一人っ子の子育てがデメリットしかないと言われる理由|メリットについても紹介

一人っ子の子育ては可哀想だとデメリットしかないと、ネガティブなイメージを持たれることがあります。本記事では、そんな一人っ子の子育てのデメリットだけではなくメリットとともに、子育てのポイントについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

一人っ子の子育てがデメリットしかないと言われる理由|メリットについても紹介

「一人っ子の子育てにはデメリットしかないと言われているけれど本当?」
「一人っ子はどんな子どもに育つのか傾向を知りたい」
このように、一人っ子の子育てに関する不安やネガティブな情報に対する疑問を持つこともあるでしょう。

本記事では、一人っ子の子育てがなぜデメリットしかないと言われているのかという疑問とともに、一人っ子の子育てのメリットとデメリット、育てられた子どもの性格の傾向を紹介しています。

この記事を読むことで、一人っ子の子育てを行う場合に注意しなければいけないことを理解できます。また、デメリット以外にもメリットがあることや育った子どもの性格の傾向を知ることで、一人っ子の子育てに関するノウハウを知ることができるでしょう。

子育てに関する興味や疑問、不安を抱えている方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

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一人っ子世帯は増えている?

厚生労働省が実施している「出生動向基本調査」内の夫婦調査の結果によると、2015年に実施された基本調査にて夫婦の完結出生児数が1.94人と2人を下回っています。調査が始まった1940年時点では4.27人であり、70年近くでかなり出生率が低下している傾向があります。

また、夫婦の出生子ども数分布の推移では、子どもが3人いる夫婦は年々低下しているのに対し、一人っ子は1982年から2015年にかけて9.1%から6.2%と増加傾向にあります。

このように調査データを見ると、年々一人っ子世帯が増えてきている様子が顕著になっているようです。共働き世帯が増えてきたことや経済的な問題、晩婚化・高齢出産が関係しているとされています。

出典:夫婦調査の結果概要|厚生労働省
参照:https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_report4.pdf

一人っ子の子育てがデメリットしかないと言われる理由

そもそもなぜ一人っ子の子育てが大変、デメリットしかないと言われているのかというと、周囲による一人っ子に対するイメージが関係しているとされています。

一人っ子に対して、周囲の人々は多種多様なイメージを持っています。そのなかでも「わがまま」「自己中心的」「マイペース」など、ネガティブなイメージを持っているケースは少なくないでしょう。

このため一人っ子の子育ては苦労が多く、デメリットばかりだという考えが出てくるようになったと考えられます。

一人っ子育児のメリット8つ

一人っ子の子育てにはデメリットしかないと思われがちですが、実際には一人っ子だからこそのメリットも見受けられます。特に子どもに対してしっかり向き合うことができる点や金銭面に関する点は、一人っ子ならではの魅力があります。

ここからは、そんな一人っ子の子育てのメリットを8つ紹介します。

  • 気持ちに余裕がある
  • 出掛けるスケジュールを立てやすい
  • 親子の仲をじっくり深めることができる
  • 病気になった時ずっと付き添うことができる
  • 子どものスケジュール管理が楽である
  • 習い事にお金をかけてあげられる
  • つきっきりで勉強をみてあげられる
  • 子どもの変化に気づきやすい

1:気持ちに余裕がある

一人っ子の子育ては、1人だけに集中して育児をすることができます。このため、複数の子どもがいる家庭よりも気持ちに余裕を持って対応しやすく、子どもの話をじっくりと聞いてあげることが可能です。

2:出掛けるスケジュールを立てやすい

子どもと一緒に出掛ける場合、保護者1人の付き添いであっても目が行き届きやすく、子どもの希望通り、行きたいと言った場所に連れて行くことができるでしょう。また、イベント関連のスケジュールも、保護者と予定が被らない限りは対応できるので、動きやすいというメリットもあります。

このように出掛ける際のスケジュールや対応がしやすいところは、一人っ子だからこそのメリットのひとつでしょう。

3:親子の仲をじっくり深めることができる

他に兄弟がいる家庭だと、子どもそれぞれに対してゆっくり接する時間をとるのが難しく、時としてそのことが理由で親子の関係に良くない変化が生まれる可能性があります。

一人っ子の場合、愛情も時間もお金もその子にだけ注ぐことができるため、じっくりと親子の仲を深めることができる傾向にあります。そのため、親子の話し合いや相談がしやすく、家族間の仲も良好に保ちやすいとされています。

4:病気になった時ずっと付き添うことができる

子どもが病気になった時、兄弟がいる家庭だと兄弟の世話もあるため、病気になった子を看病する時間が十分ではなく、寂しい思いをさせてしまうケースもあります。

一人っ子であれば、病気になった子どもにゆっくり付き添ってあげることが可能です。寂しい思いをさせずに済むだけではなく、万が一体調が急変した時にすぐに対応してあげられるでしょう。

