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子供が中学受験をやめると言い出すきっかけ5つ|やめることを検討すべきサイン

 

子供が中学受験をやめると言い出すきっかけ5つ|やめることを検討すべきサイン

 

 

1:まずは落ち着いて子供の話を聞く

子供から中学受験をやめる、と聞かされたときには保護者もビックリして焦ってしまうこともあるでしょう。しかし、そんな状態だからこそ保護者は落ち着いて、しっかりと子供の話を聞いてあげることが必要になります。

なぜ中学受験をやめると思ったのかその理由を探ることがまずは重要なのですが、その際に子供を責め立てるような聞き方をすることは禁物です。

子供の気持ちを十分に理解したうえで、本当に中学受験を今諦めてしまうことがベストな選択なのかどうかを子供と十分に話し合うことが必要です。

2:第2・第3志望に妥協する

思うように成績が上がらず、勉強することに疲れてしまっていることが受験をやめると言っている理由なのであれば、志望校を第2・第3志望の学校へと変更することも検討してみてはいかがでしょうか。

大切なことは勉強そのものを嫌いにさせないことです。これからの人生において、エスカレーター方式の学校でなければ、まだ高校や大学の受験も控えていますので、中学受験の段階で勉強嫌いになってしまうと挽回するのが大変になります。

子供の実力以上の学校を狙わせて無理を強いて勉強嫌いにさせるよりも、気持ちに余裕を持って受験勉強に臨めるように志望校を変更することも重要な対処方法です。

 

3:やめると決断したときはどうする?

中学受験をやめると決断したらそれで終わりではありません。子供自身や塾・家庭教師などのこれまでの受験勉強に関わった方々に対してもやっておくべきことを忘れないようにすることが大切です。

本稿では、受験勉強をやめるタイミングと塾への対応について説明します。

受験勉強をやめるべきタイミング

子供自身が受験をやめると言い出しても、保護者としてはもう少し頑張れるんじゃないかと思ってしまうものです。

しかし、明らかに子供の様子がおかしいような場合(顔色が悪い、ふさぎ込んでいる、口数が極端に少なくなったなど)には、子供ともよく相談して受験勉強から撤退することが必要でしょう。

子供が受験勉強や塾に面白さを全く感じないのであれば、そのタイミングで受験はやめる方がいいでしょう。

 

塾への対応は?

子供が中学受験をやめる場合には当然ながら塾もやめることになるでしょう。

保護者としては、子供が中学受験をやめる理由をきちんと塾側に伝えたうえで退塾手続きを進めることが重要になります。

なお塾としては、もちろん退塾はして欲しくないので、様々な引き留め策を提案してくることが考えられます。

その中には子供のために検討してみてもよいと思える方法があることも考えられますが、本人の意思が固く翻意が難しいようであれば、保護者としては子供側に立って塾側を説得するようなスタンスであることが大切です。

中学受験をやめることを検討すべきサイン

中学受験をやめると子供が言い出したとき、すぐにその言葉を真に受けて受験勉強をやめさせてしまう保護者は少ないでしょうが、実際に子供の中学受験をやめさせた方が良いと考えられるようなケースもあります。

保護者が子供の中学受験をやめさせることを検討した方が良いと考えられるサインには、どのようなものがあるのでしょうか。

 

中学受験をやめることを検討すべき子供のサイン

子供本人が中学受験をやめたいと言っても保護者は本当にやめてもよいのかどうか判断に迷ってしまうことも多いでしょう。

子供が発している様々なサインや兆候から保護者が客観的に判断することが必要です。

模試の科目総合偏差値が判断基準値以下であるとき

模擬試験の科目総合の偏差値が一定の判断基準値以下である場合には、中学受験をやめるという判断もあり得ると考えます。

模擬試験のレベルによって偏差値も異なりますので一概には言えませんが、一般的には科目総合偏差値が40以下の場合には中学受験をやめるサインかもしれません。

偏差値40以下でも合格できる中学校はありますが、その後の高校や大学への進学を考えると中学受験の勉強を続けることの費用対効果に疑問があるからです。

 

志望校の偏差値が判断基準値以下であるとき

志望校の偏差値が一定の判断基準値以下の場合も受験をやめるサインと考えてもよいでしょう。

具体的には科目総合偏差値50が基準になりますが、中学受験をやめるサインだと考える理由は50以下の中学校に進学する場合は費用対効果が低いと考えられるからです。

もちろん偏差値50以下の中学校へ進学した後に本人が頑張って学力を伸ばして思うような高校や大学に進学することも可能ではありますが、けして楽な道のりではないことは覚悟しておくべきでしょう。

子供が自分を物で傷付けてしまうときは危険

 

 

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