砂浜に落ちているものを集めてみよう

「夏休みに遊び感覚で自由研究を終わらせたい」
「海に遊びに行ったついでにできる自由研究はないかしら」
改めて自由研究に取り組もうとすると準備などが大変です。気軽に遊びに行ったついでに自由研究ができたらいいと思いませんか。

今回は砂浜に落ちているものを集める様子を紹介します。落ちているものを集めるには、どんな準備が必要で何を持って行くと集めやすいかなども紹介していきます。

これを読むと、砂浜にはどんなものが落ちているのか、なぜ落ちているのかなど色々考えることができるでしょう。また、砂浜から持ち帰ったものをどう活用するかもわかります。

落ちているものを図鑑で調べたり、家族で話し合ったことをノートや大きな紙にまとめたりすることで、今まで知らなかったことを知る良い機会となるでしょう。

有意義な自由研究と楽しい夏の想い出づくりのために、ぜひ参考にしてみてください。

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調査に必要なもの・環境・準備

砂浜に落ちているものを集めるのに必要な道具をリストアップしました。

砂浜には割れた貝の破片やガラスなど、尖ったものが落ちていることもあります。不用意に触って怪我をしないように、軍手やトング、網などを用意しておくと安心です。

集めるためのビニール袋やバケツもあると便利です。ただ、せっかく集めても持ち帰れないものもあるので、カメラや筆記用具などもあると記録がしやすくなります。

夏の砂浜はとても暑くなります。こどもだとついつい落ちているもの集めに夢中になってしまうこともあります。熱中症には十分気をつけて、こまめに水分を摂りましょう。

帽子やラッシュガード、日焼け止めを塗るなどの日焼け対策をしておくことも重要です。

  • 軍手
  • トング
  • バケツ
  • ビニール袋
  • カメラ
  • 筆記用具

調査の方法・手順

  • 軍手やトング、バケツなどを用意する
  • 砂浜に落ちているものを集める
  • 集めた数を記録したり、観察したりする

調査の方法はシンプルです。 砂浜に落ちているものを拾って集めます。どんなものが落ちていたかノートに記録したり、カメラで写真を撮ったりしておきます。

貝殻など気になったものがあれば、持ち帰って図鑑で調べてみましょう。

砂浜だけでなく、少し岩場になっているところがあれば行ってみましょう。岩場には様々な生き物が生息しています。潮が引いて、岩と岩の間に水が残った磯だまりでは、小さな魚やカニ、ヤドカリなどが見られる可能性があります。

生物が好きなこどもなら、落ちているものだけでなく海に生息する生き物も一緒に探してみると、また色々な発見ができるでしょう。

調査からわかること

さて、砂浜にはどんなものが落ちていましたか?貝殻の欠片や海藻、木の枝などは砂浜に落ちているものとして想像しやすいです。

同様にペットボトルやビニール袋、お菓子のゴミなども多く落ちていることがわかります。近年、海に溜まり続けるゴミとしてマイクロプラスチックが問題となっています。そのようなゴミを見つけた時は、可能な範囲でいいので持ち帰って正しく処分しましょう。

夏休みの自由研究は、このような深刻な問題を家族でじっくり考える良い機会になります。プラスチックの使用について親子で話し合ったり、代替品にはどんなものがあるか調べてみたりすると良いでしょう。

砂浜に落ちているものに「シーグラス」と呼ばれるものがあります。これは浜辺や海辺に流れ着いたガラス片のことです。

元々はペットボトル同様、ゴミとして海を漂流しているものです。角が取れて丸い綺麗な石のような形なので、アクセサリーや飾りつけに使えます。見つけたら持ち帰ってみてください。

自宅に貝殻やシーグラスを持ち帰ったら、ぜひ写真たてを作ってみましょう。市販の写真たてを買ってきて、周りに接着剤などで貝殻などを貼り付ければ簡単に作れます。そして夏の想い出の写真を貼って自由研究とするのも素敵ですね。