5:子どものスケジュール管理が楽である

複数の子どもを育てていると、幼稚園や保育園、学校などの行事が重なってしまう場合があります。日にちが被ってしまうと、どのようにスケジュール管理をするのか考えることとなり、場合によってはどちらかの行事を諦めるしかないという意見もあります。

このように、子どものスケジュール管理は子育てする子どもの数が多ければ多いほど難しい反面、一人っ子であれば比較的楽にこなせると言えるのではないでしょうか。

6:習い事にお金をかけてあげられる

一人っ子の子育てはその子だけにお金をかけやすいため、子どもがやりたい習い事を希望通りにさせることができるでしょう。

また、子どもがやりたい習い事をさせてあげられる環境は、子どもの成長や可能性を広げられるだけではなく、自分は愛されているという自己肯定感が育ちやすいとも言われています。

7:つきっきりで勉強を見てあげられる

勉強で分からないところや教えて欲しいところがあった時、一人っ子であればある程度、余裕を持って教える時間を作ってあげることができます。家事が落ち着いている時間帯や仕事が休みの日であれば、つきっきりで勉強を見ることも可能でしょう。

8:子どもの変化に気づきやすい

一人っ子の子育ては保護者の目が行き届きやすいことから、子どもの些細な変化に気づきやすいというメリットもあります。

例えば、体調が悪い時や気持ちが沈んでいる時など、変化に気づくことで早めに何らかの対処をとることも可能です。

一人っ子育児のデメリット4つ

一人っ子の子育てにはメリットもありますが、デメリットもあります。特に子どもが小さい時はコミュニケーションの対象の範囲が狭いため、そこから発生するデメリットが顕著に見受けられる傾向があります。

ここからは、そんな一人っ子の子育てにみられるデメリットについて4つ紹介します。

  • 兄弟がいない理由を聞かれるストレスがある
  • 子どもが良い子のフリをしてしまう
  • 同年代の子どもとうまく遊べない
  • 家では遊び相手が保護者しかいない

1:兄弟がいない理由を聞かれるストレスがある

一人っ子の子育てをしていると、周囲からなぜ兄弟がいないのか、二人目はいつなのかなどと心無い質問をされる場合があります。家庭によって経済的な事情ややむを得ない事情があるので、本来であれば他人が口を出すような話題ではないでしょう。

このように、理由を聞かれることや子どもをさらに産むことを推奨されることがストレスになる方も少なくありません。

2:子どもが良い子のフリをしてしまう

兄弟・姉妹のいる子どもと比較すると、大人と接する時間が長くなりがちなのが一人っ子の特徴です。その結果、同年代の子どもたちではなく、大人に合わせようとして良い子のフリをしてしまうことがあります。

大人に褒めて欲しい、喜んで欲しいという気持ちから、良い子を演じてしまうこともあるため、子どものフォローをしつつ、同年代の子どもたちと関わる時間を増やしてあげることが必要です。

3:同年代の子どもとうまく遊べない

幼稚園や保育園に通うまでは、一人っ子の子どもは保護者をはじめとした大人を中心に生活しています。このため。いざ幼稚園や保育園に通うようになると、同年代の子どもたちとの接し方が分からず、上手に遊べない子もいるでしょう。

例えば、おもちゃの譲り合いができない、自分の我を通そうと喧嘩をしてしまうなどが挙げられ、これが一人っ子がわがままに見えてしまう、またはデメリットしかないと思われる理由につながりやすくなります。

4:家では遊び相手が保護者しかいない

幼稚園や保育園、学校では友だちと遊ぶ機会がありますが、家に帰ってくると遊び相手になってくれるが兄弟・姉妹がいません。遊び相手は保護者になりがちですが、なかなか家事や仕事、休憩ができないところも一人っ子の子育てのデメリットとされています。

一人っ子で育った子どもの性格の傾向8つ

一人っ子の子育てにはデメリットしかないと思われる理由には、育った子どもの性格にネガティブなイメージが付随しています。そのようなイメージを払拭するためには、一人っ子として育てられた子どもの性格の傾向を知っておくと良いでしょう。

ここからは、一人っ子で育った子どもがどのような性格になるのか、その傾向について8つ紹介します。

  • マイペースである
  • 柔軟性にかける
  • 穏やかである
  • 落ち込みやすい
  • 想像力がある
  • 甘えん坊
  • 優しい
  • 集中力が高い

1:マイペースである

一人っ子は兄弟に自分のペースを邪魔されずに済むので、マイペースで自由に活動する傾向にあります。そのような特徴からか、自分のペースを乱されたり、邪魔されたりすることに敏感な子も少なくありません。

