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名前で使われる「凜」の意味と使い方!似ている「凛」との違いはある?

 

名前で使われる「凜」の意味と使い方!似ている「凛」との違いはある?

 

現在では、後から作られた「凛」の字の方が世の中には浸透しています。そのため、間違われにくいのは「凛」の字でしょう。

 

しかし、「凜」の字は正字であり、漢字としてはこちらの字が正しいという考えもあります。また、「凜」の「稟」部分には天からの授かりものという意味もあります。どちらの文字もメリットがあるので、子供にとってどちらの方が良いのか考えて選ぶと良いでしょう。

 

3:「凜」の漢字が持つデメリットを考慮して選ぶ

しかし、「凜」の字にはデメリットも存在します。「凜」は、旧字のため現在ではあまり使われていない漢字の1つです。また、パソコンなどの漢字変換ソフトでは新字の「凛」が先にでてきます。

 

そのため、銀行など公共の手続きの際に、間違えて新字である「凛」で登録されてしまう可能性もあります。

 

名前は一生ものです。旧字の「凜」を使う際はこのようなデメリットがあることを頭に入れ、どちらを選ぶかを考えると良いでしょう。

「凛」を子供の名前にしてはいけないというのは本当?

「凛」を子供の名前にしてはいけないというと言われているのには、「凛」という漢字の意味に原因があるとされています。「凛」という漢字には、「氷」と「厳しい」という意味があります。氷のように冷たい子供に育ってしまうかもしれない、厳しいという意味が「凛」にはあるから子供にはふさわしくないと考えられているようです。

 

しかし、「氷」であれば氷のように純粋な心を持ってほしい、「厳しい」であれば自分に厳しい人に育ってほしいといった願いを込めることができるでしょう。ポジティブに捉えれば素敵な願いを込めることができます。特に気にすることはないでしょう。

 

名前以外で「凜」が使われる言葉

子供の名前を考える際、その漢字が名前以外でどのように使われているか知っておくと良いでしょう。「凜」という漢字は、凜とした、凜々しいという言葉で使われます。

 

また熟語では、威風凜々という言葉があります。威風凜々とは、威厳に満ちた凜々しい様子を表した熟語です。心が引き締まる様子を意味する「凜」という漢字を名前に使うことで、多少のことには動じない意思が強いイメージを名前に持たせることができます。

「凜」を名前に使用するときの意味や使い方を理解しよう

子供の名前に「凜」という漢字を使う際は、その意味をよく知り子供への願いをこめて使用し、また「凜」と「凛」どちらの漢字を使うかは、そのメリットやデメリットを踏まえ検討すると良いでしょう。

 

どちらを選んでも親が一生懸命考え決めた名前ならば、この漢字が持つ意味がお子さんに伝わるでしょう。

 

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