シュタイナー教育の7つの特徴とは|メリットとデメリットも解説 シュタイナー教育の7つの特徴とは|メリットとデメリットも解説 - chokomana
ホーム >

シュタイナー教育の7つの特徴とは|メリットとデメリットも解説

 

シュタイナー教育の7つの特徴とは|メリットとデメリットも解説

「シュタイナー教育ってどんなものなの?」
「シュタイナー教育のメリットやデメリットを知りたい」
このように、シュタイナー教育に興味を持っていて内容を詳しく知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、シュタイナー教育の基本理念や歴史などの基礎的な知識に加え、シュタイナー教育の特徴やメリット・デメリットについて紹介しています。

 

この記事を読むことで、シュタイナー教育がどのようなものなのか知ることができ、その知識をもとに自分の過程で実践できる教育なのか、メリット・デメリットを踏まえて検討することができるでしょう。

 

子どもの教育に関して情報を集めている方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

 

シュタイナー教育の基本理念とは

シュタイナー教育とは、思想家かつ教育者であったオーストリア出身のルドルフ・シュタイナーによって提唱された教育方法のひとつです。

 

ドイツではヴァルドルフ教育学とも呼ばれているその基本理念は、子ども一人ひとりの個性を尊重して、能力を最大限引き出すことだとされています。テストなどで成績を評価するのではなく、身体的・精神的・芸術的な面でも子どもの成長を促すことが教育理念です。

 

このような教育の面に加えて、子どもの精神的な面での人間形成や成長を促しているところがシュタイナー教育の魅力となっています。

 

シュタイナー教育はいつ頃から始まった?

個性を尊重することに重点を置いているシュタイナー教育の歴史は古いものではなく、その始まりは1919年と比較的最近です。最初に取り入れたドイツをはじめとして、今では日本を含めた世界中で浸透しています。

 

ここからは、そんなシュタイナー教育の始まりや日本に導入された時期など、簡単な歴史について紹介します。

最初はドイツで1919年に始まった

シュタイナー教育が最初に導入されたのは、1919年のドイツです。南ドイツのシュツットガルトで創設された自由ヴァルドルフ学校で、初めてシュタイナー教育が行われたと言われています。

 

当時は第一次世界大戦直後だったのですが、工場で働く労働者の子どもたちにより良い教育を提供する目的で建てられました。ちなみに、当時では珍しい男女共学校だったことや、校長を置かずに教員の自由を尊重した協和的な独自の運営スタイルが特徴的だったようです。

 

出典:シュタイナー教育とは|特定非営利活動法人 東京賢治の学校
参照:https://www.tokyokenji-steiner.jp/kyouiku/steiner-kyouiku/

 

日本では1987年にシュタイナー教育を行う学校ができた

ドイツで1919年に始まったシュタイナー教育は、その後ドイツを中心にアメリカやオランダなど、世界60か国以上のフリースクールを含んだ多くの学校で広がっています。

 

日本では、1987年に国内初のシュタイナー教育を行う学校が設立され、不登校児童の居場所となる目的がありました。これが、日本でのフリースクールの先駆けと言われています。

 

出典:シュタイナー学園の歩み|学校法人 シュタイナー学園
参照:https://www.steiner.ed.jp/history/

シュタイナー教育の7つの特徴とは

シュタイナー教育の特徴は、大きく分けて7つ挙げられます。いずれもシュタイナー教育の教育理念に基づいたものとなっていて、シュタイナー教育を行っている学校で実践されているものが多いです。

 

ここからは、そんなシュタイナー教育の7つの特徴について紹介していきます。

 

1:教育を芸術としてとらえている

シュタイナー教育とは人智学を基本と考えている教育方法であり、芸術活動は子どもが自由に自己決定できる人間になるための補助であると考えています。そのため教育を芸術としてとらえ、重点を置いているところが大きな特徴です。

 

そんなシュタイナー教育で実践されている芸術教育の代表的なものとして、フォルメンとオイリュトミーの2つが挙げられています。

フォルメン

フォルメンとは、直線や曲線などの幾何学模様を身体で表現したり、様々な色で実際に描いたりする授業です。

 

様々なフォルムを描く、または身体を動かして表現していくことで、形や空間のバランス感覚やリズム感、集中力を養うことができます。数学や美術の基礎的学習としての位置づけでもあります。

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