小学生向けのおもしろ科学実験21選|参考になるおすすめ本も紹介!

目次

今こそ注目の科学実験とは

近年、子供の「理科離れ」が心配されています。そこで注目されているのが「科学実験」です。科学実験は、実験を通して科学の面白さに触れ、子供の興味や関心を引き出すことができると注目されています。

また、身近なものを使ってお家で簡単にできる科学実験も多くあり、小学校の自由研究に役立てるなど、家族で楽しんで学ぶことができます。

科学実験は、小学生の遊びに是非取り入れたいもののひとつです。

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科学実験のメリット4つ

小学生の子供に科学実験を学ばせるメリットとは何でしょうか。

ただ子供に理科を好きになってもらうだけではなく、科学実験を通じて得られる多くのメリットがあります。そのメリットを4つ紹介します。

科学実験のメリット1:集中力や忍耐力が養える

科学実験やものづくりにじっくり取り組むことで、集中力や忍耐力を身に付けます。

科学に好奇心をもった小学生の子供は、「なぜ?」「どうして?」という疑問に対して、答えを自分で見つけたいと積極的に実験に取り組むようになります。そして、じっくり観察したり、何度も実験することで、集中力や忍耐力を身に付けます。

科学実験のメリット2:課題に取り組む力が身につく

科学実験は「どうしてこうなるの?」といった疑問に対して、実験や観察を繰り返し、子供が自分で問題解決する力を身に付けることができます。

時には失敗を繰り返しながらも成功のために考え工夫し、物事をやり遂げる力を育てます。この問題解決力や思考力は、成長してからも役立つ大切な力となります。

科学実験のメリット3:実用的な知識が得られる

科学実験のメリットとして、「実用的な知識が得られる」ことがあります。

私たちの身の回りには科学的な情報や知識が溢れており、日常生活は多くの科学技術に支えられています。天気予報や機械の取扱い方法など、私たちはこういった情報をもとに考え、行動しています。

科学実験から学んだ合理的な考えや見方は知識となり、日常生活や将来にも役立つでしょう。

科学実験のメリット4:発想が豊かになる

科学実験では自分で考え工夫することを繰り返し、柔軟な発想力を身につけます。

発想力は理系だけでなく、音楽や美術など幅広く役立ちます。また、この発想力や創造性は、AIの活用が一般化するといわれている今後の時代にも必要とされる能力で、小学生のうちから伸ばしたい能力です。

小学生向けのおもしろ科学実験21選

身近なものにも「不思議」は多くあります。その「不思議」が科学の入り口です。実験を通して不思議を体験しましょう。ここでは、家庭でできる小学生向けの簡単科学実験を21個紹介します。

