【小学3年生】おすすめの自由研究16選!選ぶポイントや上手なまとめ方を紹介

「小学3年生にもなると、簡単な工作の自由研究じゃダメ?」
「小3の社会や理科で習っている内容をテーマに盛り込むには?」
「子供が自由研究のまとめ方や観察結果の書き方に悩んでいるみたい」
このように、小学3年生ともなると、夏の自由研究のテーマ探しや内容のまとめ方に悩んでしまう子供も多いのではないでしょうか。

この記事では、教科別の自由研究の選び方や自由研究を進める方法、工作に使いやすい材料、おすすめの自由研究などを紹介しています。

記事を読むことで、子供の得意な教科や作業からテーマを探すことができ、スムーズに自由研究を進められるでしょう。また、自由研究のまとめ方も解説しているため、どのように進めるか悩んだ時に参考にできます。

小学3年生の自由研究に悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。

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目次

小学3年生におすすめの自由研究とは?

低学年の頃には保護者のフォローが必要だった自由研究も、小学3年生にもなるとテーマ探しやまとめ方など、どこまで手伝うべきか迷う場合も多いでしょう。

小学3年生の自由研究は、できるだけ保護者が手伝わずともできる範囲のものを選ぶのがおすすめです。自分の興味のある分野のものを、自分の力でまとめることで、大きな達成感を得ることもできます。

火や刃物を扱ったり、遠出や水辺での観察、夜間の外出が必要だったりする場合は保護者がサポートし、安全に作業させてください。

【教科別】小学3年生の自由研究を選ぶポイント

どのようにテーマを探してよいかわからない、興味のある分野がピンとこない、という場合は、子供の好きな教科からテーマを探してみてはいかがでしょうか。

ここからは、小学3年生の自由研究を選ぶポイントや具体的な方法を、教科別に解説していきます。

  • 国語の場合
  • 算数の場合
  • 社会の場合
  • 理科の場合
  • 家庭科の場合

国語の場合

国語から自由研究のテーマを選ぶ場合、漢字や言葉の意味や由来を調べたり、世界のあいさつをまとめたりするなどの、調べ学習がおすすめです。

たとえば、本や新聞、流行の歌の中にわからない意味の言葉や漢字があったら、その意味を調べてまとめるのも自由研究になります。

教科書の中にとどまらず、自由に身の回りの言葉や文字を調べることで、言葉を学ぶことへの興味が深まるでしょう。

算数の場合

算数の場合、小学3年生では習っていないことをテーマにするのは難しいため、日常生活で気になる疑問をテーマにするのがおすすめです。

たとえば、あみだくじやじゃんけん、サイコロゲームで勝つ方法を調べるのも、算数に関する自由研究になります。

ほかにも、多面体などの立体物を厚紙やプラ板工作で作るのもおすすめです。計算力や思考力を高めるのにも役立つでしょう。

社会の場合

社会は歴史や地理、時事に関することなど、比較的テーマを探しやすい科目といえるでしょう。

実際に小学3年生で習う内容は、身近な地域の生活や仕事、暮らしを守る活動、土地の移り変わりなどとされています。

自分の住む地域の地名をくわしく調べたり、土地や建物の変化をまとめたりしてみてはいかがでしょうか。子供の興味が世界に向いているのなら、海外の暮らしや歴史について調べるのもおすすめです。

理科の場合

自由研究のテーマとして多く取り上げられやすいのが、理科ではないでしょうか。

実験や観察、場合によっては工作なども理科の学習内容が関係してきます。生きものが好きならカブトムシやメダカの観察、実験が好きなら静電気を目で見てみたり、ペットボトルのロケットを飛ばしてみたりと、子供がわくわくするようなテーマを選ぶとよいでしょう。

石鹸作りやバスボム作りは、実験を兼ねた工作にもなります。制作物と制作工程をまとめれば、より内容の深いものができるでしょう。

家庭科の場合

家庭科の授業が始まるのは小学5年生からとされていますが、料理やものづくりに興味がある子供なら自由研究に取り入れてもよいでしょう。

たとえば、ゆで卵を作るだけでも、ゆで時間による中身の状態の変化などをテーマにすることができます。失敗例や成功例をまとめるだけでも、自由研究になるでしょう。

ものづくりが好きなら、ハンドメイドのレシピから工作のテーマを探すのもおすすめです。暮らしの中で得意なことを自由研究のテーマにしてみましょう。

小学3年生におすすめの自由研究の方法

自由研究はメインの作業をどの方法にするかによって、ある程度カテゴリー分けができます。

子供が自分でテーマを決めるのが難しいようなら、手先が器用であったり、状態の変化を見るのが好きだったりといった子供の個性に合わせて、どの方法にするか親子で話し合ってみましょう。

