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私立高校の授業料実質無償化とは?気になる新制度のポイント7つを解説

 

私立高校の授業料実質無償化とは?気になる新制度のポイント7つを解説

 

 

3:部活動の経費

高校は、授業だけでなく部活動も行われます。そのため部活動の経費もかかります。

私立高校での1年間の教科外活動費は、5万2千円です。この金額は、部活動や運動会、芸術鑑賞会などの金額となります。学年別に見ると、部活動入部時にユニフォームや道具を用意する1年生が8万6千円と高額になります。

部活動費は、入部する部活や学校によって大きく変わる金額です。部活動の盛んな私立高校では費用が多くかかる可能性もあります。

出典:学校教育費(4) 高等学校(全日制)│文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_03.pdf

4:修学旅行の積み立て

高校3年生で行く修学旅行にも、当然費用が必要です。

私立高校では、修学旅行や遠足の積立金として、1年間に平均5万4千円が必要となります。学年別に見ると、2年生の時に11万6千円の費用が必要になります。修学旅行が終わっている3年生は、1万2千円です。

これらの金額は、あくまで文部科学省の調査結果なため、学校や修学旅行の行き先によっては金額にも差があります。

出典:学校教育費(4) 高等学校(全日制)│文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_03.pdf

 

5:通学定期代

高校へ通うためには、通学費用も必要です。

高校は、中学とは違い、自宅から離れたところに通うようになるため、通学定期代も発生します。私立高校校は、公立高校と比べると離れた学校に通う生徒が多いため、通学費がその分高くなってしまう傾向があります。

私立高校の授業料実質無償化によって家計の負担が軽減される場合がある

私立高校の授業料には、所得制限はありますが、「高等学校等就学支援金制度」を使えば実質無償となります。更に、自治体によっては、独自の支援が上乗せされることもあります。

所得の少ない世帯には「高校生等奨学給付金」という、授業料以外に使える返済のいらない奨学金もあります。これらの制度をうまく使い、家計の負担軽減を目指しましょう。

 

 

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