要なものと考える。

 

2:2年生

中学2年生の場合、反対意見を想像しながら意見文を書けることが理想的です。

 

自分の意見に対して反対意見が出ることは時々起こりうることです。反対意見の考えも理解しながら、更に事実やデータを提示した上で、自分の意見を説明できれば、より自分の考えに説得力を増すこととなります。

例文

中学2年生の書き方の例として反対意見を想像した上での理由を記載しました。

 

・(主張)私は朝の挨拶はとても重要だと思う。
・(事実・根拠)クラスメートの半分は朝の挨拶を行っていない。朝に元気な挨拶を交わすことは相手に与える印象はとても良いが、逆に無視したり元気な挨拶を返さなかったりした場合には受け手に悪い印象を与える。
・(反対意見を想定した理由)朝の挨拶は形式に過ぎず特別な感情も無い。そうした毎朝の繰り返しに何の意味があるのか、という反対意見もある。しかしながら、朝に元気な挨拶を交わせない場合、体調不良やいじめを受けているなど深刻な状況を発見した事例もある。朝の挨拶は生徒一人一人の定点観測につながるものである。
・(主張)だからこそ、私は朝の挨拶は本当に重要なものと考える。

 

3:3年生

中学3年生の場合、自分の考えを客観的な事実に基づいた意見文にすることが目標とされています。

 

自分の考えだけの場合は説得しきれない相手もいます。その際、客観的なデータや事実に基づいた意見を述べることは説得力を増すこととなり、相手が反論する余地は少なくなります。社会人にとっても有効な手法です。

例文

中学3年生の書き方として、客観的な事実に基づいた例を記載します。

 

・(主張)私は朝の挨拶はとても重要だと思う。
・(事実・根拠)クラスメートの半分は朝の挨拶を行っていない。朝に元気な挨拶を交わすことは相手に与える印象はとても良いが、逆に無視したり元気な挨拶を返さなかったりした場合には受け手に悪い印象を与える。
・(理由)静岡県磐田市役所は朝の挨拶運動を実施したところ、市役所全体の雰囲気が明るくなり、職員のモチベーションが向上し、市民から寄せられる苦情が減るなどの効果があがったという実例もある。
・(主張)だからこそ、私は朝の挨拶は本当に重要なものと考える。

 

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中学生の意見文におすすめのテーマ8つ

中学生の意見文は、日常的に身近な学校生活を中心にするのが望ましいところです。学校の校則、部活動、クラスでのいじめなど、多くの中学生の皆さんも自分なりの考えを有しているでしょう。

 

こうしたテーマについて他の生徒と議論することは、社会的事実に対する分析能力や道徳観の向上のみならず、意見文作成のスキルアップに大きく役立つものと考えられます。

1:学校の校則について

 

 

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