赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで続くの？原因や対策法も紹介

「うちの子、他の子と比べて人見知りが激しくて心配……」
「以前は人なつこい子だったのに、急に人見知りするようになってしまった」
「病院の看護師さんや先生も怖がるので、連れて行くのも大変！」

子育てをしていて多くの人が経験する赤ちゃんの人見知りとは、知らない人が近くにいると泣き出してしまったり、保護者から離れられなかったりするなどの行動をさします。赤ちゃんの人見知りに関して、さまざまな疑問や悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。

この記事では人見知りをする赤ちゃんの特徴や月齢別の原因、対策などをまとめました。人見知りのひどい赤ちゃんでも、簡単にできる人見知り対策や月齢に合わせた対応を心掛ければ、きっと赤ちゃんの笑顔を引き出す事ができるでしょう。

赤ちゃんの人見知りに対して、どうすればよいか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで続くの？

赤ちゃんの人見知りは、いつから始まりいつ治るのでしょうか。おおむね6ヶ月前後から12ヶ月前後までといわれていますが、人見知りの始まる時期や終わる時期は、赤ちゃんの発達や特徴によって異なります。

赤ちゃんは1人1人成長速度や性格が違いますが、ある程度似通った発達段階での特徴があるといわれています。人見知りも成長過程で見られる特徴の1つです。

赤ちゃんの人見知りは、周囲の人間への興味や関心が出てきている証ですので、人見知りがひどかったり1歳を超えていつまでも続いたりする場合も、成長過程での大切なステップと捉えましょう。

人見知りをする赤ちゃんの特徴

どのような性質を持つ赤ちゃんが人見知りをするのでしょうか。研究によると、人見知りをする赤ちゃんは好奇心が強く怖がりという性質を持つケースが多いといわれています。

保護者の背中に隠れながらも視線は相手から離さないといった行動は、人見知りする赤ちゃんに多く見られる現象です。赤ちゃんは相手に近づきたいという好奇心と恐怖心の間で葛藤し、その結果が人見知りとしてあらわれるといわれています。

出典：赤ちゃんの「人見知り」行動｜京都大学
参照：https://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130606_1.htm

月齢別による赤ちゃんが人見知りをする原因

赤ちゃんの人見知りの原因は月齢によって少しずつ変化していきます。ここからは、月齢別による赤ちゃんが人見知りをする原因を解説していきましょう。

いつから始まるかわからないのが赤ちゃんの人見知りです。お子さんの月齢に合わせて、原因を探る参考にしてみてください。

1：生後2ヶ月から3ヶ月

生後2ヶ月から3ヶ月の間は、保護者から離れる事で泣き出してしまうケースが多いでしょう。これは人見知りのように見えますが、正確には違います。

研究によると、赤ちゃんは生まれてすぐ母親を認識している事から、母親と他人の区別がつくようになり、人見知りが始まるというわけではないといわれています。

生まれてすぐの赤ちゃんには快と不快の感情しかないため、知らない人を怖がっているのではなく、信頼している保護者から引き離された事で生じる不安や不快感から泣き出してしまうと考えられているのです。

2：生後4ヶ月から9ヶ月

生後4ヶ月から9ヶ月の間に多くの赤ちゃんが人見知りを始めます。ただし、個人差があるためこの時期に全く人見知りしない赤ちゃんも珍しくありません。

生後4ヶ月あたりから、赤ちゃんは相手を見た目で判別し、記憶できるように脳が成長していきます。同時に周囲の人や物に対する好奇心も活発になり、知らない人には恐怖心を覚えるため、この時期に人見知りが始まるといわれているのです。

人見知りは保護者や一緒に過ごす事の多い大人との愛着関係が育まれている証拠ともいえるでしょう。

3：生後12ヶ月前後

4ヶ月頃から始まる赤ちゃんの人見知りは、12ヶ月前後まで続くといわれています。また、成長した赤ちゃんは外出して知らない人と出会う機会も増えるため、12ヶ月前後から人見知りが始まる子もいるでしょう。

早ければ保育園や幼稚園への登園も始まり、赤ちゃんの世界が大きく広がりだすのもこの時期です。人見知りがなかなか治らなくても、焦らず赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。

赤ちゃんが人見知りをするときの5つの対策法