小学生に読み聞かせをする効果5選｜絵本で語彙力や記憶力が向上する

絵本の読み聞かせは小学生にも必要な理由

絵本の読み聞かせは未就学児に行うイメージが強いかもしれませんが、小学生になってからでも良い効果があります。絵本の読み聞かせは親子が触れ合う貴重な時間であると同時に、学力向上効果も期待できます。

そのため、子どもが絵本を読んでほしいと感じているなら、小学生になってからでも絵本の読み聞かせは必要になります。本記事では小学生に読み聞かせをする効果などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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年齢が上がると読書がめんどくさくなる

年齢が上がっていくと子どもは本を読むのがめんどくさくなります。また、小学校でも読書の時間が設けられ、読書の宿題が出るようになってくるため、自然に一人で本を読むようになるでしょう。

そのため、保護者の方から絵本の読み聞かせを辞める必要は特にありません。子どもの方から絵本を読んでほしいと言わなくなってきたら、読み聞かせを終えるタイミングだと言えるでしょう。

読み聞かせにおすすめの絵本の特徴とは

読み聞かせにおすすめの絵本は、まずは子どもが空想や想像を膨らませられるストーリー性の高いものが良いでしょう。ハラハラドキドキするような展開の物語なら、子ども自身も先の展開を予想しながら物語が楽しめます。

また、子どもの好奇心を広げられるような刺激のあるテーマや、他の人の気持ちを考えたり考えるきっかけになったりするような物語を選ぶのもおすすめです。

小学生に読み聞かせをする効果5選

読み聞かせは親子のコミュニケーションにも良い効果がありますが、他にもさまざまな効果が期待できます。それでは、読み聞かせには具体的にどのような効果があるのでしょうか。

ここでは小学生に読み聞かせをする効果5選をご紹介しますので、どのような効果があるのか参考にしてみてください。

1：コミュニケーション能力が向上する

絵本の読み聞かせを行うことで子ども自身にも語彙力や読解力が付いていくため、まだ文字が書けない子どもでも絵本の内容を真似して言葉を発するようになります。

最初は絵本に書かれている表現の真似だとしても、だんだんと自分の言葉として発することができるようになります。そのため言語力の向上が期待でき、コミュニケーション能力を高めていくことができるでしょう。

2：語彙力が鍛えられる

前述のとおり絵本の読み聞かせによっていろいろな言葉の表現を耳にすることになるため、だんだんと語彙力が鍛えられていきます。そのため、さまざまな言葉の表現を知ることによって国語力もアップするでしょう。

小学生であれば国語の学力アップの効果も期待できます。

語彙力があるメリット

語彙力が高い人は人に対して自分の気持ちを上手く言葉で表現することができる可能になります。さらに語彙力が高いと相手の言葉もしっかりと理解することができるため、他者との信頼関係を上手く築くことができるでしょう。

また、高い語彙力を身につけることによって、前述のとおり国語力などの学力向上にもつながるというメリットがあります。

3：記憶力が向上する

絵本の読み聞かせを行うことで、子どもは「文字」と「声」と「絵」という3つの情報を多角的に取り込むことになります。

人の脳はさまざまな情報が重なることによってより強く記憶できるという仕組みを持っていることから、読み聞かせを行うことで複数の情報が一度に取り込まれ、子どもの記憶力を向上させる効果があります。