大学受験にはどんな資格が必要？有利・役立つ資格おすすめ12選

大学受験に必要な資格とは？

本記事では、大学受験をするのに必要な資格や、役立つ資格についてご紹介します。

日本で大学を受験する場合、基本的には国に認可されている高等学校を卒業した、または卒業の見込みがある時点で大学受験の資格が得られます。

また、中等学校卒業後、高校に進学しなかった、もしくは中退した場合でも、高等学校卒業程度認定試験、通称「高認」（旧称大検）に合格することで大学受験資格が与えられます。

もちろん、資格以外に成績も重要になります。大学受験の内容が難しくて、1人では捗らない学生の場合は進学塾や個別指導塾を利用してみましょう。

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大学受験前に取得しておきたい12の資格

大学入試には、大きく分けて一般入試、推薦入試、AO入試3つの種類があります。

「一般入試」は、試験日に受けた学力の結果で合否が決まります。「推薦入試」は、在籍している高等学校からの推薦で入学が決まる方式です。さらに「AO入試」は、大学側が求める人物像にマッチしていると思われる学生を合格とする方式です。

推薦やAO方式では人柄や熱意が評価されるため、入試に有利とされる資格を取得しておくと良いでしょう。

語学系

国文学科や英文学科、その他の外国語学科に進学したい場合に役立つ資格をご紹介します。

語学系の学科の場合、大学受験前に受けておくと有利になると考えられる資格が6つあります。以下で、「英語系」「国語系」「数学系」の資格をそれぞれ紹介して行きましょう。

おすすめの資格1：TOEIC

TOEICは、世界共通の基準に基づいて、英語でのコミュニケーション能力を評価する検定です。英語は今後も重要視される能力です。

このTOEICは、「合格・不合格」ではなく「スコア」で評価されるため、現在どのくらいの英語力があるのかを知ることができます。

TOEICを受験することが出願要件とされている大学もあります。年に数回、全国各地で実施されており、受験費用は2020年10月時点で6,490円（税込）です。

おすすめの資格2：実用英語技能検定

実用英語技能検定は「英検」という略称でよく知られています。この英検は、受験することで大学入試の英語科目が免除になるなど、有利になるケースもあるため、志望する大学に適用されるかどうか調べておきましょう。

レベルは、高校中級程度が準2級、高校卒業程度が2級ですので、ここを目安に受験するといいでしょう。

試験は年に3回実施されており、受験料は2020年10月時点で、準2級が6,900円（税込）、2級が7,400円（税込）となっています。

おすすめの資格3：GTEC

GTECは、ベネッセコーポレーションが提供する英語のコミュニケーション能力を計る試験です。年々受験生が増えていて、大学受験の際にも資格として認める大学が増加傾向にあります。

スコアで成績が示される方式の試験で、満点は1,400点です。大学受験に利用する際は、1,000点を目標にするといいでしょう。受験料は2020年10月時点で、9,900円（税込）です。