是非、子供と一緒に実験に挑戦してみてください。

小学生向けのおもしろ科学実験1:定番!スライム作り

小学生に人気の「スライム作り」を紹介します。

用意するものは、ホウ砂、合成洗濯のり(PVA)、ぬるま湯、水、ペットボトル、使い捨てのコップ、割り箸です。

まず、ペットボトルにホウ砂2gとぬるま湯25lmlを入れて振り混ぜます。

次に、合成洗濯のり50mlと水または色を付けた水50mlをコップに入れ割り箸でよく混ぜます。

そして、この洗濯のりにホウ砂液を少しずつ加えながら混ぜ、まとまり感がでたらしばらく放置し、手でよく揉んだら完成です。

ホウ砂は人体に入ると危険なので、目や口に入らないように注意し、スライムで遊んだ後は必ず手を洗いましょう。

▼スライムを作ってみた!詳細記事はこちらから

洗濯のりを使って簡単にスライムを作ろう

小学生向けのおもしろ科学実験2:オリジナル万華鏡作り

美しい模様の変化が楽しめる「万華鏡作り」を紹介します。

用意するものは、プラスチック製のミラー板、トレーシングペーパー、カラーセロハン、テープ、ビーズなどの飾りです。

まず、ミラー板を20×3cmの大きさに切ったものを3つ用意します。

次に、鏡になる面を内側にして3枚を三角形になるように組み合わせ、テープで止めます。

そして、トレーシングペーパーをミラーの筒にかぶせ、テープで止めます。

出来上がった万華鏡の筒の中に、細かく切ったセロハンやビーズを入れ回転させると、鏡の反射が無限に繰り返された不思議な世界が楽しめます。

小学生向けのおもしろ科学実験3:カラフルで楽しい創作クレヨン

色の混ざり方や模様の変化を楽しめる「マーブルクレヨン」の作り方を紹介します。

作り方は簡単です。好きな色のクレヨンをできるだけ細かく折って、レンジ対応のシリコン製の型に入れます。

そして、500Wで5~6分加熱しクレヨンを溶かします。

よく冷ましたら型から取って完成です。

溶けたクレヨンは大変熱くなっているので、火傷に注意しましょう。

小学生向けのおもしろ科学実験4:オリジナル入浴剤作り

水に入れるとしゅわしゅわと泡が出る入浴剤「バスボム作り」を紹介します。アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が、水によって化学反応を起こし泡が出る仕組みです。

用意するものは、重曹、クエン酸、片栗粉、はちみつ、ボウル、ラップです。

まず、計量スプーンで重曹大さじ10、クエン酸大さじ3、さらに片栗粉大さじ2とはちみつ大さじ1を入れます。

手で揉み込むように全体がまとまるまで混ぜます。この時、手袋をしましょう。

次に、ラップなどで形を作り、崩れないようにバットなどの上に乗せ、冷蔵庫で4~5時間乾燥させたら完成です。

小学生向けのおもしろ科学実験5:石膏で化石作り

小学生でも簡単にできる「石膏を使った化石作り」を紹介します。貝殻やおもちゃなど好きなものを化石レプリカにしましょう。

用意するものは、石膏の粉末、紙コップ、割り箸、スプーン、油粘土、水です。

まず、油粘土にレプリカにしたいものを押し付け、型を取ります。

石膏の粉をコップにスプーン1~2杯を入れ、水を加えながらツノが立つくらいまで混ぜます。

それを型に流し込み一晩乾かし、型からとったら完成です。

石膏は手で直接触らないように気を付けましょう。

小学生向けのおもしろ科学実験6:牛乳パックで紙作り

いつもなら捨ててしまう「牛乳パックから紙作り」する方法を紹介します。

用意するものは、牛乳パック、台所用中性洗剤、塩素漂白剤、金属製ふるい、ミキサー、アイロン、新聞紙です。

まず、鍋に水を2~3Lと中性洗剤大さじ1を入れ、そこに乾かした牛乳パックを入れ、30分~1時間ほど熱します。

次に、牛乳パックを冷まし水洗いし、表と裏についているフィルムをはがします。

中身の紙を細かくちぎりバケツ入れ、かぶるくらいの水と漂白剤を50cc入れます。

紙が柔らかくなったら水を切り、倍量の水と共に少量ずつミキサーにかけます。

そして、できたパルプをふるいで紙すきします。

水が切れたら、新聞紙などの上で水分をとり、最後にアイロンで完全に乾かしたら完成です。

小学生向けのおもしろ科学実験7:水につけても破れない紙

油を使った「水につけても破れない紙」を紹介します。紙に油を塗ることで水に入れても紙に水の分子が入り込めず、繊維の結びつきを弱めずやぶれにくい紙になることを利用した実験です。

用意するものはノートや新聞紙などの紙とサラダ油です。

まず、紙の一部に油を塗ります。

それを水に浸し、水でふやけた部分をやさしくちぎると、油を塗った部分だけきれいに残ります。

丸やハートなどの形に塗って実験してみましょう。

小学生向けのおもしろ科学実験8:ペットボトルロケット

小学生でも作れる、空気入れを使わず入浴剤で飛ばす「ペットボトルロケット」を紹介します。発泡入浴剤が水で溶けるときに発生するガスによる、空気の膨張を利用してペットボトルロケットを飛ばします。

