逆上がりを教えるコツとは?できない理由やトレーニング方法も紹介 逆上がりを教えるコツとは?できない理由やトレーニング方法も紹介 - chokomana
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逆上がりを教えるコツとは?できない理由やトレーニング方法も紹介

 

逆上がりを教えるコツとは?できない理由やトレーニング方法も紹介

 

逆上がりができない4つの理由

お子さんがどうして逆上がりを上手くできないのか、理由が分かるのならそこを改善していけば成功へ近づいていきます。

ここでは、逆上がりができない理由を簡単に4つにまとめてみました。運動神経や筋力不足だけではなく、やり方に問題点がある場合も少なくありません。お子さんの練習を見て、改善点を探してみましょう。

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1:鉄棒の高さが合っていない

鉄棒が低すぎれば、蹴り上げたふとももが鉄棒に当たってしまい回転ができません。さらに、逆さになったときに頭を打ち付ける危険性もあります。逆に鉄棒が高すぎると、体を鉄棒に引き寄せるのがとても大変になってしまいます。

つまり、子供にとってベストな鉄棒の高さを見極めてあげることが重要です。子供の重心は大人より高い位置にあると言われています。おへそよりは少し上、おへそと胸のちょうど間あたりの高さの鉄棒を選ぶといいでしょう。

2:必要な筋力が足りない

逆上がりを成功させるには、多少の腕の筋力と腹筋が必要です。

腰の部分が鉄棒を越えないことには逆上がりは成功しません。そのため、回転中に腕を曲げておなかを鉄棒に引き寄せる必要があります。腕の筋力が弱いと、肘が伸びきったままとなって体を持ち上げられません。

そして蹴り上げた足を上に持ち上げるためには、もちろん腕の力だけでは難しいので腹筋もある程度必要となります。さらに、腰を鉄棒より上に持っていくには背筋も鍛えるとより良いでしょう。

 

3:棒の握り方・姿勢に問題がある

鉄棒の握りが弱いと落ちてしまう可能性や、姿勢が合っていないと腕に力を入れにくくなったり、足をタイミングよく振り上げられなかったりします。

握り方には、おもに順手と逆手があります。体の小さい小学校低学年までは逆手の方が体を持ち上げやすいと言われ、腕の筋力が上がってくる中・高学年からは順手の方が腕に力を入れやすいと言われています。個人差があるので、子供本人がやりやすいと感じた握り方で行いましょう。

姿勢は、鉄棒の下で足を前後に少し開きます。この際、どちらの後ろに置くかは子供の利き足や好みに合わせて決めましょう。両手を肩幅くらいにして鉄棒を握り、肘を軽く曲げて、脇をしめ、体を鉄棒に近づけるようにしましょう。

4:恐怖心がある

逆上がりをするときの逆さまになる状態や、落ちてしまうのではという不安な気持ちや恐怖心がある場合も、できない原因です。

練習中にした怖い思い、回転時に気持ちが悪くなったこと、失敗続きで叱られたこと、周りの友だちに笑われた経験などもさらに恐怖心を強めてしまいます。恐怖心があると鉄棒そのものに拒否反応が出てしまうでしょう。

 

逆上がりの6つの手順

逆上がりを成功させるためには、動きを一つひとつ丁寧に確認することが大切です。基本の立ち位置や手足のポジションをきちんと覚えたら、その後の動きの中でおさえるべきポイントをチェックしましょう。ここからは、逆上がりの手順を6つ紹介します。

1:思い切り地面を蹴る

両足を前後に軽く開いて鉄棒の近くに立ち、肩幅くらいの間隔で鉄棒を握ります。これが逆上がりの基本姿勢です。肘を軽く曲げて手首は下に向けておきます。

次に前になっている方の足を踏み切り足にし、鉄棒の少し向こう側の地面を蹴るように踏み込みます。思い切り地面を蹴る反発力を使ったやり方で体を持ち上げましょう。

 

2:足を勢いよく真上に振り上げる

次に基本姿勢で後ろになっていた足を、頭の真上を蹴るイメージで、勢いよく振り上げます。このとき足を斜め前に蹴ってしまうと体が回転しません。足は勢いを付けるだけでなく真上に向かって振り上げるのがポイントです。

逆上がりができない子の多くが、足を斜め前に蹴るやり方になっているため確認してあげてください。真上に振り上げられるようになったら膝を曲げ、鉄棒を抱え込む姿勢に移る練習をしましょう。

 

 

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