子供同士のトラブルに親が介入するときのポイント6つ |親がとるべき対処法とは

子供同士のトラブルに親が介入する際の留意点を紹介します。特に親が冷静さを持っていることの重要性と、また介入することで起こるデメリットも説明しています。子供のトラブルに対しては、子供の成長を促す形でさまざまな対処をする必要があります。

子供同士のトラブルに親が介入するときのポイント6つ |親がとるべき対処法とは

子供同士のトラブルはなぜ起こる?

学校生活が始まると、子供に新しい友達ができて世界が広がります。しかし友達が増えることで、子供同士のトラブルも発生することになります。では、子供同士のトラブルはなぜ起こるのでしょうか。

子供が置かれている家庭環境や、学校での環境も影響している場合もあるでしょう。また、子供同士のトラブルは、いくつかの原因に分けることができます。

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ケンカが原因の場合

一番多いのは、子供同士のケンカです。些細なことからケンカになるケースはしょっちゅう見られますが、その際、子供同士もあまり深刻に感じていない場合もあるでしょう。そして、日常的なケンカを通じて色々なことを学び、成長することもできます。

しかし、ケンカの内容によっては子供の気持ちが傷つき、深刻になる場合もあります。言葉の暴力や、大勢がケンカを仕掛けてくる場合などは、大きなトラブルになりかねません。

けがが原因の場合

子供のトラブルは、けがによることもあります。相手にけがをさせてしまった時は、けがの具合や状況によって大きなトラブルになることがあります。

意図的にけがをさせてしまった場合と、たまたまけがをしてしまった場合では状況が違いますが、いずれの場合も精神的に相手が傷つけば、大きなトラブルになるでしょう。

いじめが原因の場合

子供同士のトラブルで一番深刻なことは、ケンカやけがではなく、いじめの問題です。いじめは、ケンカやけがの場合と違い精神的なダメージは大きく、長引くことがあり、トラブルも深刻化します。

そして、いじめが原因の場合は、いじめる側の子供の家庭環境や学校での環境なども影響していますから、その根が複雑な場合もあるでしょう。

子供同士のトラブルに親は介入したほうがいいの?

それでは、子供同士のトラブルに親は介入した方がいいのでしょうか。これは今述べたように、トラブルの原因によって違います。そして子供の年齢によっても、親が介入した方がいい場合と必要のない場合があります。

まず一番大事なことは、子供同士のトラブルを大人の力で無理やり解決に導くのではなく、そのトラブルの原因を把握し子供の気持ちを整理してあげることです。その上でどういう対処が必要か考えましょう。

【状況別】子供同士のトラブルを親が対処するときのポイント6つ

親が子供同士のトラブルに対処するのは、その状況によって変わってきます。その時に大切なのは、子供の話をよく聞くことです。そうすれば正確な状況が把握しやすくなります。ここからは、状況別にどういう対処をした方がいいのか、6つのポイントを見ていきましょう。

被害者の場合

それでは、自分の子供が被害者と思われる場合はどう対処すべきでしょうか。この場合は、まず本当に被害者かどうか、一方的に相手が悪かったのかなど事実をきちんと把握しなければなりません。

そのためには、子供ときちんと話し合うことが肝心です。その上で、いじめなどの問題と判断すれば学校とも協力して、親が介入し解決していかなければなりません。また状況が深刻な場合は、環境を変えるなどの対策も必要です。

親が対処するときのポイント1:子供の話をきちんと聞く

子供同士のトラブルでは、一方的に相手が悪い場合もありますが、そうでないこともあります。そのため、子供がトラブルに陥った場合は冷静に子供の話を聞くことがとても大切です。

まず、親が冷静になり子供を落ち着かせて、何が起こったかをきちんと説明させることが大切です。感情的にならず子供に共感して話を聞けば、子供もできる限り説明するでしょう。それにより、子供がどういう痛みを持っているのか知ることができます。

親が対処するときのポイント2:トラブルの原因がどちらにあるか確認する

子供の話を聞く時に注意しなければならないことは、トラブルの原因がどちらにあるのかをしっかり確認することです。何が起こったのか、真相を聞き出さなくてはなりません。

そのためには子供が落ち着いて話せる雰囲気を作り、子供を追い詰めないことが大事です。子供の方から何があったのかを話せる状態を作りましょう。質問する時にも、子供にプレッシャーをかけないようにし、子供が真相を説明できるようにすることが必要です。

親が対処するときのポイント3:昔の話を蒸し返さない

子供同士のトラブルでありがちなことは、以前にも同じようなトラブルがあったということを、蒸し返して話すことです。これは子供にとってストレスになることですし、信頼関係を築きにくくなります。

また同じようなトラブルに見えても、実際は違う内容、要素の場合もあります。子供が心を閉ざしてしまえば、どういうトラブルが起こっているのかを聞き出すことができません。昔の話を蒸し返すのはやめましょう。