用意するものは、炭酸飲料のペットボトル2本、割り箸、食品トレー、発泡入浴剤、ビニール袋、ビニールテープです。

まず、ペットボトル1本を横3つに切り分けておき、食品トレーで三角形の羽をつくり、ペットボトルの真ん中部分につけます。

もう一本のペットボトルを逆さにし、先ほど切り分けたペットボトルの頭と羽を取り付けた真ん中部分を上下に差し込み固定します。

次に、割り箸にビニール袋を巻き付けテープで固定し、ロケットの栓を作ります。

発射方法は、ペットボトルの下から発泡入浴剤と水を3分の1ほど入れて、割り箸で栓をしたら、地面にさして発射するのを待ちます。

発射するまで近寄ってのぞき込まないように気を付けてください。

小学生向けのおもしろ科学実験9:段ボール空気砲

TVの科学実験でもよく見る「段ボール空気砲」を紹介します。段ボールの箱を両手で叩くと、勢いよく中の空気が渦となって飛んでいきます。

用意するものは、段ボール箱、ガムテープ、カッターです。

まず、段ボールを組み立て空気が漏れないよう隅々までガムテープを貼ります。

次に、1つの面に10~15cmほどの円を書き、切り抜いて完成です。

線香などを使って箱に煙をためて空気砲を撃つと、空気の塊の動きを目で観察することができます。

小学生向けのおもしろ科学実験10:静電気で動く人形

ティッシュで作った「人形を静電気の力で動かす」実験です。異なる物質同士を摩擦すると電子が移動し、ストローはマイナスの電気を帯電します。すると、プラスに帯電しているティッシュがストローに引き寄せられるという仕組みを使います。

用意するものは、紙袋に個包装されたストロー、ティッシュペーパー、はさみです。

まず、ティッシュペーパーに人の形に切り抜いて人形を作ります。

そして、紙袋を押さえながらストローを抜いて、静電気を起こします。それを人形に近づけてみましょう。

小学生向けのおもしろ科学実験11:紙コップ変声機

紙コップとアルミホイルで「声が変わる変声機」を作りましょう。音は、物の震えがまわりの空気に伝わることで聞こえます。声がアルミホイルにあたると振動数が変わり、声が変わって聞こえる仕組みを使っています。

用意するものは、紙コップ2つ、アルミホイル、カッターです。

まず、紙コップ2つの底に丸く穴をあけます。

片方のコップの大きい方にアルミホイルをかぶせ、もう片方のコップを重ねれば完成です。

小学生向けのおもしろ科学実験12:クリップを使った磁力実験

「鉄のクリップは磁石になるのか」を試す実験です。

用意するものは、磁石と鉄のクリップです。磁石でくっつけたり、こすったりしたクリップで別のクリップがくっつくか実験します。

鉄のクリップは磁石にくっつきます。磁石にクリップをくっつけると、磁力の働きによりクリップは磁石の性質をもちます。すると、クリップ同士をくっつけることができます。

小学生向けのおもしろ科学実験13:手で持てるシャボン玉!?

ドライアイスを使って、「手で持てるシャボン玉」を作ってみましょう。ドライアイスからでる二酸化炭素は空気より重いことやシャボン玉内の湿度が高くし膜に水分補給されるため、割れにくいシャボン玉ができるといわれています。

用意するものは、シャボン玉液、ドライアイス、お湯、ペットボトル、ホースです。

まず、ペットボトルにドライアイスとお湯を入れ、気化させます。

低温火傷をしないように軍手をしましょう。次に、ペットボトルの口にホースをつなげ、その先をシャボン玉液につけます。

すると、ドライアイスからでる気体でシャボン玉が膨らみます。

小学生向けのおもしろ科学実験14:ペットボトルでプラ板遊び

小学生の女の子におすすめなのが、「ペットボトルでプラ板遊び」です。カラフルに作ってオリジナルアクセサリーにするなど、バリエーションが楽しめます。

用意するものは、炭酸飲料のペットボトルと油性ペンです。

まずは、ペットボトルの真ん中部分を切り取り、好きなサイズにカットします。ペンで色を塗ったら、アルミホイルの上に並べ、トースターで加熱します。

すると、ペットボトルが丸まっていきます。

出来たものに糸を通してネックレスにしたり、ストラップにしたりと遊べます。

加熱後はとても熱いので十分に冷ましてから作業してください。

小学生向けのおもしろ科学実験15:割れない風船のナゾ

「風船に竹串をさしても割れない」方法があることを実験します。ゴムの弾性により、場所によっては竹串をさしても穴が広がらず割れないことを体験します。

用意するものは、風船、竹串、セロハンテープです。

膨らました風船の腹やヘソに竹串をさして、割れるかどうか実験します。

また、セロハンテープを貼った部分にさしたらどうなるか試します。

割れる時は大きな音がでます。周りに人がいないことを確認して、実験をしましょう。

小学生向けのおもしろ科学実験16:ペットボトルで雲を観察

アルコールを使って「ペットボトル内に雲をつくる」実験です。ペットボトルの中で圧縮と膨張をすることで、アルコールが冷やされて細かい液体の粒になり、雲ができるのと同じ状態になります。