1:観察をする

自分が興味のあるものを観察する自由研究なら、子供も楽しく取り組むことができるでしょう。

昆虫が好きな場合は好きな昆虫を捕まえて、1日の行動や体のつくり、動きなどを観察してみてはいかがでしょうか。

星座や月、植物、飼っているペットなど、身の回りにあるものなら何でも観察対象にすることができるため、テーマによっては簡単に取り組めるものもあるでしょう。

2:実験をする

身の回りのものを使って簡単な実験を行い、変化を目で見て楽しむのもおすすめです。

絵の具を混ぜ合わせて色の変化を見る、水と油が分離するのを利用してオブジェを作るなど、特別な道具がなくてもできる実験はたくさんあります。

夏休みの時期は実験用のキットも豊富に販売されているため、少し難しい実験に挑戦したい場合や、材料をそろえるのに時間がかかるという場合は、これらを利用してもよいでしょう。

3:調べる

観察や実験の時間が取れないという場合は、図書館やインターネットでテーマを深く研究できる、調べ学習の自由研究が適しています。

たとえば、宇宙に興味があるなら人類の宇宙ロケットの歴史や、星がどうやってできるのか、空はなぜ青く見えるのかなど、さまざまな切り口でテーマを分けて調べるのがおすすめです。

好きな分野を深く知ることができ、材料の購入や遠出などの手間もかからないため、楽しく手軽に自由研究を進められるでしょう。

4:料理をする

私たちの生活に欠かせない料理は、科学と近しいものだともいわれています。料理は実験や観察、調べ学習の複合的な自由研究ともいえるでしょう。

ゼリーが固まる理由や、みそ汁を沸騰させると味が濃くなる理由など、料理にはさまざまな疑問がつきものです。料理を作りながら生じる疑問を記録し、おいしく作る方法を調べてまとめます。

料理をくわしく研究することで、科学的な作用についても興味を持つきっかけになるでしょう。

5:裁縫をする

手先が器用な子供なら、裁縫でハンドメイドの小物づくりをしてみてはどうでしょうか。

フェルトを使ったモビールや人形など、針や糸を使わなくても、本格的な小物づくりが楽しめる方法がたくさんあります。

小学3年生ならミシンを使うのは難しくても、針や糸を使って簡単な裁縫に挑戦するのもおすすめです。子供が自分で作れそうなものに挑戦させてみましょう。

6:工作をする

楽しく取り組めて達成感もある工作は、自由研究の中でも人気のカテゴリーです。

家にある段ボールやお菓子の缶など、さまざまな素材を再利用できます。張り子や草木染など、古くから伝わる伝統工芸をテーマにするのもおすすめです。

木材や段ボールカッターなどを扱う場合は、小学3年生だと難しい可能性もあります。使用する場合は保護者が立ち会うようにしましょう。完成まで自分の力で頑張りたい場合は、できるだけ自分の力で完成できそうなテーマを探してみましょう。

小学3年生の自由研究でおすすめの3つの材料

小学3年生の自由研究ですが、工作や実験で使う材料は家にあるものでできるテーマもたくさんあります。ここからは、自由研究で使えるおすすめの材料を3つ紹介していきましょう。

市販の実験キットを購入する前に、これらの家にある材料を再利用できないか検討してみてください。

1:牛乳パック

頑丈で軽い紙素材の牛乳パックは、工作の素材への再利用におすすめです。

そのままカットして工作のパーツに使うのもよいですが、牛乳パックに使われているパルプを再利用して、手すきハガキやオリジナルのペーパーチャームを作ることもできます。

飲んだ後の牛乳パックはきれいに洗って、しっかり乾かしておきましょう。

2:ペットボトル

透明のペットボトルは、工作の材料にはもちろん、中身を観察するような実験にも使いやすい素材です。

水などを使う実験によく使われるほか、ペットボトルそのもののリサイクルなどの調べ学習にも使えます。

捨てる前にキャップを分別する自治区もあるため、分別方法は事前に確認しておきしょう。

3:粘土

紙粘土やシリコン粘土など、形を好きに変えられる粘土は工作に使いやすい材料です。

紙粘土を使う工作には、粘土に直接絵の具を混ぜたり、形を作った後にアクリル絵の具などで着色したりする方法があります。空き瓶などの土台に粘土を肉付けしていく工作方法もおすすめです。

