いい子症候群になるのは何が原因?特徴や症候群にしない子育て法について解説! いい子症候群になるのは何が原因?特徴や症候群にしない子育て法について解説! - chokomana
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いい子症候群になるのは何が原因?特徴や症候群にしない子育て法について解説!

 

いい子症候群になるのは何が原因?特徴や症候群にしない子育て法について解説!

 

そもそもいい子症候群とは何か

わがままを言わず、保護者の言うことを聞き、手間のかからない子供に対して、「いい子」と思う方がいます。しかし、そのいい子である振る舞いは、周囲の大人が求める子供の理想像に合わせたものである可能性があります。

 

このように、大人の求めるいい子になろうとして、子供が周囲の空気に合わせた行動をするようになることを、いい子症候群と言います。

 

いい子症候群は、子供の時だけに表れるものではなく、将来の性格や成長などに影響を与えてしまうこともあります。そのため、保護者はいい子症候群について理解しておく必要があるでしょう。

 

日本はいい子症候群になる子供が多い

日本と欧米では子供の教育方法に違いがあり、その違いによって日本はいい子症候群になる子供が多いと言われています。

 

欧米では子供であっても自分で物事を判断し、自己決定することを重視しますが、これに対して日本では、子供が迷うとすぐに保護者がサポートしてしまいます。

 

場合によっては、子供の代わりに保護者が物事を決めてしまうことも少なくありません。また、その際には子供に保護者の意見を押し付けてしまうことがあるため、子供は空気を読んで大人の意見に従ってしまうことがあります。

いい子症候群になってしまう4つの原因

保護者の接し方が子供をいい子症候群にしてしまうことがあります。そのため、子供をいい子症候群にしないように、保護者はどのような接し方に注意しなければいけないのか、事前に把握しておきましょう。

 

1:子供に親の価値観・意見を押し付ける

子供はまだ自分で正しく物事を判断できないため、保護者が子供の代わりに物事を決めてあげるという場合があります。しかし、その際に子供の意見や考えなどを無視して、保護者の意見や考えだけで物事を決めてしまうことがあるでしょう。

 

そのような場合は、子供が持つ自分の理想通りにはいかず、保護者が自分の価値観を子供に押し付けていることになってしまうでしょう。また、子供が保護者の考えに合わせることが正しいと思うようになってしまい、いい子症候群になる原因となるでしょう。

2:過度なルールを作る

子供はまだ自分で物事を正しく判断できないので、保護者はしても良いことや、してはいけないことなどについてのルールを作り、子供に守らせる必要があります。

 

しかし、そのルールが多すぎる、厳しすぎるなどの場合は、子供の言動や思考に過度な制限をかけてしまうことになります。そのため、自分で物事を判断するのではなく、ルールに従うことを重要視するようになってしまうでしょう。

 

また、保護者が作ったルールを守らなければいけないというプレッシャーを受けて、自己主張もできなくなってしまいます。

 

3:必要以上に子供を叱りつける

必要以上に子供を叱ってしまうと、子供は保護者に対して恐怖心を持ってしまいます。また、保護者に恐怖心を持った子供は、行動基準が保護者に叱られないようにすることになってしまいます。

 

そのため、子供は保護者の顔色を見て物事を判断するようになり、自己主張しなくなってしまう場合があるでしょう。

4:子供に期待しすぎる

子供は保護者からの期待に応えようとします。そのため、保護者が大きな企業に入ってもらいたい、立派な職業に就いてもらいたいなどと子供に期待をかけてしまうと、行動基準が「その期待に応えること」となってしまいます。

 

また、自分で目標や目的を決めることができなくなり、保護者の理想に従ってしまうようになるでしょう。

 

いい子症候群の子供に見られる特徴9つ

自分の子供は大人の言うことを聞くいい子と思っている保護者もいます。しかし、その子供の不昧はいい子症候群となってしまっている可能性もあります。

 

子供がいい子症候群となっていないか判断するためにも、いい子症候群の子供に見られる特徴にはどのようなものがあるのか、把握しておきましょう。

 

 

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