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【HUCRoW(フクロウ)とは】子どもの脳の特性を診断|ワーキングメモリの構成要素や発達のヒントが見つかる

 

【HUCRoW(フクロウ)とは】子どもの脳の特性を診断|ワーキングメモリの構成要素や発達のヒントが見つかる

 

 

ー「HUCRoW(フクロウ)」の反響はいかがですか?

野瀬さん:以前は湯澤先生の大学関連のサイトで管理していて、病院や施設・学校を介さないと受検できなかったんですが、当協会で管理し、2021年6月から保護者が直接申し込めるようになりました。これは大きな変化で、受検者がグッと増えました。

 

夏休みや1年間の学習が終わる春休みの時期は、小中学生の保護者は成績表などを見て、「なんだか、うちのコは…」と考えることが増えるためか、特にお問い合わせやお申込みを多くいただく傾向にあります。

ー「HUCRoW(フクロウ)」を受けられた利用者の声を聞かせてください

野瀬さん:受検の結果、子どもの特性が明確になったので、日常的な接し方を工夫するだけではなく「うちの子どもは情報処理能力としてこういう傾向があるので、授業では〇〇について配慮してほしい」「こんな対応ができませんか」など、学校の先生との相談材料に活用する方や、療育施設の利用を考える中でWISCもHUCRoWも両方受検し、総合的な判断材料としている方もいらっしゃいます。

 

親御さんが一番知りたいことは、自分の子どもにどういう教育をすれば力が伸びるのか、ということだと思います。

 

HUCRoWで明確になった子どもの特性を、学校の先生や療育の先生など子どもの成長に関わってくる大人とシェアすることで、よりよい教育を受けさせてあげることができます。

 

「HUCRoW(フクロウ)」はオンラインで受検可能

―「HUCRoW(フクロウ)」はどのようにすれば受検できますか?

野瀬さん:簡易版も小中学生版も、ワーキングメモリ教育推進協会のサイトから申し込めます。申込・入金後、当協会からID・パスワードを発行するので、それを元にアセスメントサイトで受検すると当協会から結果を送信します。結果をどう読み解くか、参考サイトを元に保護者が行うプランと、解説や面談などが含まれたプランを用意しています。

 

受検の所要時間は、簡易版は30分程度、小中学生版は90分程度です。

 

ワーキングメモリは、子どもを理解するための一つの手がかり

―子育てに悩む親御さんにメッセージをお願いします

湯澤先生:子どもはそれぞれさまざまな個性を持っています。人よりもちょっとズレていたり、違うところもあったりする。

 

でも、それを否定するのではなく個性は個性として認め、大事にしながら伸ばしていきたい。それを知るきっかけになるのがHUCRoWです。

 

「どうしよう」と思うだけでなく、「こんな風に伸ばせる」と前向きに捉えられれば、子どもとの接し方も変わる。さらにいろいろな力が引き出せるでしょう。そのために、ぜひHUCRoWを活用してください。

 

そんな使い方ができたら、開発者としても嬉しい限りです。できないことばかりを見るのではなく、個性を育むという点でもワーキングメモリを知り、HUCRoWを活用していただければ、と思います。

 

 

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