粘土は乾くと水分が抜けて縮むため、工作する際にはその点に注意して使いましょう。

小学3年生におすすめの自由研究16選

ここからは、小学3年生におすすめの自由研究16選を方法別に紹介していきます。

テーマ探しに悩んでいる場合は、子供が興味を持って取り組めるよう、親子で話し合いながら参考にしてみてください。

観察をする場合

疑問や興味のあるものの特徴についてまとめる、観察をメインとした自由研究を紹介します。自然の豊かな山・海などに出かけた時だけでなく、身近な場所にある観察対象も探してみましょう。

カブトムシを観察する

昆虫採集でカブトムシを捕まえたら、ぜひ観察して自由研究にまとめてみましょう。

朝昼晩と1日の中で時間を決めてカブトムシの様子を観察したり、好きなエサは何かを調べたりします。何匹か採集できた場合は、カブトムシ同士やクワガタとの相撲の様子を観察するのもおすすめです。

同じカブトムシでもオス同士はケンカしてしまうため、別の飼育容器に入れて観察しましょう。

川の石調べをする

川の石は通常上流の方が大きく、下流に移動するにしたがって水に流され小さくなるといわれています。

拾った石がどのように流されてきたのかを予測し、どのような地形に川が流れているか、上流にどのような山があるかを調べてみましょう。水辺は危険もあるため、石の採集の際には保護者が見守り、増水時には近づかないようにしましょう。

実験をする場合

身近なものを使って不思議な現象をおこす簡単な実験をして、自由研究にする方法をいくつか紹介します。

家にあるもので簡単にできる実験を集めたため、課題として提出するもの以外にも、気になるものがあったら気軽に試してみてください。

卵の殻を溶かしてみる

お酢を使って卵の殻を溶かすと、ゴムのような弾力のある卵を作ることができます。

殻ごとよく洗った卵を、洗剤で洗った口の広いガラス瓶に入れ、卵全体がつかるくらいのお酢(穀物酢)を入れたらキッチンペーパーでガラス瓶の口を覆います。冷蔵庫に2日ほど保管し、殻が溶け切ってなければ軽く混ぜたり、お酢を新しいものに入れ替えたりします。

殻が溶けて薄皮だけになると、黄身がうっすらと見えるぷよぷよの卵の完成です。なぜこのような状態になるかを調べてまとめましょう。

氷の溶ける速さを調べる

同じ大きさの氷を複数使い、違う状況での溶け方の違いを比べてみましょう。

ひとつは風のない場所に置き、もうひとつは扇風機の風が当たる場所に置きます。どちらの氷が速く溶けるか観察し、なぜそのような結果になったのかを調べてまとめましょう。

ほかにも、アルミ箔や新聞紙、布などの違う素材で包んだ氷がそれぞれどのくらいの速度で溶けていくかを実験する方法もあります。結果を予測し、観察してみましょう。

割れにくいシャボン玉を作ってみる

さまざまな材料を混ぜたシャボン液を作って、割れにくいシャボン玉を作ってみましょう。

ぬるま湯5割、洗濯のり(PVA入り)4割、台所用中性洗剤1割の比率で混ぜ、シャボン液を作ります。作ったシャボン液をいくつかに分け、ガムシロップやワセリン、溶かしたゼラチン、炭酸水、そのほかシャボン玉が割れにくくなりそうな液体を少量混ぜてみてください。

それぞれのシャボン玉を飛ばし、どのシャボン玉が割れにくいかを実験します。空中での形の変化や、表面の色の違いも記録してまとめましょう。

▼割れにくいシャボン玉を作ってみた!詳細記事はこちらから

割れにくいシャボン玉を作ってみよう

野菜で染めものをする

野菜を使って白い木綿や麻の布を染め、オリジナルのハンカチを作ってみましょう。

玉ねぎの皮や人参の葉、ナスの皮など、野菜の使わない部分を再利用するのがおすすめです。野菜の残りかすを洗濯ネットなどに入れ、煮出して染液を作ります。白い木綿のハンカチに豆乳で好きな絵や模様を描き、ドライヤーなどで乾かしましょう。