用意するものは、ペットボトル、消毒用アルコール、消臭スプレーです。

ペットボトルにアルコールを少量5㎜程度入れます。

そこに消臭スプレーをひと吹き入れ、ふたを閉めます。

ペットボトルを温めながら、曇りがとれるまで動かせば準備完了です。

ペットボトルを強く押して中が透明なことを確認し、一気に力を緩めます。

これを繰り返しながら観察します。

▼ペットボトルの中に雲を作ってみた!詳細記事はこちらから

ペットボトルの中に雲を作ってみよう

小学生向けのおもしろ科学実験17:松ぼっくりの観察実験

自然の中にある化学を学ぶ「松ぼっくりの観察実験」を紹介します。

公園で拾ってきた松ぼっくりを水の中に入れてみましょう。

松ぼっくりは水に濡れるとかさを閉じます。

そして、2~3日乾燥させるとまたかさが開いて元に戻ります。

だんだん開く様子や大きさで開き方に違いがあるかなど、観察しましょう。

松ぼっくりは中にある種を守るため、水に濡れるとかさを閉じます。

松かさの鱗である鱗片が湿気により伸縮をするため、かさが開いたり閉じたりするのです。

小学生向けのおもしろ科学実験18:氷の花の観察

過冷却を利用して「氷の花」を咲かせましょう。通常0度以下になると水は凍りますが、静かに冷やすと凍らないことがあり、この状態を過冷却といいます。ここに凍るきっかけを与えると一気に凍り始めます。

用意するものは、氷、塩、水、アルミカップです。

まず、容器に砕いた氷と塩を混ぜ入れ、冷たい氷をつくります。

次に、いくつかのアルミカップに水を少量入れ、カップのまわりに均一に氷が当たるように置きます。

5~10分ほど経ち1つのカップが凍ったら、残りのカップに氷のかけらを落として、凍る様子を観察します。

小学生向けのおもしろ科学実験19:塩で野菜の密度調べ

「塩と水で野菜の密度を測る」実験です。

用意するものは、野菜、水、塩、深めの容器です。

まず、容器に水を入れ、密度を調べたい野菜を沈めます。

そして、計量カップで水をすくい、大さじ1の塩を溶かして戻します。

この作業を繰り返し、野菜が浮いてきたら取り出します。

浮いた時の塩水の密度が野菜の密度に近い値です。

密度は「塩水100mLの重さ÷100」で求めます。密度が低いものから早く浮いてきます。

小学生向けのおもしろ科学実験20:振り回すだけで作るアイス

小学生でも簡単に楽しみながらできる、「振り回すだけで作れるアイス」を紹介します。

用意するものは、密封袋大小1枚ずつ、牛乳、砂糖、バニラエッセンス、塩、氷です。

まず、牛乳100mlに対し砂糖大さじ1とバニラエッセンスを密封袋に入れ、空気を抜き封をします。

次に、大きい密封袋に塩1:氷5の割合で入れます。

そして、材料の入った袋を氷の袋の中に入れ、タオルで包み、遠心力を利用して固まるまで30秒ほど振り回します。

氷は溶けるときに周囲の熱を奪うので、振り回すことで材料が氷に密着しやすく、より冷えることで簡単にアイスができます。

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アイスクリームを作ろう!おいしさの秘密と原理を調べよう

小学生向けのおもしろ科学実験21:黄身のないゆで卵

普通、ゆで卵というと白身の中に黄身があるものですが、遠心力を使うと「白身と黄身に分かれない不思議なゆで卵」が作れます。高速回転させることで卵の中の卵黄膜が破れ、白身と混ざることでこの卵ができます。

用意するものは、生卵、ストッキング、セロハンテープです。

作り方は、まず卵が割れないようにテープを十字に貼ります。

そして、ストッキングに卵を入れ、両端を輪ゴムなどでとめます。

ストッキングをぐるぐるにねじったら、両端を引っ張って卵を高速回転させます。

これを繰り返し、卵の中を混ぜ合わせます。その後、茹でたら完成です。

小学生の科学実験にまつわる講座も!

