赤ちゃんのお食い初めとは？儀式の順番や必要なものも詳しく紹介

「お食い初めって何のためにするのだろう？」
「お食い初めをする時は、誰を呼んだらいいの？何を用意すればいいの？」
「色々準備することが多くて大変そうだし、順番も良くわからない」
赤ちゃんが産まれて100日過ぎた頃に行う「お食い初め」ですが、やり方や順番などに作法があり、難しそうだと感じている方も多いでしょう。

この記事では、お食い初めの由来やいつ頃行うのか、お食い初めを行う際に必要なものや料理の献立、赤ちゃんの衣装、儀式の順番などについて詳しく紹介します。

難しそうに感じるお食い初めですが、赤ちゃんの健康をお祝いする一生に一度の行事です。この記事を読んで、家族みんなでお祝いしてあげましょう。

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

赤ちゃんのお食い初めとは？

お食い初めは、百日祝いとも呼ばれ、赤ちゃんが産まれて100日～120日頃に行う伝統的な行事です。

昔は、栄養面や衛生面から赤ちゃんが健康に育つことが難しかったため、節目節目に子どもの健康や成長を願う儀式が行われて来ました。お食い初めは、赤ちゃんが無事100日を迎えたことを祝い、これからの無事な成長を願うために行われる儀式です。

お食い初めでは、お祝いの料理を用意し赤ちゃんに食べる真似をさせ、歯固めの儀式を行います。

お食い初めの儀式の3つの基本

お食い初めは、自宅で気軽に行う家庭もあれば、伝統的なやり方や順番に従って行う家庭もあります。

次に、お食い初めの儀式の基本について3つ紹介します。基本的に生後100日前後に行うこと、自宅や料亭で行う際も各家庭に合わせて行って良いこと、誰とお祝いするかも特に拘る必要がないこと、の3点です。

1：基本的に生後100日前後に行う

お食い初めは、基本的に赤ちゃんが産まれて100日前後に行うと言われています。生後100日過ぎた頃から赤ちゃんは乳歯が生え始めるため、歯が生える程大きく成長したことへの感謝と喜びを祝います。地域によっては110日や120日にお祝いする所もあります。

ただし、必ずその期間にお祝いしなければいけない訳ではありません。家族の都合や赤ちゃんの体調などを考えてお祝いする日を選びましょう。暦を大切にしたい場合は、大安や友引の日を選ぶと良いでしょう。

2：自宅や料亭でするときも各家庭に合わせて行う

昔はお食い初めを自宅で行うことが多かったですが、近年では料亭やホテル・レストランなどを利用する人も多くなりました。また、自宅で行う場合でもお食い初めセットなどを利用すれば、必要なものを簡単にそろえることができます。

お食い初めを行う場所に決まりはないので、各家庭の都合に合わせて行いましょう。

3：誰とお祝いをするかも形式に拘らない

昔は祖父母も一緒に、大家族で同じ家に住んでいたので、両親と祖父母でお食い初めを行うことが多く、場合によっては親戚や近所の方を呼んでお祝いすることもありました。

しかし現在では、核家族が増えたこともあり、祖父母だけを呼んでお祝いするケースや、両親だけでお祝いするケースも増えています。形式に拘らず、自分たちが行いやすい方法でお祝いしましょう。

自宅で行うお食い初めで必要なもの5つ

お食い初めを行うためには、赤ちゃんの衣装、末広がりの祝い箸、お祝い用の食器などが必要です。自宅でお祝いする場合にはこれらをすべて準備する必要があります。

次に、この5つについて詳しく説明します。

1：赤ちゃんの衣装