染液に乾かした布を入れたら10分ほど煮て、ミョウバンを小さじ1杯ほど入れてさらに煮ます。染まった布を水洗いし、乾かしたらできあがりです。いろんな野菜を使ってどのような色が出るか実験してみましょう。

調べ学習をする場合

動物園や博物館などに出かけたり、図書館やインターネットで正しい情報を探したりして、興味のある分野について調べてまとめてみましょう。

好きなことやものについて、さらにくわしくなれるのが調べ学習の利点です。子供が興味のあることをテーマにして、楽しく取り組みましょう。

恐竜を調べる

子供に人気のテーマ、恐竜について調べてまとめてみましょう。

好きな恐竜について徹底的に調べたり、絶滅の理由を予想して調べたりと、テーマを細かく分けて調べるとまとめやすくなります。ほかにも大きさの比較や代表的な恐竜の生息地のまとめなど、さまざまなテーマが見つかるでしょう。

調べるだけではもの足りないという場合は、紙粘土で模型を作り、皮膚の色などを予想しながら着色するなど、方法を変えてまとめるのもおすすめです。

歴史を調べる

歴史が好きな子供の場合は、特に好きな時代や歴史上の人物について深く調べてまとめるのも、楽しんで取り組めるでしょう。

小学3年生なら、好きな漫画やドラマからその時代について調べるのもよいでしょう。

また、お金の価値の移り変わりや使われていた道具、時代ごとの生活習慣などについて調べるのもおすすめです。出来事を年表にするだけでなく、ストーリー仕立てにしてイラストなどを用いると視覚的にも楽しめる内容になります。

地図記号の由来について調べる

地図に関する学習は小学3年生から始まるため、地図記号の由来について調べるのもおすすめです。

地図記号の由来を調べてまとめることで、なぜこの形なのかを明確に知ることができ、学習にも役立てられます。

地図記号には、使われなくなったものや新しく追加されているもの、外国のものもあるため、そういった点にも触れてまとめるとオリジナリティのある自由研究に仕上がるでしょう。

宇宙について調べる

人類にとって未知の部分が多く、テーマも豊富に見つかりやすいのが宇宙についての調べ学習です。

地球から星までの距離、星の始まりから終わりまでの変化など、宇宙についての疑問をインターネットや図鑑などでくわしく調べてみてください。家族や周りの人の意見を聞いて、さまざまな予測を立ててみるのもよいでしょう。

正解のない部分が多い分野のため、突き詰めて結論を出さず、資料などをもとに本人なりの考え方を中心にするとまとめやすくなります。

季節によって星座が違うことを調べる

夜空に浮かぶ星座がなぜ季節によって違うのか、調べてまとめてみましょう。

季節の星座の移り変わりは、地球が太陽の周りを公転するためです。調べることで、星や太陽が動いていないこと、地球の自転と公転によって太陽や星が動いているように感じることをくわしく知ることができるでしょう。

夏にはどの星座が南の空に見えるか、逆に冬に同じ位置に見える星座は何かを調べて、なぜそうなるのかをわかりやすくまとめてみましょう。

星の動きについて調べる

星が夜のうちにどのように動くのか、観察と調べ学習を組み合わせて自由研究に仕上げましょう。

明るい星や覚えやすい星座を決め、夜空を一定時間ごとに観察し、どのように動いていくかを記録します。小学3年生の場合、角度などを正確に測るのは難しいため、周囲の景色と比べてどの位置に動いていくかを見てみましょう。

実際に星が動いているのを観察して記録したら、なぜ動いているように見えるのかを予測してから調べてみてください。

誕生星座について調べる

占いなどでも使われる、誕生星座について調べてみるのもおすすめです。

12星座が誕生星座である理由や、星座と星占いにどのような関係があるのかなど、さまざまな角度から調べる内容を決めることができます。

12星座に関する神話などをまとめたり、なぜ占いに使われるようになったのかを調べたりして、自由研究に盛り込んでみましょう。

神話に出てくる星座について調べる

神話に出てくる人物や怪物が、どのような星座になっているのか調べてみましょう。

たとえば、夏は南の夜空に見えるのはさそり座ですが、冬は同じ場所にオリオン座が見えます。この位置関係から、オリオンはさそりに倒されたため、さそりを恐れて隠れているという神話があるのです。