お家で科学実験をするだけでなく、小学生向けの科学教室を利用する方法もあります。科学教室ではテキストや科学キットなどを使い、友達や先生とコミュニケーションをとりながら楽しく科学を学ぶことができます。

まず身近にある不思議を科学的に感じてもらうことから始める教室や、ものづくりを通して多面的な思考力や問題解決を養うことを目的とした教室など、さまざまなものがあります。

小学生の科学実験におすすめの本5選

たくさんの科学実験がネット上でも紹介されていますが、もっといろいろな実験をしたいという方には、科学実験の本もおすすめです。

科学実験の本は写真が多く、見ているだけでも子供の好奇心を高め、さらに解説がついているのでより理解が深まります。実験の方法など分かりやすく書かれているものが多く、夏休みの自由研究にも役立ちます。

たくさんの実験の中から、子供と一緒にやりたい実験を見つけて、実際にやってみてはいかがでしょうか。小学生におすすめの科学実験の本を紹介します。

科学実験におすすめの本1:科学遊び大図鑑

最初におすすめするのは、主婦の友社から出版されている、かざまりんぺい著の「科学遊び大図鑑」です。

楽しく遊んだり、実験や工作をしながら、科学強くなる本です。必要な材料はコンビニや100円均一ショップ、ホームセンターなどで揃えられるものばかりで、イラストと分かりやすい文章で丁寧に説明されています。

ジャンボ・シャボン玉や手作り天体望遠鏡、エジソン型蓄音機など自由研究や遊びに役立つアイディアを多数掲載しています。

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科学実験におすすめの本2:東京理科大生による 小学生のおもしろ理科実験

次におすすめする本は、メイツ出版の「東京理科大生による 小学生のおもしろ理科実験」です。

こちらは東京理科大学理学部第一部物理学科教授の川村 康文監修の本で、身の回りの物を使ってできる実験を35種類紹介しています。また、動画サイトYouTube上で実験の実演動画をみることができるので、小学生でも分かりやすい内容になっています。

科学実験におすすめの本3:科学の実験大図鑑

次におすすめする本は、新星出版のロバート・ウィンストン著の「科学の実験大図鑑」です。

米村でんじろう先生も推薦する世界12カ国で翻訳された科学図鑑です。ねばねばとした手触りの「スライム」や、ペットボトルと風船でつくる「肺の模型」、小麦粉を使った「噴火する火山」など、楽しい28種の実験を掲載しています。

実験は3段階の難易度に分かれ、写真付きの手順で分かりやすく説明されています。

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科学実験におすすめの本4:親子でできる たのしい科学実験

次におすすめする本は、日経ナショナルジオグラフィック社のカレン・ロマノ・ヤング著、滝川洋二監修の「親子でできる たのしい科学実験」です。

小学生~中学生まで家で手軽にできる、一味違った内容の実験を58種紹介しています。掲載実験は、所要時間約5分のものから1週間のものまであり、日々の学習から自由研究まで幅広いニーズに対応しています。子供が考えながら挑戦し、科学力と思考力を育める本です。

科学実験におすすめの本5:だいすきスイーツで自由研究

最後におすすめする本は、主婦と生活社から出版されている盛口満監修の「だいすきスイーツで自由研究」です。

キッチンが実験室になる、「ふくらむふしぎ」「固まるふしぎ」「色が変わるふしぎ」の3つのテーマでおいしいスイーツを作りながら科学を学ぶ、自由研究にぴったりな内容の本です。自由研究をまとめるコツも書かれています。

お菓子が好きな小学生の子供におすすめの科学実験本です。

小学生向け科学実験で理科の力を育てよう!

小学生向けのおもしろい科学実験とおすすめの本を紹介しました。

机に向かっての勉強だけでなく、実験を通して科学の楽しさ触れながら体験的に学ぶことで、興味関心や積極的に学ぶ姿勢、さらには論理的に考える力が身につくなど、科学実験にはメリットが多くあります。

是非、おうち時間には子供と一緒に科学実験に挑戦してみてください。科学実験で、子供の理科の力を育てましょう。

※実験は安全性に十分配慮して行ってください。実験結果が記事と異なる場合でも弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

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