2:柔軟性にかける

自分をしっかり持っていることが多い一人っ子ならではの特徴として、柔軟性にかける・頑固な一面があります。これは兄弟など年の近い子どもとの摩擦を経験することが少なく、自分の意見が保護者に通りやすかったという点が影響しているのが原因とされます。

3:穏やかである

一人っ子は小さい頃から兄弟間での摩擦がないことから、他者と競争することが苦手という一面を持っています。そのため、おおらかでのんびりとした穏やかな性格をしていることが多く、争いごとを好まない傾向にあります。

4:落ち込みやすい

まじめな性格が多いとされている一人っ子は、頑張りすぎてしまう傾向がみられます。自分の限界を超えていると分かっていても、周囲から頼まれると断れないという子も少なくないでしょう。

5:想像力がある

子どもの頃から一人で過ごす時間が多い一人っ子のなかには、頭のなかで様々な想像や妄想を楽しんでいる子もいるでしょう。結果として、豊かな想像力が培われ、他の子であればなかなか発想できないユニークなアイデアなどが浮かび、仕事に活かせる場合もあるでしょう。

6:甘えん坊

小さい頃から保護者をはじめとした大人たちに囲まれて育ってきた一人っ子は、大人への接し方が上手です。さらに、保護者の愛情を一身に受けてきたことから、相手に甘えるのが上手で、甘えること自体も好きだという方も多いでしょう。

7:優しい

兄弟間の摩擦などを経験していない一人っ子は、争いごとを好まず穏やかで、他人に対しても優しい傾向にあるでしょう。子どもの頃はおもちゃを独占するなどの行為がみられても、成長するにつれて協調性が芽生えていきます。

8:集中力が高い

落ち着いた環境のなかで、自分のやりたいことにとり組んできたのが一人っ子です。このため物事に対しての集中力が高く、好きなことであればあるほどじっくりとり組むことができます。想像力の豊かさも相まって、クリエイティブな分野で活躍できる可能性もあるでしょう。

一人っ子を育てる時のポイント4つ

一人っ子を育てるうえで大切なのは、デメリットだと思われるような要因をできる限り予防することでしょう。

例えば、干渉しすぎたり、甘やかしすぎたりする点に注意する、同年代の子どもとのコミュニケーションをとれるようにサポートする、などが挙げられます。

  • 同年代の子どもとできるだけ交流がとれるようにする
  • 干渉しすぎないように気をつける
  • 一人っ子の育児について書かれている育児本を参考にする
  • 甘やかしすぎないように気をつける

1:同年代の子どもとできるだけ交流がとれるようにする

一人っ子は同年代の子どもと接する機会が限られやすいため、うまく遊べずに悩みを抱える子もいるでしょう。近くの公園や、子育て支援センターやイベントなどに行くなどして、できる限り同年代の子どもと交流がとれるようにしてみましょう。

2:干渉しすぎないように気をつける

一人っ子の場合、時間もお金も愛情もかけやすいことから、保護者が干渉しすぎてしまう傾向にあります。

子どもの将来に関して過度な期待をする、普段の生活に対して干渉しすぎてしまうと、子どもにとってプレッシャーやストレスにつながります。干渉しすぎた結果、保護者の指示がないと動けなくなってしまう場合もあるので、適度な干渉を心掛けましょう。

3:一人っ子の育児について書かれている育児本を参考にする

一人っ子の育児に関して、過干渉であることや甘やかしすぎないことを意識しようとしても、そもそも過干渉や甘やかしを自覚していない方もいるでしょう。

また、そのことを相談しようとしても、周囲に一人っ子の保護者がいない場合は、相談できる相手がいないと悩む方もいるのではないでしょうか。

このような時におすすめなのが、一人っ子の育児について書かれている育児本です。育児本はネットで調べたり、本屋に行ったりすれば、様々なものを見つけられます。

4:甘やかしすぎないように気をつける

自己肯定感を高めるためにも、ある程度子どもを甘やかせることは大切です。ただ欲しいものを何でも買い与える、好きなことを好きなようにやらせすぎてしまうと、我慢ができずわがままに育ってしまう可能性があります。

やってはいけないこと、ダメなことをしっかり教え、甘やかしすぎないように気をつけましょう。

一人っ子育児はデメリットばかりではないことを理解して楽しく子育てしよう

本記事では、一人っ子の子育てがデメリットしかないと言われている理由をはじめ、メリットや育った子どもの性格の特徴を紹介しました。ぜひこの記事を参考にして、子育てと向き合ってみましょう。

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初回公開日:2022年01月05日

更新日:2022年01月05日

記載されている内容は2022年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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