神話と星座には深いつながりがあるものも多いため、くわしく調べてみると子供の星空の見方も変わってくるでしょう。

工作をする場合

家にあるものを再利用して、楽しい工作の自由研究に取り組んでみましょう。

小学3年生なら、細かい作業を要する工作にも挑戦してみるのもよいでしょう。また、工作物を作るだけでなく、仕掛けなどから原理を学べるものもおすすめです。

万華鏡を作る

ラップの芯やアルミシートなどを使って、万華鏡を作ってみましょう。

ラップの芯の中に固定できるサイズの三角形の筒の型紙を作り、筒の中にアルミシートなどの反射する素材を貼ります。ラップの芯に三角形の筒を入れて固定し、端にビーズを入れたアクリルケースを張り付け、もう一方の端を覗き穴が開いた黒い紙でふさげば完成です。

アルミシート部分は、鏡に近い反射をする素材を使うと、より本格的な万華鏡になるでしょう。

ハーバリウムを作る

ドライフラワーを専用オイルにつけて長く楽しむ、ハーバリウム作りに挑戦してみましょう。

フタつきの空き瓶の中に、好きな花材とカラーサンドやビー玉、ガラスのミニチュアなどを組み合わせて好きな世界観を作っていきます。先にどのようなイメージのものを作りたいか決めておくと、よりよいでしょう。

気泡で花が浮きやすいため、先に別の容器にオイルを入れて花をつけ、空気を抜いておくと固定しやすくなります。作業の途中でオイルを足しながら花材を入れていく方法がおすすめです。

自由研究を上手にまとめるポイント

実験や観察は楽しい自由研究も、まとめて仕上げる工程が難しいという子供も多いでしょう。小学3年生なら、低学年の頃よりもワンランク上の自由研究に仕上げたいものです。

ここからは、自由研究の方法ごとにまとめ方のポイントを解説していきます。

  • 調べ学習の場合
  • 観察の場合
  • 実験の場合
  • 工作の場合

1:調べ学習の場合

調べた内容が多すぎて、上手くまとめられないという悩みもあるのが調べ学習です。基本の項目を決めて、それに沿って画用紙などに書き込んでいきましょう。内容が多い場合は、ページ数を増やせるスケッチブックでのまとめも便利です。

以下が基本の項目ですが、タイトルを色ペンで強調したり、項目ごとに枠組みを作ったりすると見やすくなります。文章でわかりにくい部分にはイラストなども入れてみましょう。

・名前
・研究のきっかけ
・調べたいこと
・調査方法
・調査結果
・わかったことや反省点、感想
・参考にしたもの

2:観察の場合

観察は毎日行うものもあるため、模造紙1枚ではまとめにくい場合もあります。観察内容によっては、日記形式のスペースを入れたまとめ方をすることですっきりと仕上げられるでしょう。

以下が基本の項目です。写真をつける場合は、同じ角度から撮ったものを使うと変化がわかりやすくなります。

・名前
・研究のきっかけ
・調べたいこと
・予想
・観察方法や道具
・観察結果
・わかったことや反省点、感想
・参考にしたもの

3:実験の場合

実験の発表内容は、どのような実験をしたのかをわかりやすく見せるのがポイントです。大きな模造紙を使い、写真や図を使ってまとめましょう。

以下の基本項目に加え、実験結果は一覧表にすると一目で内容がわかり、きれいにまとめられます。

・名前
・研究のきっかけ
・調べたいこと
・予想
・実験方法や道具
・実験結果
・わかったことや反省点、感想
・参考にしたもの

4:工作の場合

工作は制作物だけを提出するだけでなく、制作手順や制作途中の写真などをまとめて、一緒に提出するのがおすすめです。小さなクリアファイルやスクラップブックを使い、アルバム風に制作手順をまとめてみましょう。

以下の基本項目に加えて、押し花や手すきハガキなどの制作物であれば一緒に中にとじ込んだり、表紙に使ったりするとおしゃれに仕上がります。

・名前
・制作のきっかけ
・制作するもの
・用意したもの
・制作手順
・感想や反省点
・参考にしたもの

小学3年生でできる自由研究を探してみよう

この記事では、小学3年生におすすめの自由研究を始め、テーマ探しのヒントやまとめ方を紹介しました。

子供が自由研究に夢中になって取り組めるよう、ぜひテーマ探しに役立ててください。

※実験は安全性に十分配慮して行ってください。実験結果が記事と異なる場合でも弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。