親が対処するときのポイント4:学校に相談する

子供同士のトラブルでは、内容によっては学校に連絡した方がいい場合があります。学校で起こったトラブルは、実際どういう状況があったかを学校側に確認することで事実がはっきりすることがあるでしょう。

けがの時もそうですが、特にいじめの問題の場合は、色々な人から状況を確認する必要があります。子供の年齢によっては、すべてを説明できないこともありますのでクラスの担任や、その場にいた友人などから様子を聞くことも大切です。

加害者の場合

それでは子供が加害者と思われる場合はどうでしょう。けがをさせてしまった場合などは、明らかに親が介入して、謝罪しなければなりません。

ケンカや結果的にいじめになっている場合は、相手を精神的に傷つけてしまっていることを理解させなければなりません。

子供の話に共感を持って聞くことは大切ですが、子供自身が自分の過ちを受け入れる力を育てないと繰り返し誰かを傷つけてしまいます。相手を思いやる気持ちを持たせるように努力しましょう。

親が対処するときのポイント5:トラブルになった相手の気持ちを考える

トラブルの内容を聞き出した時に、自分の子供にだけ意識が集中しないように、相手の気持ちも考えることが大切です。子供は興奮して、内容を客観的に説明できないことや、また感情的になって一方的に相手が悪いと感じることもあります。

実は原因が自分の子供にあることもあります。子供の気持ちを汲み取ることは大切ですが、自分の子供だけに偏らないようにしましょう。そして、トラブルが起こった時にどうした方が良かったのか子供に聞くことも大切です。

親が対処するときのポイント6:謝罪する

子供同士のトラブルで、明らかにこちらに非があると分かった場合は誠意を持って、すぐ相手に謝罪しなければなりません。

一番よくあるケースは、相手にけがをさせてしまった場合です。この場合、親が直接謝罪に行くべきですが、その場に子供も連れていく方がいいでしょう。親が謝罪している姿を見れば、子供に事態の深刻さも伝わりますし、子供も同じことを繰り返さないように気をつけるでしょう。

子供同士のトラブルに親が介入するときの注意点3つ

次に親が子供同士のトラブルに介入する時の注意点を見てみましょう。子供のトラブルは、同時に親にとってもトラブルになります。

対処の仕方が悪いと、親子共にその後の人間関係に影響します。そのため、トラブルがあると分かった時には、まず自分自身が落ち着いて子供の話を聞きましょう。

親が介入するときの注意点1:相手の親とは接触しない

トラブルになった時、すぐ相手の親に連絡するのは待った方がいいでしょう。親同士が日頃から親しくしていて、関係が密な相手の場合は別ですが、それ以外は話がこじれる場合があります。

子供の話が、相手の子供の言い分と違う場合は、話が平行線になりますし親同士が介入すれば、さらにややこしくなります。けがの謝罪などは別ですが、なるべく子供同士で解決できるようにアドバイスしてみましょう。

親が介入するときの注意点2:感情的にならない

親が介入する場合に一番重要なことは、感情的にならないことです。子供はもちろん感情的になっていますが、親が同じムードになって感情的に話を聞いたり、判断してしまうことは危険です。

親が感情的になれば、子供も冷静に説明できません。さらに、親が感情的に質問すれば子供はびっくりしますし、ポイントをつかめず上手く答えられないでしょう。子供からきちんとトラブルの内容を聞くためには、まず自分をコントロールしましょう。

親が介入するときの注意点3:自分の子供の話を一方的に信じない

感情的にならないということは、自分の子供の話のみを一方的に信じないということです。客観的にトラブルの内容を判断する力がないと、同じトラブルが再発します。

子供に事実を語らせることは大事ですが、それでも腑に落ちない場合や状況がはっきり分からない場合は、現場にいた担任や他の子供から話を聞く必要があります。特にトラブルが深刻だと判断する場合は、自分の子供の話だけで解決するのは難しいでしょう。

親が子供同士のトラブルに介入したときのデメリット

子供同士のトラブルは、子供同士で解決できれば一番いいことです。トラブルを自分たちで解決していくことは、子供の成長のチャンスでもあります。トラブルの中に親が介入していくということは、かえって話をこじらせることもあります。

子供同士だけのトラブルが親同士のトラブルになったり、学校での子供の人間関係がかえって悪くなることもあるでしょう。トラブルの内容、状況によって親が介入すべきかどうかの判断が必要です。

子供同士のトラブルには冷静に対処しよう

子供同士のトラブルは、子供の年齢や内容によって親が介入した方がいいのか、またどのように介入するのかが異なります。いずれの場合も一番心にとめておきたいのは、感情的にならず冷静に対処することです。

親が冷静になれば子供の話をしっかり聞けます。子供の成長のためには、自分の非を認め相手と仲直りする力を学ばせなければなりません。いじめ以外は自分の子供だけが正しいという見方をせず、客観的に観察し相手を思いやる心が持てるように対処しましょう。

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初回公開日:2020年09月24日

更新日:2021年12月17日

記載されている内容は2020年09月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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