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ICT教育とは?ICT教育が直面している3つの問題点とメリット・デメリット

 

ICT教育とは?ICT教育が直面している3つの問題点とメリット・デメリット

 

ICT教育とは?

IT技術を使い教育する手法を指します。例として、パソコンやタブレット端末などを授業に取り入れたり、インターネットを通じて授業の動画を配信したりと、情報通信技術を利用した取り組みが挙げられます。ICTとは「Information and Communication Technology」の頭文字です。

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エドテック(EdTech)との違いは?

ICT教育と似たような言葉として「エドテック」を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

エドテックは「EdTech」と表します。Education(教育)とTechnology(技術)を合わせた言葉です。テキストをタブレットで閲覧したり、スマホ上でドリルを解いたりといった、技術を使った教育の取り組みやサービスを指します。

ICT教育とほとんど同じ意味に感じられるでしょうが、ICT教育は「教育の手法」を指すのに対して、エドテックは「それを可能にする業界・産業」を指します。エドテックはビジネス的な意味合いが強いです。

ICT教育の7つのメリット

ICT教育は、生徒と教員双方にメリットがあります。ICTにより学校教育における選択肢が増えることで、どのような効果が期待できるのでしょうか。学習効率の向上やコスト削減など、7つの点からご紹介します。

 

1:学習効率が上がる

ICT機器を取り入れることで、効率的な授業を目指せます。例として、黒板に書いていた情報を画像や動画として共有することで、黒板に書く手間を省くなどが挙げられます。

生徒側としても、黒板の内容をノートに書き写す手間を省け、今まで書くことに必死だった生徒も授業の内容に集中できるでしょう。

従来は黒板用の定規やコンパスなどを使い、時間をかけて表を描く教員もいました。また、ノートをきれいに書くことに意識を向けてしまう生徒もいます。そのような時間が削減され、より授業時間を活用できます。

2:今まで実現できなかったことができるようになる

海外の学校とテレビ電話を繋ぎ英語でやりとりをするなど、今まで学校教育にはなかった学習が可能になります。

また、ICT教材の開発により不登校の生徒がオンラインで学習することもできるようになりました。要件を満たせば出席扱いとなるケースも存在します。事情により学校での教育に適応できない生徒でも、自宅での学習により自己肯定感を取り戻せたという事例もあります。

 

3:授業の質が向上する

ICT教育では、画像・動画・音声など、さまざまな情報を駆使して行われます。授業の選択肢が広がり、伝えたい内容に応じた手法を選択できるようになります。

また授業中に確認したい情報があれば、インターネット上にある多様な情報をその場で閲覧することも可能です。黒板や紙の情報に頼った従来の授業より、生徒の理解が深まる可能性があります。

4:生徒のモチベーションが上がる

PCやタブレットなどを使い学習に取り組むと、紙の教科書やプリント類では飽きてしまう生徒も、楽しんで授業に参加する可能性があります。

また、生徒の好むようなデザインの教材を用意したり、動画を使ってメリハリのある情報を伝えたりすることも可能です。視覚や聴覚に訴えかけることにより、生徒のモチベーションを高めます。

 

 

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