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二十四節気「処暑」とは?その由来や時節を感じられる風物詩をご紹介

 

二十四節気「処暑」とは?その由来や時節を感じられる風物詩をご紹介

8月の2つ目の二十四節気「処暑(しょしょ)」。

2023年の処暑は8月23日(8月23日〜9月7日)です。

では、「処暑」とはどのような季節なのか、詳しくご紹介します。

 

「処暑」とは?

処暑とは、夏の暑さが終わる頃をさします。
「処」という字には「落ち着かせる」という意味があり、厳しい暑さが峠を越えだんだんと落ち着いてくる季節になります。
日中はまだまだ暑さも続きますが、朝晩は涼しい風が吹き始めます。

 

「処暑」に聞こえる虫たちの音楽会

処暑の季節には、秋をお知らせする虫たちの声が聞こえてきます。
皆さんは秋の虫の声というと何を想像しますか?
多くの方が“リーンリーン”と鳴く鈴虫を思い浮かべるのではないでしょうか。

実は、鈴虫以外にも“チンチロリン”と鳴くマツムシや、“ギィーーッ”と鳴くキリギリス等、音を奏でる虫たちは多くいます。
日本では、奈良・平安時代から虫の鳴き声を楽しむ風習があったといわれており、秋の鳴く虫について詠んだ歌も多くあります。
虫の鳴き声を聞き取ったり、そこに風情を感じるのは日本人だけ、という説もあります。
秋の虫たちが奏でる音楽会は、四季のある日本ならではの楽しみなのかもしれませんね。

処暑の時期に美味しい食べ物

「梨」

「梨」といえば、秋の味覚として認識されていることが多いですが、種類によっては7月から出回り8月に旬を迎えるものも多くあります。
みずみずしくシャリシャリとした食感は、他の果物にはなく梨ならではの楽しみですよね。
梨には多くのカリウムが含まれています。カリウムは利尿作用もあり、体内の塩分を排出するのでむくみ予防が期待できます。
その他にも、梨に豊富に含まれるアスパラギン酸には疲労回復効果があり、夏に溜まった疲れを癒すのに最適です。

「すだち」

主役として目立つことは少ないですが、揚げ物や焼き魚の添え物として、とても重要な役
割を果たしてくれる「すだち」。酸味の効いたさっぱりとした味わいは、いいアクセントになりますね。そんなすだちは日本の徳島県原産で、8月から9月に旬を迎えます。
カリウム・ビタミンCの量は、レモンやゆずなどの柑橘類に比べて多く、栄養豊富です。
また、酸味成分であるクエン酸もレモンの約1.5倍含まれています。クエン酸は、疲労回復効果が期待でき、その酸っぱさで唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果もあります。
9月を迎えてさんまが美味しくなる季節、ぜひすだちを添えてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

今回は、処暑についてご紹介しました。
日中は夏の暑さがまだまだ残り、夕方は少し涼しく、激しい夕立が降ることもあります。
そんな中でも、虫の声を楽しめる心の余裕を持ちたいですね。
そして、旬の食材を取り入れながら夏バテしない元気な体を作りましょう!

 

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